ライター
Yu Villegas 元パティシエ&日本語教師

娘二人が産まれてからも、旅は引き続き人生の生きがい。格安航空券を見つけては、週末旅に出かける日々。元パティシエ&日本語教師。旅で何よりも楽しみなのは、そこでしか食べられないローカルフードや地元の人々との交流。渡航国数34ヵ国。現在はワーホリ以来12年ぶりにドイツ滞在中。 インスタやブログでも旅情報を発信中。

こんにちは。現在ポルトガル在住ライターのYuです。みなさんはワーホリで人気の渡航先と言えば、どこを思い浮かべますか? オーストラリアやカナダ、イギリスなど英語圏の国が人気を集めていますが、実はドイツもこれらの国に並んで人気の渡航先となっています。

春はカーニバル、夏には音楽フェス、秋はワイン祭りにオクトーバーフェスト、冬はクリスマスマーケットなど40か所以上の世界遺産や約2500箇所のお城に、ローカルグルメの数々…。


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また、滞在先候補を選ぶにも、中世の街並みを残した小さな街から、最先端の都市ベルリンまで、選択肢がたくさん。

そこで今回は、実際にワーホリでハイデルベルクに滞在した経験から、私がハイデルベルクをおすすめする6つの理由と、語学学校やアパートの探し方まで、紹介していきます。

ドイツへのワーホリの方法

他国のワーホリビザと違って、ドイツのワーホリビザは年間発給数の制限もなく、申請時期も限定されていなく、取りやすいのが魅力。また、18歳から30歳の日本人なら誰でも申請可能です。

申請場所

詳しくはドイツ大使館のwebサイトに書いてありますが、主に関東の方はドイツ大使館、関西の方は大阪・神戸の総領事館で手続きを行います。


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日本で申請・受理してから行くのが一般的ですが、実はドイツにビザなしで行ってからでも、ワーホリビザは申請可能
(ただし随時状況は変わるので、この方法をとりたい方は、事前にドイツ大使館や現地の役所に確認することをおすすめします。)

ワーホリビザ取得に必要なもの


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・記入済みのビザ申請書
・記入済みの誓約書
・パスポート用写真1枚
・パスポート(ビザの有効期限が切れた後、3ヵ月以上の有効期限が残っているもの)
・航空券
・残高証明書または通帳(往復航空券を買った場合は20万円以上、片道航空券の場合は40万円以上の証明が必要で、申請される前日に記帳された最新のもの)
・医療保険・旅行賠償責任保険の証明書(ドイツでの全滞在期間有効で、歯科の治療にも適用され、女性の場合は妊娠時にも適用される保険に加入していることを証明するもの)

※随時、条件や内容は変わるかもしれないので、申請前には必ずドイツ大使館のwebサイトで、最新の情報をご確認ください。

なぜハイデルベルクがおすすめなのか?

私もワーホリを決めた当時、どの街に滞在するか悩みに悩みました。ワーホリ以前に1度ドイツを旅行で訪れていたので、その中で気に入った街にするか、ネットで各街の写真を見てみて直観で決めるか、今ほどネットに情報が溢れていない時代だったため、悩みに悩んだ記憶があります。結果的に直感で選んだハイデルベルクは、大成功の選択でした。


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そこで、ここからは数あるドイツの街の中で、なぜ私がハイデルベルクをおすすめするのか、順番にその理由を紹介していこうと思います。滞在先で迷っている方の、少しでも参考になれば嬉しいです。

おとぎの国のような中世の城下町に暮らせる


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「せっかくドイツに住むなら、メルヘンチックでお城のある街に暮らしたい!」…そんなあなたにおすすめなのが、ここハイデルベルクです。

ハイデルベルクは第二次世界大戦の空爆からまぬがれ、中世そのままのたたずまいを残す数少ない街の一つ。街の中心地からは、13世紀に建てられたハイデルベルク城が見え、まさに中世の城下町。


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私も、滞在中は「ちょっとお城まで散歩に行こうよ」なんて気軽に語学学校の友人たちと出かける日々。お城は高台にあるため、そこから見る街の景色もため息ものの美しさでした。


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メインストリートはヨーロッパでも随一の長さを誇る歩行者天国になっていて、歴史を感じるレストランやカフェやおしゃれなショップも多数あり、ショッピングも楽しめます。

また、クリスマス時期には、クリスマスマーケットやスケートリンクも出てきて、「Theドイツ!」の光景には興奮しました。

中世を感じる街でありながら街歩きも楽しめる、ちょうどよいバランスの街なんです。

学生街なので安いアパートが探しやすい

ドイツ最古の大学のあるハイデルベルクでは、学生街ということもあってWG(シェアハウス)が普及しています。1部屋のアパートを借りるよりも、WGは一般的に賃料がとても安いのが魅力。

私が使ったのはWG-Gesuchtというシェアハウス探しに特化したwebサイト。希望の地域名と日付、部屋タイプなどを入力すると、現在募集のある家が出てきます。


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私は20軒ほどコンタクトをとり、実際に返事がきたのは5軒ほど。そして住んでもいいよ!と回答してくれたのが2軒という結果でした。

ポイントは、あまりこだわらず、できるだけ多くの家にコンタクトをとること。あとは、夏休み前などは数週間~数か月の短期貸しも多く出ているので、とりあえず短期でもいいからシェアハウス体験をしてみたい、お金を節約したいという方は、短期貸し物件に的を絞るのもおすすめです!

これらの家は、部屋の住人が、夏季休暇で帰省や長期バケーションに行っている間だけ、住んでもいいよ!という契約なので、家具や生活用品そのまま使わせてもらえるのも魅力。


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私は、到着後2カ月は語学学校の寮に住んでいましたが、その後はシェアハウスを借りて、ドイツ人の女の子3人とルームシェアをしていました。

写真は部屋の一部です。キッチン・ダイニングエリアとシャワールームが共同で、4LDKのアパートを私を含む計4人でシェア。

家賃は光熱費込みで、月々220ユーロでした。一緒に住んだドイツ人の女の子たちはみんな親切で、ダイニングエリアで一緒にランチをしたり、夜はお酒を飲みながら私のつたないドイツ語の練習に付き合ってくれたり。

シェアハウス生活のどの瞬間も、とてもいい思い出になりました。

ハイデルベルク大学には日本語学科があり、日本に興味があるドイツ人と友人になりやすい

ドイツに行って、ドイツ語を上達させるのにおすすめなのが、「タンデムパートナー」を見つけることです。これは、語学を学ぶ者同士が、お互いに母国語を教え合うパートナーになるということ。

お互いの言語や国、カルチャーに元々興味があるもの同士なので、話題も尽きず、気が合えば、言葉を教えあうとき以外も会ったりして、ドイツ人の友人作りのきっかけにもなります。

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ライター
Yu Villegas 元パティシエ&日本語教師

娘二人が産まれてからも、旅は引き続き人生の生きがい。格安航空券を見つけては、週末旅に出かける日々。元パティシエ&日本語教師。旅で何よりも楽しみなのは、そこでしか食べられないローカルフードや地元の人々との交流。渡航国数34ヵ国。現在はワーホリ以来12年ぶりにドイツ滞在中。 インスタやブログでも旅情報を発信中。

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