廃墟の聖地と呼ばれる軍艦島とはかつて海底炭鉱として栄えた長崎県長崎市の南西に浮かぶ端島。外観が軍艦「土佐 」に似ていたことから「軍艦島」と呼ばれるようになりました。
1974 年の炭鉱閉 山以来、無人島になったこの島は、長い間安全面の問題から島への立ち入りが禁止 されていましたが、2009 年から一般の方の上陸が可能になりました。
また同年に 「九州・山口の近代化産業遺産軍」の構成資産の一つとして世界遺産暫定リストに 掲載されたことで、さらに世界的に注目される廃墟の島となりました。今回は圧巻 の軍艦島の廃墟をご紹介します。
2015年7月5日追記
軍艦島を含む全国23施設の「明治日本の産業革命遺産」が、世界文化遺産に登録されることが決定しました!
軍艦島など、世界遺産に決定 「明治日本の産業革命遺産」めぐる日韓対立が終結 http://www.huffingtonpost.jp/2015/07/05/world-heritage-gunkanjima_n_7730182.html
長崎から出発。徐々に見えてくる軍艦島の姿。
ほとんどの軍艦島ツアーが長崎市内の港から出発しています。船に乗り込み軍艦 島を目指します。明治時代から昭和にかけて日本の近代化を支え、最盛期にはこの 小さな島に 5000 人もの人が生活をしていたという廃墟の島が姿を現してきました。 海に浮かぶ島のシルエットが本当に軍艦のように見えるという人もいるといいます。 外観だけでも身震いする景観です。