アメリカ合衆国の州の一つであるハワイは、ハネムーンやバカンスに人気の太平洋に浮かぶ火山列島です。主要8つの島と100以上の小島から形成され、豊かな自然が生み出す絶景、穏やかな人々、美味しいグルメが魅力的な島です。
今回は、そんなハワイへ旅行する際に知っておきたい基本情報をご紹介します。
*編集部追記
2019年1月公開の記事に新たに加筆しました。(2020/1/15)
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ハワイに行ってみての感想
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私がハワイを訪れたのは3月で、そこまで日差しも強くなく、むしろ少し肌寒いくらいの天候でした。オアフ島のホノルル中心地のホテルに宿泊したのですが、街行く人や街に流れる空気が全体的におっとりとしており、散歩しているだけで幸福感に包まれたのを覚えています。
また、レンタカーなしでもトロリーを利用すればオアフ島内の主要観光スポットを巡ることができます。とくにピンクラインのトロリーはJCBカードがあれば無料で乗り放題なので、ぜひ活用してみてください。
日本に比べると物価は高く、また料理の量も予想を遥かに上回る多さなので、「お腹いっぱいで食べられない」なんてことがないよう、計画的に注文しましょう!私は二人組でハワイに行きましたが、結局二人分頼んでも食べきることができず、食費を無駄にしてしまうことが多かったです。
ハワイに行った時の旅行のルート
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6泊8日の滞在で、主にホノルルを中心にのんびりと過ごしました。目的別に日程を区切り、今日は一日ショッピング!と街歩きを堪能したり、ワイキキビーチやダイヤモンドヘッド、クアロア・ランチで乗馬をするなど自然を満喫しました。
また、丸一日かけてオアフ島を周遊できるツアーを頼み、カイルアタウンやノースショアにも足を運びました。ツアーにはハワイに行ったら食べておきたいマラサダ(揚げパン)やパンケーキ、ガーリックシュリンプも付いているので、ハワイが初めての人はツアーを頼むとお得ですよ。
ハワイでおすすめの都市
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どこもおすすめで正直なところ選べないのですが、オアフ島の次に訪れるなら、クアロア・ランチのあるカネオヘがおすすめです!
クアロア・ランチは映画「ジュラシックパーク」シリーズや「キングコング髑髏島の巨神」のロケ地に使用された4000エーカーを誇る大自然が残る場所で、乗馬やジップライン、四輪バギーなどさまざまなアクティビティを楽しむことができます。
そびえたつ雄々しい山々はもちろん、ビーチも美しく、自然が好きな人にはたまらないスポットでしょう。
・名称:クアロア・ランチ
・住所:49-560 Kamehameha Hwy. Kaneohe, HI 96744
・アクセス:
・営業時間:7:30-18:00
・営業日:毎日(クリスマス、元旦を除く)
・電話番号:(808) 237-7321
・公式サイトURL:https://www.kualoa.jp/
物価
ハワイの物価は決して安くはありません。そこはアメリカ合衆国の州の一つといったところで、世界一物価が高いなんて言われることも…。朝食をちょっとしたカフェで頼もうとしても、10ドル(1000円)を軽く超えてしまうこともしばしば。アジア旅行のように、数百円でお腹を満たすことは難しいでしょう。
現地に住んでいる日本人のツアーガイドの方も、ここ5年でさらに物価は上昇していると話していました。スーパーに立ち寄っても一目瞭然で、コンビニの役割を担うABCストアでさえ、飲み物も200円程度では手に入りません。予算に余裕を持つ必要があります。
ハワイで物価が安いもの
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ハワイ産のフルーツや食べ物
ハワイ原産のパイナップルやマカダミアナッツ、パパイヤなどのフルーツや食べ物類は日本のスーパーよりも比較的安価で手に入ります。
他にもスパムやアメリカ産の食品はお得に購入でき、味も良質なのでついつい買いすぎてしまうことも。お財布と相談して計画的に買い物しましょう。
マリンスポーツ用品
ハワイといえばサーフィンなどのマリンスポーツが人気で、ショッピングモールへ行ったり街中を歩いているとハワイデザインの可愛いサーフィン用品や水着、ビーチサンダルが日本より安く売られている場合があります。
日本からお気に入りの水着を持参するのもいいですが、現地でしか手に入らない限定デザインのものを購入してみては?
アメリカブランド
ハワイはアメリカ州のうちの一つのため、アメリカ発祥のブランド物も比較的安く手に入れることができます。ワイケレ・プレミアム・アウトレットやDFSといった免税店に行くと実感しやすいでしょう。
ラルフローレン、コーチ、ケイトスペード、マイケルコースなどのブランド品が安く購入できるのは、女性にとってもうれしいですよね。日本で購入すると輸送費などがかかってしまい本来の値段より高くなってしまうため、現地で購入するのがお得です。
フラダンスのショー観覧
せっかくハワイに来たのだから、伝統芸能であるフラダンスのショーは観ておきたいですよね。ハワイではショッピングモールで無料のフラダンスショーが行われていたり、他にもレストランでフラダンスを観ることができます。
エンターテイメントを観覧する場合にはチケット料金などがかかってしまいがちですが、ハワイではフラダンスの他にハワイアンキルトの体験など、さまざまな伝統芸能を無料で体験できる施設があります。
オーガニックコスメ
ココナッツオイルなど、オーガニックコスメもハワイでは有名です。ヘアケアで人気の「ジョンマスターオーガニック」の商品の中には日本の約半額で入手できる物もあるそうです。
カウアイ島発祥のオーガニックブランド「マリエ・オーガニクス」も比較的安価で入手できます。ハワイの植物をふんだんに使用して作られたボディケアやフレグランス商品を主に取り扱っているので、お土産や自分へのご褒美にも最適です。
ハワイで物価が高いもの
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タバコ
ハワイでは喫煙に対しての法律がとても厳しく、ホテルは全室禁煙のところが少なくありません。路上喫煙も指定された喫煙スペース以外では罰金の対象になります。
そのため街で販売されているタバコも物価がとても高く、日本では500円弱で購入できるところが一箱1000円ほどします。喫煙者の方は気をつけてください。
文房具
ハワイでは生活用品などの物価が高く、文房具もそれに該当します。そもそも日本の文房具は世界にも認められるほど安価なわりに性能が高く、ハワイの文房具が物価が高いというよりは、日本が安すぎるという認識の方が正しいといえます。
多少値は張るものの、ハワイならではのハイビスカスやヤシの木など、南国デザインの可愛い文房具もあるため、ぜひお土産に購入してみてはいかがでしょうか。
食品
ハワイ原産のものは比較的安価で手に入りますが、スーパーなどに並ぶ野菜は日本に比べてとても高いです。というのも、島国であるハワイは日本に比べて農作業がまだ発達しておらず、田畑が少ないことから魚類以外の野菜などは仕入れるのにコストがかかってしまいます。
ファーマーズマーケットに並んでいる野菜や卵などの食品でさえ、何百円単位の価格で販売されています。
日用品
ハワイは基本的に日本より物価が高い国ですが、日用品など特にティッシュペーパーやトイレットペーパーなどの紙類は高いです。日本で売っている質の高い、価格が高めのティッシュペーパーがハワイでは一般的という認識になります。
また、日本には100円ショップなどある程度のものなら安価で手に入りますが、ハワイでは日本で安く売っているものでも同様に100円ほどの価格で手に入るものは少ないと言えます。
レストラン
ハワイは一食の量が多いことから一品の価格設定も高めにされていますが、さらにチップの料金も重なってレストランでの食事は割高に感じてしまいます。
チップは食事代金の15%~20%が主流で、お酒を頼んでいる場合には18%が一般的なマナーとされています。あまり金銭に余裕がない方は食材を購入して自炊をして過ごすか、ショッピングモールのフードコートなどで安く済ませましょう。
治安
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穏やかな時間が流れるハワイといえど、犯罪が全くないわけではありません。窃盗や置き引きなど、ワイキキのアラワイ運河沿いなどは夜になると人通りが少ないため、カラカウア通りなどの大通りを選ぶようにしましょう。
また、ワイアナエコースト一帯は治安が悪いと言われています。明るいうちは雰囲気はそれほど悪くありませんが、できれば近づかないほうがいいでしょう。
気候・服装・旅行シーズン
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ハワイの平均気温は25度程度で、夏と冬の2つの季節しかありません。5月〜10月が夏にあたる乾季、11月〜4月が冬にあたる雨季になります。
ハワイは年中天気がいいイメージがつきやすいですが、雨季には晴れ予報でも突然雨が降り出すにわか雨も多く、雨具を携帯するなどの用心が必要です。雨が降ったあとには虹を見られる機会も多く、とくに虹の外側にもう一つ虹がかかる「ダブルレインボー」は幸運のサインとされています。
気温が安定しており1年中ベストシーズンなので、基本的には夏の服装に防寒用の羽織を持っていけば問題ないでしょう。
通貨
ハワイの通貨は米ドルです。1ドル=110円ほど(2018年12月時点)。ハワイでの支払いはクレジットカードが一般的ですが、チップのことも考えて細かい紙幣も揃えておきましょう。20ドル以下の紙幣が使い勝手がいいので、両替の際には20ドル札を多めに用意してもらうといいです。
また、オアフ島内を走る「ザ・バス」の均一支払い料金が2.75ドルなため、25セント硬貨を3枚ほど常備しておくと安心ですよ。ハワイでの両替はレートがあまりよくなかったり手数料が高くつくので、日本で両替しておくのがいいでしょう。