ライター
土庄 雄平 山岳自転車旅ライター・フォトグラファー

1993年生まれ、愛知県豊田市出身、同志社大学文学部卒。第二新卒を経験後、メーカー営業職とトラベルライターを両立。現在は、IT企業に勤務しながら、自然や暮らしに一歩踏み込む、情報発信に精を出す。 山岳雑誌『山と渓谷』へ寄稿、「夏のYAMAPフォトコンテスト2020」入賞、「創業110周年記念 愛知銀行フォトコンテスト」最優秀賞など。山での活動をライフワークとし、学生来、日本全国への自転車旅を継続している。

初夏ならではの、鮮やかで爽快な海

ここまで緑の風景を取り上げてきましたが、一方で初夏の美しさとして「海」も欠かせません!青さが一層際立ち、白い雲と対比を見せる情景には、なぜだかとても心を奪われます。

神秘の森を抜けると、そこは一面の青「大瀬崎」(静岡)


静岡県・沼津市街から車で1時間ほど走った場所にある「大瀬崎」。細く海に突き出るように、特異な地形をなすこの岬の初夏の風景は、本当に美しいです。

ポイントは緑と青が共存していること。どこかファンタジーの世界のようなビャクシンの森を歩いていくと、突如、鮮烈で爽快な海が思いっきり広がります。


富士山とその外輪山を背景に、優しい雲と透き通った空、真っ青の海がコラボレーションする絶景には、目を奪われること間違いなし!空と海の青さをくっきり対比できるのも”初夏ならでは”です。

■詳細情報
・名称:大瀬崎
・住所:静岡県沼津市西浦江梨331
・地図:
・アクセス:沼津市街から車で約1時間
・公式サイトURL:https://numazukanko.jp/spot/10009

海の青と山の緑が織りなす風光明媚な「パールロード」(三重)


また東海地方で美しい海といえば、伊勢志摩エリア。中でも美しい海を満喫したいなら「パールロード」がおすすめです。かつては有料道路でしたが、今では無料開通され、休日には多くのドライブ好きや二輪乗りで賑わいます。

この道のポイントは、青と緑の対比が美しいシーサイドスカイライン!


海を横目にアップダウンを繰り返しながら、山々を縫って走ります。目まぐるしく景色が変化するものの、どこをとっても本当に鮮やかで爽快!「鳥羽展望台」は、そんな道を一望できるハイライトと言えるスポットです。

■詳細情報
・名称:パールロード/鳥羽展望台
・住所:三重県鳥羽市国崎町3-3
・地図:
・アクセス:鳥羽市街から車で約30分
・公式サイトURL:https://www.toba-tenboudai.co.jp/

なぜだか心惹かれる、素朴な「日本の原風景」

最後に紹介したい初夏の絶景は、「日本の原風景」。素朴なのだけれど、やはり落ち着く。そしてなんだか癒やされる。こうした心地よさも、初夏ならではの特権と言えるのではないかと思います。

時を戻してくれる、日本の原風景「白川郷」(岐阜)


豪雪を耐え忍ぶ冬、錦絵のごとく紅葉に彩られる秋も良いのですが、世界遺産「白川郷」のマイベストシーズンは初夏。稲が育つ水田と古き良き伝統家屋が作り上げる景観は、日本人としての感性を再確認させてくれます。

苔に繁茂する茅葺の屋根、周囲に点在するささやかな花々。ちょっとしたところに情趣があり、何度訪れても飽きることがありません。


中でも一押しは、そんな白川郷合掌造り集落の高台にある「萩町城跡展望台」。清々しい風とともに、今でも守りぬかれている日本の原風景を一望することができます。

■詳細情報
・名称:白川郷合掌造り集落
・住所:岐阜県大野郡白川村荻町
・地図:
・アクセス:白川郷ICから車で約5分
・公式サイトURL:https://shirakawa-go.gr.jp/

日本のマチュピチュと謳われた美しき「天空の茶畑」(岐阜)


最後に紹介したいのは、岐阜県の山間部・揖斐川町にある「上ヶ流茶園」。もともと、知る人ぞ知る場所だったのですが、山々に抱かれてテーブル状に展開する茶畑が、いつからか”マチュピチュ”みたいだと評され、次第に認知されるようになりました。

茶摘みが開始される4月中旬からは茶畑の緑色が美しく、気温が快適な初夏がベストシーズンです。


“岐阜のマチュピチュ/天空の茶畑”と謳われる絶景が望めるのは、茶畑から徒歩30分ほど登った広場。引き込まれるスケールと高度感、そして遺跡のように区画された茶畑の佇まいは、確かにマチュピチュを想起させてくれます。

■詳細情報
・名称:岐阜のマチュピチュ 天空の茶畑
・住所:岐阜県揖斐郡揖斐川町春日六合
・地図:
・アクセス:大垣市街から車で約45分
・公式サイトURL:http://kamigare.net/

一年で美しく、そして清々しい初夏の絶景


今回は、私のホームエリアと言える東海地方で、心洗われる初夏のヒーリングスポットを取り上げてみました。

もちろん東海地方を訪れた際には、これらのスポットをぜひ訪れてほしいのですが、この記事を通じて一番伝えたかったのは、地元で何気ない絶景に出会えるのが初夏という季節だということ。

まだまだ旅が日常になる日々は戻ってきていませんが、だからこそ地元のポテンシャルへ目を向けてみてはいかがでしょうか?

All photos by Yuhei Tonosyou

ライター
土庄 雄平 山岳自転車旅ライター・フォトグラファー

1993年生まれ、愛知県豊田市出身、同志社大学文学部卒。第二新卒を経験後、メーカー営業職とトラベルライターを両立。現在は、IT企業に勤務しながら、自然や暮らしに一歩踏み込む、情報発信に精を出す。 山岳雑誌『山と渓谷』へ寄稿、「夏のYAMAPフォトコンテスト2020」入賞、「創業110周年記念 愛知銀行フォトコンテスト」最優秀賞など。山での活動をライフワークとし、学生来、日本全国への自転車旅を継続している。

RELATED

関連記事

RANKING

人気記事ランキング