TABIPPOが運営する「あたらしい大人の学校」、POOLO(ポーロ)。ついに1期メンバーの卒業を迎え、現在、2期メンバーを募集中です。
今回は、POOLOが掲げる「グローバル人材」や重要視している「コミュニティ」について、TABIPPO代表の清水とPOOLOの責任者を務める恩田の考えをまとめました。
POOLOに込められた想いやコミュニティとしてのPOOLOの意義についても触れていますので、そちらも合わせてお楽しみください。
「グローバル人材」を僕らの時代でアップデートしたい
清水
今までの典型的な「グローバル人材」って、「MBA」「大企業」「海外駐在」「英語ペラペラ」「世界と戦う」みたいなイメージだったと思うんですよね。
もちろんそれも一つの形だけれど、海外に住むことだけがグローバルではないし、これからは「競争」よりも「共創」が求められる時代になるはず。
利他の精神で、共によりよい世界を創っていく――「みんなで感染症の流行を食い止めよう」っていうのもそうですよね。
アフターコロナ、ウィズコロナの時代、新たな「グローバル人材」が担える役割は大きいんじゃないかな。
POOLOは、構想初期のタイミングでは「旅の経験を社会に還元する」「旅人が学べる場所をつくる」っていう、もっとシンプルなコンセプトだったんです。
でも社内で議論していくうちに、「旅人が抱かれがちな悪いイメージをアップデートしたい」「上の世代に任せるんじゃなくて、同世代の若者を巻き込んで一緒に時代を変えていきたい」っていう想いが増していって、「僕らの時代でグローバル人材をアップデートする」っていうメッセージに行き着きました。
当時から一つのテーマとしてあったのは、「旅の経験を社会に還元する」こと。旅に出て「楽しかった!」で終わらせてほしくない。
旅の経験が仕事に生きるかもしれないし、旅で感じたことを誰かにシェアすれば、その人も旅に出てくれるかもしれない。僕たちがつくりたいのは、そんな世界。
しみなお(※注:清水)が言う通り、「グローバルな働き方」って、海外で働くだけじゃないと思う。地元や日本のために活動することも、グローバルな働き方の一つ。
実際、新型コロナウイルスの感染拡大によって、旅行・観光業界は「一緒に業界を盛り上げていこう」っていうムードになってる。まさに「競争」じゃなくて「共創」だよね。
恩田
今、求められているコミュニティとは
清水
「グローバル人材になるために共に成長しよう」っていう同じ目的意識を持った人が集まって1年間一緒に過ごすから、こんなに濃いコミュニティになるんだと思う。
POOLOがめざすのは、僕たちが教えるんじゃなく、みんなで学ぶコミュニティ。「運営側、もっと動いてよ!」って思う人もいるかもしれないけど、みんなでイチから余白を埋めていくコミュニティにしたい。
今年からは、2期メンバーと1期メンバーが出会うことで、もっといろんなものが生まれるコミュニティになるはず。その結果、旅が広まって、社会がよくなると信じてる。
POOLOは、メンバー同士の理解が深いのも特徴。相手に何ができるかも、今どの方向を向いてるかもわかっている。だからこそ、新しいことが生まれやすいコミュニティになったのかなと。
実際、メンバー企画で千葉の廃校を借りて、地元の人を巻き込んだ文化祭・運動会を開催したことも。
2期はオンラインになるからこそ、住んでる場所にかかわらず、気軽にコミュニケーションがとれるのが楽しみ!より主体的に、コミュニティをよくしていこうって思う人にジョインしてほしいですね。
恩田
POOLO 2期メンバー募集中!
今回の記事は、YouTubeにアップされている対談動画のダイジェストという形でお届けしました。もっとおふたりの話を聞きたい方は、ぜひ動画をご覧ください!
「これからのグローバル人材をアップデートする」という想いに共感した方はぜひ下記をチェックしていただければと思います!
POOLO公式へ
All photos by Hayato Ueno