グアテマラ、といえば旅人たちの中ではスペイン語留学先として話題になっています。北側をメキシコ、南側をホンジュラスとエルサルバドルに接しており、北米から南米へ抜けるルートの序盤に一するため、ここでスペイン語を習って以降の旅で活かすという方法が人気です。
一方で旅行先としてのグアテマラの魅力はそれほど知られているわけではないのでは、と感じています。そこで今回はアンティグァ・グアテマラをはじめとした、グアテマラに現存する世界遺産3カ所全てをご紹介します。
アンティグァ・グアテマラ
「色彩の街」とも呼ばれるアンティグァでは、ウイプルという様々な模様を取り入れた民族衣装を身にまとったマヤ族の血を引き継ぐ人々が、パステルカラーの可愛らしい家が並ぶ街で暮らしています。
16世紀中期より繁栄してきた古都らしく美しい石畳の続く街ですが、度々大地震に見舞われてきました。それでも残るコロニアル・バロック式建築の建物は見ものです。