ライター

中学2年生の時、渋谷のファーストキッチンで外国人留学生と友達になったことを機に彼らの「心がオープンな在り方」に魅了され、漠然と「海外で暮らしてみたい!」と興味を持つ。その半年後、初めての海外ニュージーランドへ。大学卒業後は青年海外協力隊で念願の異文化の中で暮らしながら働く。中米グアテマラの小さな町の小学校教育の分野で活動する。市内ワーストだった僻地校が2年で市内トップに。帰国後は、さまざまな困難に直面する子どもやその保護者と関わる。好きなことは、お散歩。

こんにちは、鎌倉在住ライターNATSUKIです。

スペイン語は英語よりも馴染みがないかもしれませんが「アミーゴ(友達)」「ケセラセラ(なるようになるさ)」などのスペイン語単語を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

一度は「スペイン語を話せたら楽しそうだなあ…!」と思われたことがある方に、心からおすすめしたいとっておきの学習先があります。それは、中米グアテマラの古都アンティグアです。

中南米地域を長期で旅行される人が本格的な旅に出る前にグアテマラで語学を学んでから出発しようという方も珍しくありません。どうしてグアテマラをおすすめするのか、その理由をお伝えします。

理由1:町全体が世界遺産の場所で学べる最高の学習環境


グアテマラ内で有数のスペイン語学校が集まる町、古都アンティグア。この町は、なんと町全体が世界遺産として登録されています。街並みは、まるで数百年前のスペインへタイムスリップしたかのようで、車道はすべて石畳です。

スペイン風の伝統的な建築によって建てられた教会が多数あり、その中のいくつかが約250年前の大地震によって崩れていますがそのまま遺跡として町の中に現存しています。

カフェやレストランなどもそのような古く美しい街並みにあわせて建設されています。アンティグアはコーヒーの産地でもあり世界へ輸出されているものも多く、コーヒーが美味しい町としても知られています。

美味しいコーヒーをおともに、情緒あふれる古風な内装のカフェでスペイン語の勉強なんていかがでしょうか。

理由2:語学留学の費用が安すぎる


気になる費用面ですが、これが、お得です。滞在費や食費、学費全てこみこみでも1カ月約10万円で世界遺産の町アンティグアで暮らしながらスペイン語を学ぶことができます。

私が約一ヶ月通っていたスペイン語学校(ANTIGUEÑA SPANISH ACADEMY)では、グアテマラ人の先生とのスペイン語マンツーマンの個人レッスンが1日6時間の週5日で約1万5千円でレッスンを提供しています。(時期によって値段が多少変わる場合があります。)

1対1で1カ月スペイン語を学ぶと相当力が付きます。また、スペイン語学校が締結しているホームステイ先があり、学習中の滞在先も手配もしてくれます。朝昼夜3食つきで、1週間約1万円です。

※費用例
【スペイン語マンツーマンレッスン】
1日4時間×5日間:$120
1日5時間×5日間:$135
1日6時間×5日間:$150
【ホームステイ費】
1日3食×7日間:$100
1日3食×7日間(プライベートバス付):$130

※詳細はホームページにてご確認ください。

ホームステイ先には各国からスペイン語を学びに来た人たちと同じになることも珍しくなく、刺激多い日々を過ごすことができました。

ホームステイ先の家族との相性が合わないと少々辛いですが、そんな時はスペイン語学校に伝えると変更も可能だそうです。

スペイン語学校はアンティグアにいくつもあるので迷ってしまうと思いますが、私が通っていて大満足したスペイン語学校の詳細を掲載させていただきます。

学校長のフリオは日本人と関わることに慣れているので安心しますし、学校の中庭には植物が豊かに植えられていて、魅力溢れる先生方が多く在籍し日本人の満足度も高い最高に素晴らしい学校なのでとってもおすすめです。

■詳細情報
・名称:ANTIGUEÑA SPANISH ACADEMY
・住所:1a Calle Poniente #10 Antigua Guatemala, Sacatepequez 03001
・地図(事務所):
・アクセス(事務所):アンティグア中央公園から徒歩約5分
・アクセス(学校):アンティグア中央公園からから徒歩約10分
・営業時間:月曜日~土曜日
・定休日:日曜日
・電話番号:5735 4638
・公式サイトURL:https://www.spanishacademyantiguena.com/

理由3:他中米地域に比べてなまりが少ない


お得に学べても、訛りが強いのはちょっと心配だったりしませんか。私は初めて同じ中米圏のパナマへ行った時に同じスペイン語でもこうも聞き取れないものかとびっくりした経験があります。

しかし、グアテマラで話されるスペイン語にはそのような強い訛りはありませんでした。

また、そもそもグアテマラで昔から使われている言語はマヤ語のため、スペイン語は先住してきたグアテマラ人にとっては第二言語。

そのため、スペイン語を話すスピードが比較的ゆっくりで、スペイン語を勉強し始めにとてもありがたい「訛りが少ない」「聞き取りやすい」という2点がそろったグアテマラでのスペイン語習得は力がぐんぐん伸びていくように感じます。

理由4:現地の人との交流があたたかい


休日はふらっと市場へお買い物。お店の人たちは、スペイン語が流暢に話せなくてもあたたかく接してくれます。「いくらですか?」「これください。」「これはなに?」などなどスペイン語を実際に使ってみる場としてもかなりいいです。

日本では見たことがないようなフルーツを気になってみていると、売り物なのにその場でフルーツを切って「こんな感じよ」と見せてくれたり、おまけしてくれることも珍しくありません。

グアテマラの人々の優しさを感じるのですが「そこまでしなくて大丈夫だよ!」と伝えたくなる感じは、なんだか親戚の優しさと通ずるものがあり心地よく感じられます。


スペイン語を習得しながら、日に日に現地の人とコミュニケーションできることを感じていくことで自分のスペイン語力を測る目安にも。楽しく学ぶためのモチベーションとしても、現地の人との関わりが自然に生まれていくグアテマラは最高の学習環境といえるでしょう。

スペイン語語学留学ならグアテマラのご検討を


「グアテマラ」という国は、どこにあるかもぴんと来ない方も多い国かもしれません。未知の国だからこそ、一度訪れてみると想像できない世界がひろがっていくでしょう。

未知の国を旅する醍醐味を味わえるグアテマラで暮らしながら、スペイン語を話せるようになってみませんか。

All photos by Natsuki Ishibashi

ライター

中学2年生の時、渋谷のファーストキッチンで外国人留学生と友達になったことを機に彼らの「心がオープンな在り方」に魅了され、漠然と「海外で暮らしてみたい!」と興味を持つ。その半年後、初めての海外ニュージーランドへ。大学卒業後は青年海外協力隊で念願の異文化の中で暮らしながら働く。中米グアテマラの小さな町の小学校教育の分野で活動する。市内ワーストだった僻地校が2年で市内トップに。帰国後は、さまざまな困難に直面する子どもやその保護者と関わる。好きなことは、お散歩。

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