世界には自然界が生み出す絶景がたくさん。今回は花がテーマ。美しい花畑を訪れて、一面鮮やかな花の絨毯に身を委ねれば、心も体もリラックスできること間違いありません。
世界の花の絶景スポットを10カ所、どうぞご覧ください。
キューケンホフ公園(オランダ)
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オランダに行くなら、これだけは必ず見ておきたいチューリップ畑。4月下旬から5月にかけて、32ヘクタールの園内にはチューリップ、スイセン、ヒヤシンスなど約700万株以上の花々が咲き薫り、目の覚めるような色鮮やかな風景が広がっています。
園内では数か所のレストランやカフェがあり、食事もできるそうです。2ヶ月間という期間が限られていますが、ジャストシーズンに行くなら美しい花園に出会えます。
アブラナ畑(中国)
陝西省南西部にある漢中では、3月上旬〜5月上旬のあいだ、見渡す限り一面がアブラナ(菜の花)に覆われます。
その姿は、「中国一美しいアブラナ畑」と讃えられるほど。黄色く不思議な模様が広がるアブラナ畑の景色は牧歌的です。毎年、この不思議な模様に誘われるかのように多くの観光客が訪れるそうです。
ブルーボネットの花畑(テキサス)
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テキサス州のエニスは、ブルーボネットが広がる花畑が有名です。ブルーボネットはテキサス州に固有の種で、州花にもなっています。草地や道ばたなどに生え、高さは20~40センチになるそうです。
ハイシーズンは3月から5月ごろ。ブルーボネットトレールというドライブコースがあり、花畑を眺めながらドライブを楽しめます。車の窓をあければ、甘い花の香りが車内に広がります。
高田城の桜・蓮の花(日本)
新潟県上越市の高田公園にある高田城は日本三大夜桜のひとつとして知られています。桜のシーズンには、約3000個のボンボリが設置され、高田城三重櫓のライトアップとボンボリに照らされた約4000本の桜が、お堀の水面に幻想的な風景を映し出します。
高田公園は1614年、徳川家康の六男、松平忠輝公の居城として築かれた城跡公園です。春には日本三大夜桜、夏には蓮の花を楽しむ事ができます。
王立植物園(イギリス)
キューガーデン(Royal Botanic Gardens, Kew)はイギリスの王立植物園。ガーデニングの国、イギリスだけあって、1年と通じて花々や植物を楽しむ事ができる美しい庭園です。
4月は特におすすめで、クロッカスなど球根系の花や、桜のピンクで彩られ庭園全体が華やいだ雰囲気になります。2003年にユネスコ世界遺産にも登録されました。
プロヴァンスのラベンダー(フランス)
6月〜9月の間、フランスのプロヴァンス地域のラベンダーファームは、紫と緑の織りなすラベンダーの花が一面に咲き誇り、それはもう、息をのむ美しさです。