ライター
ほさかまき 「世界一周ひとり旅」経験者

理系の国立大学院を卒業後、11年間勤めた企業を退職し、2017年2月に世界一周開始。30代半ばにして突如世界一周を思い立つ。社会人になってから毎年有給休暇で海外旅行をしていたが、バックパッカーは初めて。東京生まれ東京育ちのため、のどかな田園風景に憧れる。衰えつつある体力と戦いながら、趣味の写真撮影を楽しめるよう、のんびり旅します。

セナンク修道院(Senanpue)

最後の村に行く前に、セナンク修道院に寄りました。ここは現在も修道士たちが活動している修道院です。石でできた質素な聖堂。

ヨーロッパではたくさんの教会を見ましたが、ステンドグラスもない、装飾が一切排除された空間は、初めて見るもの。厳かで静謐さに満ちていました。

私たちは時間がなかったのと、このときは知らなかったのですが、教会の奥にある美しい回廊も見学可能だそうです。

またこの修道院はラベンダー畑で有名です。私が行ったときはラベンダーの時期は過ぎていたので残念でした。いつか、山々の間に紫色のラベンダーが広がり、その奥にかわいらしい教会が立っている風景を見てみたいです。

 

ゴルド(Gordes)

最後はゴルドを訪れました。この村は崖にへばりつくように裾野が広がっており、村の中を眺めるよりも、少し離れたところから村の全景を眺めるのが一番と言われています。

ツアーではこの村でランチを食べました。村の中心地である広場に面して、美味しそうなオープンカフェやレストランが並んでいました。

この村は比較的規模が大きく、また急斜面に作られていることから、村全体を歩くには時間と体力が必要です。しかし路地裏探検は私だけのお気に入りスポットを見つけられるので、ワクワクドキドキが止まりません。ここでも集合時間ギリギリまで写真を撮り続けていました。

 

まとめ

「フランスの最も美しい村」は、その名のとおりどの村も本当に美しかったです。村に着くまでの景色も最高でした。

私はこのツアーに参加するまでは、プロヴァンス&コートダジュールに3週間いたにもかかわらず、現地のことをあまり理解できていないことが不満でした。

ツアーでは、移動中に見える景色から関連した現地の風土や習慣を話してくれたり、村を観光する前に村の情報を色々と教えてもらえるので、料金が高くても日本語ツアーに参加して良かったです。

節約旅であっても、自分のこだわりどころにはちゃんとお金をかけた方が最終的に満足度が高くなると実感しました。

All photo by ほさかまき

村の特性上、交通の便は悪いですが、どの村にも観光客がいましたし、村の入口にバス停もあるのでツアーじゃなくても行くことができます。

バックパッカーなど時間はあるけどお金はないという人は、ローカルバスで巡ってみてはいかがでしょうか?一つ一つの村をよりゆっくり見ることができますし、村に宿泊することで朝夕の観光客の少ない本来のもっと美しい村の姿を感じることもでき、とてもすてきな時間を過ごせることでしょう。

私も次回行くときには、ローカルバスで巡りたいと思います。

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ライター
ほさかまき 「世界一周ひとり旅」経験者

理系の国立大学院を卒業後、11年間勤めた企業を退職し、2017年2月に世界一周開始。30代半ばにして突如世界一周を思い立つ。社会人になってから毎年有給休暇で海外旅行をしていたが、バックパッカーは初めて。東京生まれ東京育ちのため、のどかな田園風景に憧れる。衰えつつある体力と戦いながら、趣味の写真撮影を楽しめるよう、のんびり旅します。

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