ライター
阿部サキソフォン TABIPPO編集部 / ライター

高橋歩さんの「BELIEVE YOUR トリハダ」という言葉に影響を受け、自身も人の心を動かせる仕事をしたいと決心。サックスとジャズへの愛が止められず、メンフィスとニューオーリンズを訪れたことから旅に目覚める。好きなものはお酒といちご。

2020年3月20日、国際連合による世界幸福度調査によりフィンランドが最も幸福度の高い国として選ばれました。フィンランドが幸福度ランキングで1位になるのは、なんと3年連続の快挙です。ちなみに日本は62位と、かなり低いランクになっています。

フィンランドはなぜ幸福度が高いのか、フィンランド人はどんなときに幸せを感じているのか。実際に現地に行ってみると、確かにみんなが幸せそうで穏やかな空気が流れています。この国のどんなところに幸せの秘密が隠されているんだろう。

そう思ってフィンランドを旅してみると、意外と幸せになる方法は簡単で、誰でも真似できることがわかりました。今回は、その4つの方法をご紹介したいと思います。

①サウナに入って心身ともに満たされる


photo by Abe saxophone
フィンランドといえば、サウナをイメージする人も多いのではないでしょうか。この国では550万の人口に対し、約330万ものサウナがあるといわれています。

自宅にサウナを持つ人もいれば、夏の別荘地に持つ人も。公共のサウナは一時減少していましたが、最近ではまた増えてきているそうです。

日本でも最近サウナが人気を集めていますが、フィンランドのサウナの歴史は古く、約2000年前から続いているのだそう。

血行の改善やデトックス、病気の抵抗力が上がるなどさまざまな効果があり、若者から80代の方まで一緒にサウナを楽しんでいます。

photo by Abe saxophone
サウナ好きの方は「ロウリュウ」をご存知の方も多いはず。ロウリュウとは、熱く熱したサウナストーブの石の上に水をかけ、蒸気を発生させるもの。

最初は息を吸い込むのも辛いほど熱気がブワッときますが、慣れると身体が温まるのを感じて心地よくなってきます。

photo by Abe saxophone
そして十分温まったあとは湖の中へ!感覚が麻痺したように感じたあと、不思議と身体の芯からじんわりを熱を感じます。何分も浸かるのは大変なので、数秒水に入るだけでもOK。

この瞬間はほかの雑念をすべて忘れることができ、心からリフレッシュできました。

またフィンランドではアイススイミングもリバイバルしているそうで、エンドルフィンやセロトニンといった”幸せホルモン”が分泌されるそう。

家で冷たいシャワーを浴びるだけでも一部の効果を得られるそうなので、家にいるときにチャレンジしてもいいかも(冷たいシャワーを浴びたあとは、温かいシャワーを浴びましょう)。

②自然の中で過ごす

photo by Abe saxophone

スタンフォード大学などの研究によると、自然の中で過ごす時間が短い都会の人ほど、うつの症状が出やすいという結果が出ているとのこと。高いビルに囲まれコンクリートの道を歩くよりも、木々の中に身をおいて土を踏む生活の方が、健康的なイメージですよね。

フィンランドの首都、ヘルシンキでも都心部の近くに自然があふれており、休みの日にはハイキングに出かけたりトレッキングをする人が多いそうです。森の中で、マインドフルネスのエクササイズをするのもおすすめ。

目を閉じて周りの音に耳をすませてみたり、風を感じてみたり。ゆっくりと腕を伸ばしたりして、身体を緊張をほぐしていきましょう。
photo by Abe saxophone

これとサウナに共通する点は、外から入ってくる情報をシャットダウンすること。わたしたちは自ら知ろうとしていなくても、自動的にたくさんの情報に触れています。中には知らなくてもいいことや知りたくないことが入ってくることも。

そうした情報過多のシチュエーションから距離をおき、強制的に遮断することがリフレッシュにもつながります。

③ワイルドフードを食べる

photo by Abe saxophone
ワイルドフードとは、自然の中で育った食物。フィンランドの料理と聞いてトナカイ肉などのジビエを想像されるかもしれませんが、それ以外にも野生のベリーやハーブなどもワイルドフードに含まれます。

それらを日々の料理に使い、地元の食材を食すことはサステイナブルな取り組みでもありますね。
photo by Abe saxophone

最近は日本でも、食品添加物や加工食品への関心が高まってきています。当たり前のように食べている加工品は本当に安全なのか、身体に悪影響をもたらすものは含まれていないのかなど、一人ひとりが意識して選択することが重要です。

諸外国を見ても、なるべく自然由来のものを取り入れようとワイルドフードを食べたり、オーガニック食品を選ぶ人が多くなってきました。

人工的に作られたものよりも、自然のものを取り入れた方が、身体が喜ぶと考えられています。

④クリエイティブなことをする

photo by Abe saxophone

フィンランドには、伝統的な織物リュイユ(Ryijy)が受け継がれています(スカンジナビアの言葉では「ラヤ」というそう)。

海賊がいた時代からブランケットとして使われており、フィンランド最初のリュイユはハメーンリンナ地方のハメ城で発見されてたそうです。

photo by Abe saxophone
わたしもリュイユ作りを体験してみたところ、簡単そうに見えて意外と難しくて苦戦……。先生に手取足取り教えてもらいながら少しずつ進めていき、途中で間違えていることに気づき、また直してのくりかえし。

やっと一列目が終わった頃には、他の人はもう2列目が終了するところでした。
photo by Sachiyo
毛糸や針を持つのはかなり久しぶりでしたが、意外と集中すると楽しく感じていきました。無心になって織っていくと、他のことを忘れられるのでとてもいい気分転換になるようです。

いま家でこの記事を読んでいる人も、久しぶりに裁縫道具を取り出して手を動かしてみませんか?

日本でフィンランド式の幸せを感じよう

photo by Abe saxophone
日本にいながらも、フィンランドに習って実践できることは意外とたくさんあります。どれも週末にサクッと体験したり家で挑戦できることなので、一度フィンランド式の「幸せ」を味わってみませんか?

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阿部サキソフォン TABIPPO編集部 / ライター

高橋歩さんの「BELIEVE YOUR トリハダ」という言葉に影響を受け、自身も人の心を動かせる仕事をしたいと決心。サックスとジャズへの愛が止められず、メンフィスとニューオーリンズを訪れたことから旅に目覚める。好きなものはお酒といちご。

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