ライター
りり フリーライター

学生時代の休学を機に1人旅にハマりました。 以来、旅先では写真や映像を撮ったり、ちょっとした文章を書いてゆるめに生きています。海外でも日本でも、ローカルで落ち着いた旅が好み。

はじめまして。岐阜生まれ岐阜育ちのりりです。

大学進学を機に上京したはいいものの、岐阜が好きすぎて「年に10回以上帰省する人」として地元でプチ有名人でした。何度帰っても、岐阜の奥深い魅力は尽きない。

しかし、岐阜が陰で「地味県」と呼ばれていることも私は知っています。

そんなイメージを払拭すべく、今回も張り切って愛する岐阜へ写真を撮りに飛びました。家族にも、地元の友人にも岐阜のオススメをたくさん聞いて参りましたので、一切妥協のない“秘められた岐阜のポテンシャル”を余すことなくお伝えします!!もう「地味」だなんて言わせません。

見出し

岐阜のグルメを味わう

愛され続けて60年。焼きそばの老舗「八千代」で昭和の味に触れる

photo by Riri
岐阜で一番の商店街、柳ケ瀬商店街には古くから続く名店がたくさんあります。
そのうちのひとつ、「八千代」は、60年以上続く昔ながらの焼きそばとお好み焼きの老舗です。

photo by Riri
味はいたって素朴なのですが、その飾らなさが最高なのです。なんていうか、懐かしく、優しい味。多分、昭和に生きていないあなたも、昭和を思い出します。そして安い。

狭い店内は、あっという間に地元の人で満席。待ちも出ていました。地元の人に紛れて、ぜひ岐阜で愛されるローカルグルメを味わってみてはいかがでしょうか。

■詳細情報
・名称:八千代
・住所: 岐阜県岐阜市日ノ出町2-16
・アクセス:名鉄岐阜駅から徒歩10分
・営業時間:11:00~14:00/15:15~19:00
・定休日:水曜日
・料金:お好み焼き270円~、焼きそば500円~
・公式サイト:https://tabelog.com/gifu/A2101/A210101/21015385/

地元民で賑わう「木曽」で焼肉を堪能する※予約必須

photo by Riri
先に言います。アクセスは決して良くありません。でも、足を運ぶ価値は大いにあります。肉の旨味と、相性抜群のレモンサワー、〆にはサッパリ冷麺、そして何よりこの満足度でコスパの良いこと。岐阜の長良界隈のグルメ通におすすめのお店を聞けば、結構な確率で「焼肉 木曽」の名前が出ます。

地元民、出張族サラリーマン、家族連れで、店内はいつも賑わっているので、予約しましょう。ちなみに、アルバイトのお兄ちゃんたちが爽やかで真摯なのも推せます。

■詳細情報
・名称:焼肉 木曽
・住所:岐阜県岐阜市鷺山519
・アクセス:岐阜バス 市内ループ「北消防署前」下車徒歩5分
・営業時間:月、水~日、祝日、祝前日: 17:00~23:00 (料理L.O. 22:30 ドリンクL.O. 22:30)
・定休日:火曜日(火曜が祝祭日の場合、翌日休み)
・電話番号:058-294-3773
・料金:夜/2000~3000円
・公式サイトURL:https://tabelog.com/gifu/A2101/A210101/21002414/

昭和レトロなおもちゃが目を引く「ティダティダ」でまったり

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柳ケ瀬商店街のロイヤルビルを通り抜けると、ポツリとかわいらしい路面店が。昭和レトロな雰囲気がたまらない、「ごはんとおやつ ティダティダ」です。

豊富なドリンクに、さーたーあんだぎー、おにぎり、お惣菜まで、種類豊富で迷っちゃいます。テイクアウトのお店ですが、隣にこじんまりしたイートインスペースもありますのでご心配なく。ショッピングの小休憩にぴったりです。

■詳細情報
・名称:ティダティダ
・住所:岐阜市日ノ出町1-20 ロイヤルビル1F
・アクセス:JR岐阜駅・名鉄岐阜駅より徒歩11分
・営業時間:11:00-17:00
・定休日: 水曜・木曜
・電話番号: 058-263-2278
・公式サイトURL:ティダティダ

他に、岐阜のグルメを味わう方法

・絶品「飛騨牛寿司」を食べる@飛騨高山
・駅前酒場「蛍」で岐阜の郷土料理を味わう
・創作料理といったら「古風土」。古民家で味わう岐阜の魅力
・人気居酒屋「花串庵」でアツアツの串揚げとおでんを食べてあったまる
「みずとき」の薬膳カレーランチで心も体も元気に
・岐阜駅構内で朝ごはんなら、地元の素材満載の「OSOZAi+CAFE美濃味匠」
・大人女子に一番人気の「ミツバチ食堂」で味わう優しいランチ
・パン好き必見!早起きして「ラスティコ」の豪華モーニングにいこう
・雰囲気抜群レトロ喫茶「プティ・ミュゼ シェ・ドーム」で店主手作り絶品ケーキ
・異国情緒を味わいたくなったら、本格タイ料理屋「ポーヤイ」に直行する
・地元の人に紛れて岐阜一うまい「麺工房 弾」のラーメンをすする

岐阜の穴場スポットを訪れる

「古道具mokkumokku」でアンティークな思い出を

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時代は令和。もう二世代も前になってしまった「昭和」の時代を生きた古道具たちが、懐かしの時代を物語ってくれます。店内に並ぶレトロなアンティーク家具・雑貨の数々に、平成生まれのあなたの心も踊ります。

ぜひあなたのお母さんを連れてってあげてください。「わ~懐かしい~~!」と、私の母も嬉しそうでした。こちらのお店のインスタもかわいいので、ぜひ。

■詳細情報
・名称:古道具mokkumokku
・住所:岐阜県岐阜市柳ヶ瀬通 2-24やながせ倉庫 南館
・アクセス:JR岐阜駅から徒歩15分
・営業時間:午後12時〜18時まで
・定休日:水曜、木曜
・公式サイトURL:https://mokkumokku.net/

週末限定大人の隠れ家カフェ「novem」でヴィーガンスイーツを

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ほんとは誰にも教えたくなかったんですが……あまりにも素敵なのでご紹介します。

「novem」は昨年にオープンしたばかりの、すべて植物性素材でできた優しいスイーツのお店。こだわりのスコーンやケーキの奥深い甘み、お店に差し込む柔らかい光、店主の方の柔らかい雰囲気、すべてに癒やされます。
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土日限定のあいがけカレーも、絶品です。有機スパイスをブレンドし、近郊農家さんの野菜をふんだんに使ったこだわりの逸品。店主の方が、丁寧に説明してくださいました。こちらのカレーは数量限定なので、ぜひ予約してから行くことをお勧めします。

インスタのお写真もセンス溢れているので、ぜひチェックしてみてください。

■詳細情報
・名称:vegetus cafe「novem」
・住所:岐阜市柳川町36
・アクセス:JR岐阜駅から徒歩15分ほど
・営業時間:11:30-18:00 金-日(Fri-Sun)
・定休日:月~木
・電話番号:058-213-0170
・料金:スコーン200円~
・公式サイト:http://novem.gifu.jp/
・Instagram:https://www.instagram.com/novem.gifu/

 岐阜有数のパワースポット、伊奈波神社で季節ごとに移ろう景色を堪能

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地元の人から圧倒的に信頼されているパワースポット「伊奈波神社」。

境内から眺める市街の景色も圧巻で、季節ごとにそれぞれの魅力が満載です。なかでも春になると、参道には数百本のしだれ桜が咲き誇ります。
ちょっと濃いめのピンクと空色のコントラストの美しさといったら。シャッターを切らずにはいられませんでした。

ちなみに、伊奈波神社周辺の素敵なお店を探すのも楽しいですよ!紅茶専門店の「annon tea house」や、庭園が美しい「珈琲茶館 左岸」などがおすすめ。時間を気にせずあたりを散策するのも、旅の醍醐味。

■詳細情報
・名称:伊奈波神社
・住所:岐阜市伊奈波通り1の1
・アクセス:JR岐阜駅から乗り換え⇒岐阜バス:「伊奈波通り」下車徒歩約10分
・公式サイトURL:http://www.inabasan.com/

他に、岐阜の穴場を観光するなら

・名喫茶「サロンドマルイチ」でこだわりのフレッシュジュースを
・地元民憩いの場「長良川公園」のベンチでコーヒーを飲みながらまったり安らぐ
「恵那市岩村」で話題の朝ドラ「半分、青い。」のロケ地を巡る
「徳山会館」で、ダムに沈んだ旧徳山村の哀愁と歴史を感じる
・歴史好き必見。「血天井」が残る崇福寺で戦国時代にタイムスリップ
・本好きにはたまらない空間。「古書と古本 徒然舎」 はセンス溢れるセレクト
・ナチュラル&癒たし系ベーカリー「epice」でこだわり素材のパンをテイクアウト
・創業80年の製菓工場が営むカフェ「たんど~る 本店」人気NO.1はバウムクーヘン!
・絶景山城ランキングでNo.1に輝いた「苗木城跡」で圧巻パノラマビューを
・即身成仏のミイラがいる寺、両界山横蔵寺で紅葉を眺める

岐阜で自然を満喫する

隠れパワースポット、「谷汲山華厳寺」の参道で田舎の深味を堪能

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小さい頃から、お正月の初詣といえばここでした。思い出が濃く、恋しさが募る場所。

結構ローカルな谷汲山華厳寺ですが、春は桜が咲き誇り、秋は紅葉が美しく、冬の雪景色もまた素敵。

参道には郷土料理のお店、喫茶店や古くからのお土産屋さんが軒を連ね、食べ歩きも楽しめます。味噌カツやどて串も美味しい。季節によっては、イノシシの肉を使った「猪汁」も味わえます。田舎の深味とは、このこと。

■詳細情報
・名称:谷汲山華厳寺(たにぐみさんけごんじ)
・住所:〒501-1311 岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲徳積23番地
・アクセス:JR東海道本線「大垣駅」→養老鉄道「揖斐駅」→揖斐川町コミュニティバス横蔵線「谷汲山」下車、徒歩10分
・拝観時間:8時00分~17時00分
・拝観料:無料
・オススメの時期:春の桜、秋の紅葉がおすすめ。
・公式サイトURL:http://kegonji.or.jp/

緑豊かな岐阜公園で歴史と自然を感じる

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こちらは、岐阜公園の中心にある池。写真右奥に佇むのは、織田信長公。そして隣には濃姫。なんとも神々しい。

ちなみに「岐阜」という地名の名付け親は、織田信長なんです。ご存知でしたか?
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金華山のふもとにある「岐阜公園」からはロープウェイも運行しており、頂上にそびえ立つ岐阜城に行くこともできます。

歴史と自然を同時に味わえる憩いの場、ぜひ足を運んでみてください。岐阜名物の五平餅や和菓子がいただけるお休み処もあり、ほっこりできますよ。

■詳細情報
・名称:岐阜公園
・住所:岐阜市大宮町1丁目
・アクセス:JR岐阜駅
市内ループ左まわり/清流ループ「岐阜公園歴史博物館前」下車 徒歩1分
・営業時間:8:30~21:00

岐阜三大河川のひとつ、長良川のほとりで鵜飼船をみながら散策

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岐阜公園からちょっと足を延ばせば、鵜飼で名高い長良川のほとりに辿り着きます。

山の上にそびえ立つ岐阜城をこうして眺めながら、川のほとりでぼーっとするのも良い。(私はよくここでウトウトしています)

時間がゆったり流れている、居心地のいい場所。古い町並みで有名な「川原町」も、すぐそこです。

他に、岐阜の自然を満喫する方法

「吉田川」の散歩道で川のせせらぎに癒やされる
「いちのえだ田園フラワーフェスタ」で一面の秋桜を写真に収める
・岐阜のマチュピチュ「天空の茶畑」で自然の神秘を感じる
「大矢田もみじ谷」で鮮やかな紅葉に見惚れる
・「白川郷合掌造り集落」は懐かしい日本の原風景
・伝説の地「養老の滝」で自然のパワーを感じる
・早朝の秘境「付知峡」でマイナスイオンを独り占め!
・まるで海外のキャンパス「学びの森」のイチョウ並木道を散策
・天気がいい日は「岐阜ファミリーパーク」で思いっきり遊ぼう
・まるで小説の世界「可児川下流域自然公園の紅葉」

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