こんにちは。TABIPPO世界一周ゼミ生で、2017年6月1日より夫婦でハネムーン世界一周に出発している前田夫妻です。
今回は、南米大陸の中でも僕たちが楽しみにしていたパタゴニア地方周遊で、1、2を争う見所だと感じた「ペリトモレノ氷河」と、ペリトモレノ氷河観光への拠点となるアルゼンチンの都市「エル・カラファテ」について紹介します。
エル・カラファテとは
「エル・カラファテ」とは、パタゴニア地方に位置するアルゼンチンの都市で、「ペリトモレノ氷河」のある「ロス・グラシアレス国立公園」観光への拠点となる都市です。
フィッツロイ観光の拠点となるアルゼンチンの町「エル・チャルテン」からバスで約3時間、パイネ国立公園観光の拠点となるチリの町「プエルト・ナタレス」からバスで約7時間程でアクセスできます。
町には空港もあり、アルゼンチンの首都「ブエノスアイレス」や世界最南端の都市「ウシュアイア」からのフライトも飛んでいます。
町自体の見どころはこれといってありませんが、「リベルタドール大通り」というメインストリートにはたくさんのレストランや、アウトドアショップが立ち並んでいます。
徒歩で行くことのできる「アルヘンティーノ湖」の湖畔を散歩したり、お土産を見て回ったりと、「ロス・グラシアレス国立公園」観光と合わせてエル・カラファテの町を散策するのがオススメです。
ペリトモレノ氷河とは
ペリトモレノ氷河とは、エル・カラファテの町から車で約1時間半程の場所に位置する「ロス・グラシアレス国立公園」内にある氷河の1つです。
園内にはペリトモレノ氷河の他にも「ウブサラ氷河」や「スペガッティーニ氷河」などの代表的な氷河もありますが、どちらもクルーズツアーに参加しなければ見ることのできないものなので、多くの人はクルーズツアーに参加しなくても見学のできるペリトモレノ氷河を見学することになります。
太平洋の湿った風がアンデスの山々にぶつかって大量の雪を降らせ、それが氷河となってアルゼンチン側に流れてくることで、大規模な氷河ができあがりました。
この「ロス・グラシアレス国立公園」は、南極グリーンランドに次ぐ世界で3番目の氷河面積をもち、冬の最低気温が高いことから氷河の動きが活発であることが特徴です。
それでは、今回ロス・グラシアレス国立公園を訪れ、実際にペリトモレノ氷河を観光した私たちが感じた氷河の魅力を紹介していきます。
魅力1 壮大すぎる氷河
ペリトモレノ氷河の魅力の1つ目は、なんといってもその壮大すぎる氷河の大きさです。「世界で3番目の氷河面積を誇る」という言葉通り、遠くに見える山の中腹までも連なる氷河の広大さに言葉を失ってしまうでしょう。
その氷河の全長はなんと約35kmもあるとのことで、驚きの大きさですね!
展望台から見える氷河は、あまりの規模の大きさに縮尺がくるってしまいそうになりますが、高さが1番高いところで約70m、幅が約5kmもあるところがあるそうで、まるで自分が北極や南極に来たかの様に錯覚してしまいます。
この景色を半袖で見ている状況も不思議で、また面白いものでした。