こんにちは、TABIPPOの篠原輝一です。
近頃僕は、これからの時代のライフスタイルについて考えることが多く、実際に多様な生き方・働き方をしている方をゲストにお迎えしながら、定期的に「TRENLIFE(トレンライフ)」というイベントも主幹しています。
昨今、IT/テクノロジーの発達によってフリーランス、ノマド、そしてアドレスホッパー、デュアラー等など、様々なスタイルで働く人々が増えており、生活は多様化してきていますよね。
そんな中、これからの時代の理想のライフスタイルを実現し、より豊かな暮らしができるでろう素晴らしいサービスを発見してしまったのでご紹介したいと思います。
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定額制居住サービス「HafH(ハフ)」とは
それは月額定額で泊まり放題ができるサービス「HafH(ハフ)」です。現在は、全世界80拠点以上で利用が可能です。
ちなみに名前の由来は、「Home away from Home = 第二のふるさと」の頭文字をとったもの。
「世界を旅して働ける」というコンセプトを掲げていることもあり、直営で展開しているゲストハウスを始めとして、提携しているゲストハウスにもコワーキングスペースがあるというのが特徴的で敷金・礼金も2年契約などの縛りもないので外国人から好評で、いまこの領域で最もHOTなサービスなのです。
ユーザーことを「ネイバー」と呼び、ネイバー同士のコミュニティとして価値創造をしている点も魅力的なポイントの1つです。
つい先日、僕は長崎にあるHafHの直営店でもある「HafH Nagasaki SAI」に宿泊してきました。
今日はその紹介やHafH周辺コミュニティの方々にもお話を聞いてきたので、HafHの目指している世界観を少しでも理解して実際に利用を検討してもらえたらなと思います。
なお今回の旅では、最近TABIPPOに入社した細井くん(名前と裏腹にガタイは太いのが特徴w)とプロのカメラマン顔負けのカメラ好き長沼くんをお供として、取材に行ってきました!
HafHのルーツは長崎
坂の街 長崎の風景に虜になること間違いなし
HafHを語る上で切っても切り離せない都道府県、そう長崎県です。
HafHのサービスを考案した共同創業者の2人が長崎にゆかりがあることもあり、2018年に1号目の直営店として「HafH Nagasaki SAI」をオープン。
洗礼されたおしゃれさを兼ね備えたモダン建築がお出迎え
この一帯は眼鏡橋という観光スポットもあり、多くの人で賑わっているエリア。また商店街も立ち並ぶので地元の人たちの生活も垣間見れる通りに存在感抜群に存在していました!
1階はカフェスペース
1階では、宿泊者が朝食をとっていたり、地元の方々がちょっとした打ち合わせ等で利用していたりと1日中賑わっている様子。
バリスタによるこだわりのコーヒーの香りが漂う
気さくで常に笑顔で迎えてくれるスタッフさんたち
2階はコワークキングペース
2階には、HafHのコンセプトを全面に表現したコワーキングスペースが広がっていて、この日も朝からHafHのネイバーさんが数名仕事をしていました。
外の騒音なども全く聞こえず静かな環境なので、集中して作業に取り組むことができるとのことで、旅をしながら仕事をする人にとては嬉しい環境。
細井くんも空き時間でしっかり仕事に励む
会議スペースも完備しているのが、嬉しいですよね。 ここは時間貸ししているようなので、地元の企業の方が打ち合わせで利用したりすることも可能とのこと。
ちょっとしたイベントも開催できる程のゆったりスペース
3階は居住/宿泊スペース
3階は居住エリアとなっており、贅沢な広さでゆったりくつろげる共有スペースは、仕事で疲れた身体を一気にリフレッシュさせてくれます。
オープンキッチンが備え付けられており、宿泊者同士が気軽にコミュニケーションを取りながら料理ができる設計になっているのも魅力的でした。
テラスで外の空気を浴びながらカタカタ
テラスに一歩出ると、地元の人たちで賑わう音に耳を傾けながら、ちょっとした作業や打ち合わせなら全く問題なくできちゃいます。
「働く」環境を徹底的に整えたまさに次世代型のゲストハウス。
僕も世界中、日本中のゲストハウスに泊まってきましたが、正直ここまで働ける環境作りにこだわったゲストハウスは初めてでした。
フリーランスやノマドワーカーな方はもちろんのこと、
✓リモートワークが可能な社会人
✓週末旅行&ときどき仕事もしたい社会人
✓卒論など集中して何かに取り組みたい学生
など割とどんな人でも活用できるイメージがあるので、ぜひご活用してみてはいかがでしょうか。
HafH2号店は、情緒漂う「和」の空間で統一
続いて、今年の6月には2号店目となる「HafH Nagasaki Garden」もオープンされています。 こちらはSAIからバスで約15分の所にあり、古民家をリノベーションして創られています。
ここでももちろんワークスペースが充実しており、SAIとは異なり、「和」を基調とした創りになっており、縁側で鳥の鳴き声を聞きながら、悠々自適でリラックスした気持ちで仕事ができるのが特徴的です。
時間も忘れて2時間も仕事してました(笑)
こちらのGardenは、いつもハフ(土)プラン(8.2万円/月)でのみで利用が可能とのことです。
※ただし一部の部屋をAirbnbで貸し出す予定。
いつもハフ(土)で居住できるお部屋
Airbnbで貸し出す予定のお部屋
HafH提携先のゲストハウス「長崎ぶらぶら」
続いて、HafHの直営店ではなく提携しているゲストハウスを訪れました。
ここは、中心街から少し離れた長崎市茂木町という山を1つ越えた先にある海沿いの町。
ちなみに、移動はタイムズのカーシェアサービスで気軽に車をゲットして楽々移動。地方を旅する際には車は必須なのでこういったサービスを上手く活用するのも旅のコツの1つ。
一瞬目を疑うほどの景色が広がるお部屋
部屋が全部屋オーシャンビューを一望できるという、なんとも贅沢なお部屋。
仕事がオフの日なんかは、こういう部屋でゆったり読書に励むなんても最高ですよね!
オーナーの大島さん
ぶらぶらのオーナーの大島さんにもお話を伺うことができました。ここ一体は料亭街ということで老舗の店が立ち並んでいるが、もっとこの地を盛り上げたいということで、自治体や民間企業と連携した町おこしのプロジェクトを絶賛準備中というとってもやり手なオーナーさん。
HafHのような新しい領域のサービスにも積極的に興味を持ち、提携を決めたとのことで、HafHに対しては「アドレスホッパーのような人たちがこの地やこの宿を訪れることで、いろんなスキルをもった人と交流ができたり、この地を盛り上げてくれようとする「関係人口」が増えることでより新しいアイディアが地元に落ちることを最も期待している」と言っていたのが印象的でした。
また、宿の前にある海でSUP体験もできるとのことで、少しだけ体験させて頂きました!
「旅をしながら働く」を大切な価値観にしているHafHの利用者なら、仕事の合間に積極的にその地を観光したり、アクティビティを体験するなんて事も期待していると思うので、実際にぶらぶらではすぐ目の海でSUPができるというのは非常に魅力的だと思いました。
自分のライフスタイルを突き詰めたらHafHが最適だった
アドレスホッパーでHafHネイバーの松浦ほなみさん
最後にSAIに泊まっていたネイバーさん(HafHユーザー)にも話を聞くことができました。
現在フリーランスでWEBデザイナーをされており、つい少し前までアジア8カ国を1ヶ月半かけて旅をしながら、仕事をしていた松浦ほなみさん。
前職を辞めたタイミングで自分のライフスタイルを見つめ直したときに、自分の家を持つことにあまり固執してない性格ということもあり、アドレスホッパーのような働き方を現在挑戦中。
HafHについては、定額で気軽に登録できること、泊まれる宿では仕事ができる環境があることに興味を持ち利用したとのこと。
ほなみさんコメント引用:
また、宿泊先で出会った人を通して仕事が生まれたりもすると思うので、これからはそのあたりもHafHに期待しながら利用していきたいと思っています。
実際にHafHを利用してみて
ルームシェアやシェアハウスが流行っていることからもわかるかと思いますが、これからの時代は自分の家をマストで持つという時代ではなく、住む場所も働く場所もシェアし、より自分のとって生きやすい場所で自由に働くことができる世の中になっていくのだと思います。
まだまだアドレスホッパーのように100%自分の家を持たず、旅をしながら働くという方は多くはないと思いますが、TABIPPO.NETの読者の方には少なからずそういった生き方をしたい人も多いかと思います。
HafHでは、30日間フルフル活用頂く「いつもHafH(30日間/月、82,000円)」だけではなく、「ちょっとHafH(5日間/月、16,000円)」や「ときどきHafH(10日間/月、32,000円)」といったプランも用意しているので、まずはそういったトライアルプランで「旅をしながら働く」を体験してもらえたら良いのではないでしょうか?