TABIPPO.NETでは、あたらしい旅で自分と世界の豊かさをつくる、次世代の旅人が育つ学校「POOLO」を特集中です。今までの記事は、この記事の最後に記載していますので、ぜひご覧ください。

さて、今回はPOOLO卒業生インタビュー第4弾。「POOLOに入るとどんなことが経験できるの?」「卒業後には、どのような変化があるの?」といった疑問を解決すべく、POOLOの卒業生にご自身の経験を聞いていきます!


個性豊かな卒業生のリアルトーク盛り沢山!読者の皆さんがもしPOOLOを卒業したら……?と、ぜひご自身の姿を想像してもらえればと思います。

第4回は、 POOLO3期の卒業生・りかこさんにインタビューを実施しました。

佐賀県に住み、公務員として学校の事務に従事するりかこさんは、POOLOに入学したことで「人生のモヤモヤが解消された」と言います。ご自身の違和感が解消されたきっかけや、コミュニティでできた仲間への想いをお聞きしてみました!

自由な働き方があることを知ったからこそ、自分の働き方に迷いを感じた

本日はよろしくお願いします!早速ですが、りかこさんがPOOLOに入ったきっかけはなんだったのでしょうか?

編集部

りかこさん

私は「タビイク」というバックパッカー初心者向けの旅企画に参加していたのですが、そこで出会った友達2人がPOOLOの1期と2期にそれぞれ参加していたんです。その友達から「りかこに合うと思うよ!」と言ってもらい、興味を持ちました。ちなみに、タビイクを知ったのはTABIPPOの学生支部が運営しているイベント・BackPackFESTAの交流会に参加したことがきっかけなんですよ

ご友人の方からの紹介だったのですね!当時、りかこさんの中でキャリアに対する悩みやコミュニティに参加したい!といった想いはあったのでしょうか?

編集部

りかこさん

キャリアに対する悩みはたしかにありました!タビイクに参加した後に私は地元で働く公務員の道を選んだのですが、働いているうちに「他の働き方もあるのではないか」と悩むようになったんです。旅やタビイクの仲間から様々な面で「自由な働き方」ができることを学んでいたからこそ、「もっと他の選択肢を見てみたい」「人生の幅を広げたい」と思うようになったのかもしれません


「タビイク」参加中のりかこさん

りかこさん

POOLOはそんな私にとって解決の糸口になるのではないか?と思いましたし、同世代の旅仲間や新たな出会いを作る場としてもピッタリだと思い、参加を決意しました。そのため私がPOOLOに参加した目的は、①人生に対するモヤっと感を解消するため ②人との繫がりを作るため の二つに分類されますね

講義による多様な生き方のインプットと信頼できる仲間との対話を通して、人生へのモヤモヤを探る

POOLOのプログラムのなかでは、どのようにモヤモヤを言語化していったのでしょうか?

編集部

りかこさん

まずは抱えているモヤモヤの正体を探って自分自身の解像度を上げたい!と思い、講義を通じて様々な生き方をインプットしたり、仲間と対話や交流をしたりしました!これからどうしたいの?や、今の現状で満足しているの?みたいな会話を身近な人とできる機会ってなかなかないと思うのですが、POOLOの仲間の前ではキャリアや人生の話をフラットに楽しく話せたんです


オンラインミーティング中の様子

りかこさん

メンバーは感情的に否定しない人が多いですし、それぞれがキャリアに対して悩んでいるので、やりたいことを素直に応援してくれるなと思います。意見が欲しい時には自分の芯を持った上で寄り添ったアドバイスをしてくれるので、自分の考えを隠したり卑下したりする必要がないと思えるんです。こういった心理的安全性の高さが、対話を重ねてモヤモヤを、さらには自分自身を明確化する助けになったと考えています

たしかに、対話をするためには相手との関係性がとても大事ですよね

編集部

りかこさん

POOLOの人たちは、幸せの限界値を決めていないなと思います。だからこそ感情的に否定しなかったり、お互いのことを理解した上で、本当に寄り添った上部だけではないアドバイスをしようとしてくれるのではないでしょうか。

モヤモヤを探ることを通じて、私がPOOLOに入る目的とした掲げていた「人との繫がりを作るため」についても、これ以上ない大切な存在ができたと考えています

仲間とはじめての経験を積み重ねることで、自分への理解度が上がった

POOLOではグループワークをする機会も多いと思うのですが、そのときにも心理的安全性はカギになったのではないでしょうか?

編集部

りかこさん

そうですね!グループワークでも意見をとにかく口に出してより良いものを作ろうと思えたのは、仲間の人柄のおかげだと思います。私は活動期間中にグループ以外の人ともワークショップを企画したのですが、そのイベントは私の自己肯定感をあげるきっかけとなりました。

企画作業やファシリテーションなど初めて経験することばかりだったので、無事に終了した際の達成感がとても大きかったんです。そういった経験ができたのも、経験がないのに「やりたい!」と言えたり、まわりにすぐに助けを求められたりするPOOLOの環境のおかげだと思います

まわりと協力しながら成功体験を積むことで、自己肯定感も上がったのですね!ちなみに、勉強以外のコミュニティ面についてはいかがでしたか?

編集部

りかこさん

佐賀県に住んでいるとはいえ、かなりオフラインの遊びや交流を楽しんだと思います!参加を決めた当時から「この9ヶ月間は最大限にPOOLOを楽しもう」と思っていたので、休日に開催されるものはほとんど全て参加し、時間も体力もつぎ込んでいました

りかこさん

イベントで特に印象に残っているのは、運動会です。TwitterとチームのSlackに仲間の一人が「運動会とかやりたいよね」と呟いたことをきっかけに、企画から運営まで4〜5ヶ月ほどをかけて実行しました。本番もとても楽しかったのですが、私は運営経験を通じて「人のやりたいことを実行するサポート」の楽しさに気づき、そんな仕事がしたいなと思うようになったんです。

また、運営を通じて、自分が特に活躍できるポジションとはバックオフィス関連のタスクと足りない部分の穴埋めであることにも気づきました。ただ楽しいだけでなく、自分の解像度を上げることにも繋がったのは、とても嬉しい経験です

一年前に戻ったとしても「POOLOに入らない」という選択はしたくない

「人生へのモヤモヤを探る」というお話もありましたが、りかこさんの中でそれはどのようなものか言語化することはできましたか?

編集部

りかこさん

自分のモヤモヤの原因は「自分軸を持っていないから」ということに気づくことができましたね。今まで、私はなんとなく周りに流されて物事を決めてきてしまったことで、自分にとって大切なものとは何か?やりたいことは?といった根本的なものまでよく分からない状態になっていたのだと思います。

講義やワークショップを通じて自分に向き合ってきた今、私が考える豊かさとは「自分軸を持つこと」です

モヤモヤの原因を探ることが、そのままPOOLO自体のテーマである「自分の豊かさを定義する」にも反映されたんですね!自分軸を持つことによって、すでに起きている変化はありますか?

編集部

りかこさん

自分軸を持って行動してきた結果、今の自己肯定感はPOOLOに入る前と比べて格段に上がったと感じています。入学する前は「やりたいことも分からないし、実際やりたいと思ってもできないことが多いだろうな」と思っていたことが、今はやりたいことの方針が決まってきた上で「やりたいと思えばなんでもできる!」と思えるようになったんです。

また、POOLOを通じて今の仕事が「改めて好きだ」と気づくこともできました。自分軸を持って仕事を見つめ直してみると、今の仕事はバックオフィスという自分の得意を活かせる仕事でもありますし、大好きな子供と関われる仕事でもあります


開催したオンラインイベントの様子

プログラムを通じてキャリアが変わる方は多い印象でしたが、POOLOでの学びが改めて「自分の仕事を好きになる」きっかけとなるケースもあるんですね!

編集部

りかこさん

やはり「いろんな地域を見て、他の選択肢を見たい」という思いは入る前から変わっていないので、近いうちに公務員からの転職を考えてはいるのですが、この仕事がどこでも働ける仕事なのであれば、ずっと続けていきたいと思えるほどです!

そして何よりも言いたいのは、こういった学びを得たのはPOOLOを通じて別れを惜しんで泣けるくらい大切な仲間と出会えたからこそだということです。メンバーとは今も交流をしていて、直接会いに行ったり、引き続きやりたいことを探すためのワークのようなものに一緒に取り組んだりしています。POOLOに惜しみなく投資した9ヶ月間は、宝物のような時間です!もし一年前に戻ったとしても「POOLOに入らない」という選択はしたくないと心から思います

 

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この特集では、POOLOの具体的な活動内容をお届けしています。卒業生へのインタビュー以外にも、タームごとの活動内容を紹介する記事や、講師の方と生徒の対談企画も進行中です。次回の投稿もお楽しみに!

▼POOLOの基本的な概要をタームごとに解説した記事はこちら!
https://tabippo.net/feature-poolo-2/

▼前回のPOOLO卒業生インタビュー記事
https://tabippo.net/feature-poolo-8/

旅で得た経験にはかけがえのない価値があり、世界と社会への協力や貢献のきっかけになる。POOLOは、その経験を社会に還元するために必要な知識やマインドを得られ、そして同じ想いを持ったかけがえのない仲間と出会える学校です。

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ライター

埼玉県生まれ。あまいものと音楽を愛でるヲタク気質な19歳。高校を卒業し、自分の「好き」と向き合うためにギャップイヤーを謳歌中。一日をちょっとだけ豊かにするアイデアブログ「PEACHY mode」の管理人。夢は 「自由でご機嫌な人生を送ること」。来年からはマレーシア国内の大学に留学予定。

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