ライター

東京都出身、大自然に憧れるギャップ系女子。「1度きりの人生、世界を見てから死にたい!」という想いから20歳で初めての海外旅行へ。2ヶ国目のタイではタクシーで爆睡し、3ヶ国目のフランスでは列車で爆睡して待ち合わせに2時間遅刻してしまうほど大雑把で大胆な一面も。憧れの旅人はスナフキンで、将来は気の向くままに世界を放浪しながら仕事をして、自分の旅本を出すのが夢。

秩父といえば羊山公園の芝桜や、有名女優のCM起用で「のどかな女子旅」というイメージがある人気の観光スポットですが、実は浦山口駅からほど近くの場所にスリル満点な橋立鍾乳洞があるのをご存知でしょうか?

今回は実際に橋立鍾乳洞に訪れた筆者が、アクセスやおすすめの周辺スポットまで魅力をご紹介します!


 

橋立鍾乳洞って?

武甲山西麓の浦山川が流れる山道を抜けたところに、約80mもの石灰岩でできた大岩壁があります。その近くにあるのが、高低差約30mの橋立鍾乳洞です。こちらは秩父に34ヶ所ある札所の1つ、「石龍山橋立堂」の敷地内にあります。

橋立鍾乳洞は朝の8時から夕方の16時40分まで営業しています。料金は大人200円、子供100円と良心的で、老若男女問わず楽しめます。

筆者が一人で訪れた際にはお年寄りの団体客が楽々と高低差のある鍾乳洞を進んでおり、「健康は年齢ではないのだな…」と驚かされました。

また、こちらは埼玉県の天然記念物にも指定されており、番組「ブラタモリ」でタモリさんが訪れ、大変興奮されたことでも話題となりました。
 

最寄は浦山口駅から

最寄駅は秩父鉄道の「浦山口駅」です。西武秩父駅からは徒歩で隣の御花畑駅まで行き、片道240円で浦山口駅まで向かうことができます。

ちなみに乗り過ごしてしまうと、のどかな駅で30分近く次の電車を待ちぼうけすることになるので、要注意です!

浦山口駅から他の駅へ移動の際には時刻にも気をつけて!土日はまだ本数もありますが、平日だと1時間に1本ほどのペースでしか電車が走っていないため、タイムスケジュールをしっかり組んでから訪れるようにしましょう。
 

橋立鍾乳洞までのアクセス

浦山口駅から出て右手に行くと、まず写真左の看板が見えてきます。道なりに進むと住宅街の中に赤い鳥居と森林への分かれ道があるので、鳥居ではない写真右2枚目の看板が見える方へ進みましょう!

赤い鳥居のすぐ側の脇道からも行けますが、蜘蛛の巣が多く山道になるのでおすすめしません。(筆者は間違えて木の棒をブンブン振り回しながら歩きました)

そこまで行けば、あとはずっと道なりに浦山川が見える森林を歩き続ければ到着します。
 

石龍山橋立堂と石灰岩の大岩壁が素晴らしい!

森林を抜けて真っ先に見えるのが、長い階段と断崖絶壁に囲まれ威厳(いげん)を放つ石龍山橋立堂(せきりゅうざん はしだてどう)です。屋根や垂木も全て朱色で統一されており、江戸中期に建てられたものと言われています。

本尊は諸悪を食らい尽くす観音さま、漆箔寄木造りの馬頭観世音坐像(ばとうかんぜおんとう)です。

後ろにある石灰岩で出来た大岩壁の迫力は一見の価値あり!まるで橋立堂を守るかのように天高くそびえ立っています。

ライター

東京都出身、大自然に憧れるギャップ系女子。「1度きりの人生、世界を見てから死にたい!」という想いから20歳で初めての海外旅行へ。2ヶ国目のタイではタクシーで爆睡し、3ヶ国目のフランスでは列車で爆睡して待ち合わせに2時間遅刻してしまうほど大雑把で大胆な一面も。憧れの旅人はスナフキンで、将来は気の向くままに世界を放浪しながら仕事をして、自分の旅本を出すのが夢。

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