激動の一年の幕開けをした2020年。瞬く間に世界中に広がっていった新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響は、言わずもがな。

新型コロナウイルス感染症が私たちの生活にもたらした影響はさまざまです。リモートワークが推奨され、出社しなくても仕事ができることが分かってしまった。オフィスの存在意義が問われたことも、印鑑の必要性に議論が勃発したことも大きな変化だと言えます。

コロナ時代で気付かされたこと

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毎日満員電車に乗って通勤することもなく、家族と過ごす時間が増え、自分磨きの時間が増えた方もいるでしょう。また、人と人との関わりがこれほどにも尊いものだったのかと気付き、当たり前のように暮らしていた日々の生活がとても幸せなものだったのだと実感している方も多いのではないでしょうか。

このコロナ時代のさなか、改めて「幸せ」について向き合う時間が増えたのではないかと思います。時代の変化や予期せぬことが起こりえるVUCA時代だからこそ、「幸福学」から学べることが多いのかもしれません。

VUCA時代に求められるものとは

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VUCA(ブーカ)とは、Volatility(変動)、Uncertainty(不確実)、Complexity(複雑)、Ambiguity(曖昧)の頭文字のことで、現在社会をあらわしている造語です。

まさに、「複雑で変化が激しく先が読めないコロナ時代」の状態であると言えますね。変化が激しい今の時代にはこれさえやっておけば大丈夫、という正解がなく、正解を自分の手で作り出す力が重要になってくるのです。

そんな時代を生き抜くために必要なマインドセットとは一体何なのでしょうか。

「利他主義」を社是に掲げる株式会社LIFULL 代表取締役社長の井上高志さんのメッセージと、幸福学研究の日本第一人者、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授、前野隆司さんが語る「幸せの4因子」の中にヒントが隠されていました。

これからの時代に必要なマインドは自己肯定感

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グローバル人材をアップデートする人材育成プログラムPOOLOの第一期で登壇もされた井上さんによると、「自己肯定感」が鍵になってくるのだとか。

実は、旅人には自然と備わっているものだそうです。なぜなら、行ったことのないところに行き、会ったことのない人に出会う経験は、自分を拡張し、価値を広げて自己肯定感を育むプロセスだから。

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自己肯定感が低い人は、「ひとりで行くなんて怖い」「絶対に自分は無理だ」というマインドになってしまいます。「自分を信じて未知の世界にダイブしてほしい!」という、熱いメッセージが参加者に届けられました。

また、「やろうと思ったことは全部やるべき」というアドバイスも。迷った時に「AかBか」ではなく、「どうすればAもBもできるか」と捉えることが大事。若いうちは、あまり考え込まずに思い切って飛び込んでとにかくやってみるというマインドが大切なのです。

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幸福学から学ぶ幸せの4因子とは

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そして、慶應義塾大学大学院の教授の前野隆司さんによると、この「やってみよう!」因子は、幸福になる4つの要素のひとつだそう。この4つの要素をバランス良くとっていけば、幸せになると研究でわかっており、これからの時代に必要なマインドセットには「幸福学」が大きく関係してくるのです。

さて、幸せになる要因とは他にどのようなものがあるのでしょうか。

「やってみよう!」因子

ハプニングに遭遇したときもできることからやってみる、無理かもしれないけど挑戦してみる。目標や夢に向かって決断と行動をして自己成長意欲を伸ばし、成長していくことが幸せをもたらします。

「ありがとう」因子

人と社会と繋がえり愛情を深めていく中で、人に喜ばれること、誰かを助けることで人は幸せを感じます。旅先で見知らぬ人が親切に対応してくれて感謝し、今度は自分も助けてあげたい、そんな気持ちになったことはありませんか?

「あなたらしく」因子

誰かと比べることなく、自分のペースで生きていく。他者と比べることは幸せには繋がりません。コロナ渦の中でも、SNSを見れば新しいことをはじめたり挑戦してみたりとキラキラしていて、自分もなにかしないといけないんじゃ……とSNS疲れを感じた人もいるかもしれません。あなたの人生をあなた自身が生きていきましょう。

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「なんとかなる」因子

POOLOに登壇した井上さんが言うように自己肯定感が高いと、やはり前向きでポジティブになり幸せだと感じます。ネガティブな性格はすぐには変えられないかもしれません。

けれど、それは考え方や見方を考えたら少しずつポジティブ思考に変わっていきます。「外出できないけれど、今こうやって誰にも感染の危機を与えてない!えらい!」「健康に生きてるだけで幸せだ!」そんなことでもいいと思います。

楽観的な思考が根付いてくると、困難なことが起こった時にも自ずといい方向に変えていくことができ、逆境をチャンスに捉えることができるようになります。

幸福学から学ぶマインドセットが、不確定なこの時代を行く抜く力となるのではないでしょうか。

あなたは、この時代に何を学びますか?

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めまぐるしく変化していく世の中で、私たちが必要なのは環境に合わせてこれからの時代にあった価値観で自身をアップデートしていくこと。

そんな、次世代を創るようなグローバル人材が学び、遊び、創る学校が「POOLO」です。

POOLOの学習モデルは、自律的な「学びと実践」。「マインドセット」「スキルセット」「ナレッジ」「キャリアデザイン」、4つの学習領域で学びを深堀りながらグローバル人材への成長を目指します。また、課内と課外の活動があるので、自分にあった使い方をして自律的に活動をします。

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「マインドセット」のカテゴリーでは、ウェルビーングについても深く学べる講義もあります。先程お話した「幸せの4因子」を唱えた慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授の前野隆司さんの登壇が決まっており、すでにたくさんの反響をいただいています。

POOLOは今年で2期目となりますが、今年は完全オンライン制となり、どこにいても参加が可能です。コロナ時代に仲間と学ぶ、第2期生の募集がスタートしています。

締切は2020年7月18日まで。一緒に新しい学びをスタートしませんか?ぜひ、以下のリンクからPOOLOをチェックしてみてくださいね。

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TABIPPO社員
中 美砂希 TABIPPO / 編集者・ディレクター

大学卒業後7年半神戸の旅館で勤めたあと、世界一周のために退職。枕が変わると寝れない・方向音痴・語学ができない・とにかく心配性の自分でも世界一周ができることを証明するため、9ヶ月の旅に出発。旅の途中は心配性な性格が功を奏しトラブルやスリの遭遇を回避して帰国。

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