段が入っていれば1年切らずに放置してもロングヘアとしてある程度形になるので帰国まで一度も切らなくてもなんとかなります。段の入っていないワンレンだと跳ねたり乾くの遅かったりで苦労することが多いのでレイヤーカット(段の入ったスタイル)をおすすめします。
ミディアムパーマ
日本のパーマ技術は世界最強クラスです。パーマ人口が圧倒的に多いので、国によっては物珍しい目で見られるかもしれません。
ストレートの状態で長期間放置すると、毛先があっち向いたりこっち向いたり、カットライン(切り口の均等性)が崩れてボサボサしてきます。そんな状態を回避するのに有効な手段が『パーマ』。あらかじめ動きのあるスタイルにしておいて、いつでも内巻きに収まるスタイルにしちゃいましょう!
動きがある分、肩で跳ねるのも気にならないのでショートからロングに移行する際も有効な手段です。
ハイレイヤーロング
これぞ外人風!!表面に向かうにつれて髪が短いので、毛先の絶対的な毛量が少なくなります。つまり長さの割に乾くスピードが速く、寝る時に三つ編みやお団子にして寝ると『なんちゃってパーマ』の完成です。
カールアイロンを使わずとも髪に動きが出るので荷物削減に大きな効果があります。ストレートの場合、レイヤーの高さ関係なく黒髪ストレートロングは白人地域で圧倒的にモテるので、街の男性を牛耳りたい方には黒髪ストレートロングがおすすめです☆
ゆるスパイラルパーマ
ロングヘアーで自然乾燥ならこれが一番!旅先でのラフな服装によく合います。ソフトムースを全体になじませて優雅にモーニングを食べ終わった頃には髪型の出来上がり。さっそうと異国の街にくり出すと全ての男性の視線を独り占めできます。北極圏で同じことをすると髪が凍るかも…
結んじゃえ!!
なんだかんだ言ってやっぱりこれ!ロングでも有りですが、乾くスピードを考えるとギリギリ結べるまで短くするといいです。1年放置してもほぼ同じ要領で結べるのでいいですね。王子様がうなじフェチだったら間違いなく王宮に招待されるでしょう。
まとめ
海外の床屋で髪切るのって不安ですよね。筆者は旅人美容師として旅をしながら路上で髪を切っていますが、左右の髪の長さが20cmも違ったり、バッツンバッツンに切ってあったり、修正困難なビフォーをしている人に出会うことが多いです。
もちろんどこの国にもカリスマ的な美容師さんは存在すると思いますが、その情報を仕入れるのにはなかなか苦労と時間を費やしますし、料金もその国の平均的なカット料金を上回るでしょう。怖いもの見たさに海外の美容室に行くのも旅の楽しみの一つではありますが、好奇心を抑えて行かない勇気も大事です。(笑)
みなさんの旅がより素敵な旅になるよう、『旅に最適な髪型』是非ご参考にしてみてください。