ライター

東京都出身、大自然に憧れるギャップ系女子。「1度きりの人生、世界を見てから死にたい!」という想いから20歳で初めての海外旅行へ。2ヶ国目のタイではタクシーで爆睡し、3ヶ国目のフランスでは列車で爆睡して待ち合わせに2時間遅刻してしまうほど大雑把で大胆な一面も。憧れの旅人はスナフキンで、将来は気の向くままに世界を放浪しながら仕事をして、自分の旅本を出すのが夢。

カフェ文化を楽しむ

フィンランドはコーヒー文化が根強く、街を歩くといたるところにカフェやコーヒースタンドを見かけます。その中でも1852年創業の「EKBERG(エクベリ)」はフィンランド最古のベーカリーカフェと言われており、連日満員で列が絶えないほどの人気っぷりです。

時計職人だった創業者のフレドリック・エクベリがヘルシンキのパン屋さんに弟子入りし、約10年間という修行期間を経て創業したのだとか。タイムスリップしたかのような可愛らしい内装と外観も素敵です。

人気メニューであるフィンランド風ミルフィーユの「ナポレオン」(日本円で800円ほど)は、サクサクのパイ生地と甘さ控えめのカスタードクリームがバランスよく重ねられた一品です。コーヒーとの相性もよく、上品な味にホッと一息ついてしまいます。

「EKBERG(エクベリ)」はブランチビュッフェ(約16€)もやっているので、ぜひ足を運んでみてください。

 

■詳細情報
・名称:Ekberg 1852 Ltd
・住所:Bulevardi 9, 00120 Helsinki, フィンランド
・地図:

・電話番号:+358 9 6811860
・公式サイトURL:https://www.ekberg.fi/ja/

 

流行りのロウリュでぽかぽか!本場のサウナで健康に

フィンランドといえば本場のサウナ体験も欠かせません!2016年5月にヘルシンキのヘルネサーリにオープンした「Löyly Helsinki(ロウリュヘルシンキ)」は、NHKなどでも紹介されているフィンランドで話題のスポットです。

ロウリュには伝統的なスモークサウナとストーブ式のサウナの2種類があります。スモークサウナは熱した石に水をかけてその蒸気で体を温めるもので、ストーブ式サウナは薪を燃やすことで空間を温めます。

一度に20人ほどが入ることができ、現地の人との交流も楽しめます。男女共用なので、水着の用意をお忘れなく!

体がぽかぽかに温まったら、そのまま海へ飛び込みます!現地の人は休憩スペースでビールを飲んだりしていて、サウナがいかにフィンランド人の心のオアシスや社交場になっているかが伺えました。

ちなみに筆者はもともと温泉でサウナと水風呂を行き来するのが好きだったので、余裕で肩まで浸かりました!スッキリして最高です。

■詳細情報
・名称:Löyly Helsinki
・住所:Hernesaarenranta 4, 00150 Helsinki, フィンランド
・地図:

・電話番号:+358 9 6128 6550
・公式サイトURL:https://www.loylyhelsinki.fi/

 

ノルディックレストラン「Emo」で豪華なディナーを

デザインディストリクトの街角にあるレストラン「EMO」は、モダンヨーロッパスタイルをテーマにしているフィンランド料理をベースにしたヨーロッパ料理のお店です。

従来の三つ星などの評価ではなく、ミシュランで「安くておすすめできるお店」に与えられるビブグルマンも受賞しているそう!店内は高級感あふれるシックな雰囲気で、家族の記念日やデートにもぴったりです。

料理は日本人の口に合う無駄のないシンプルな味付けで、カボチャやニンジンなど野菜も多くヘルシーでとても美味しかったです!海外の料理は味が濃すぎたり癖が強かったりしますが、フィンランド料理は日本料理とあまり味付けに差がなく、野菜が多くて食べやすいのもうれしいですね。

メニューによってはメインが白身魚やサーモンもあり、ワインとの相性も抜群な食事ばかりです。ぜひ、ディナーはこちらでゆったりと過ごしてみてくださいね。

■詳細情報
・名称:EMO
・住所:Kluuvikatu 2, 00100 Helsinki, フィンランド
・地図:

・電話番号:+358 (0)10 505 0900
・公式サイトURL:https://emo-ravintola.fi/en/

 

足を伸ばして2番目に古い街ポルヴォーへ

フィンランドでトゥルクに次いで2番目に古い街であるポルヴォーは、800年もの歴史が続く川沿いの赤い倉庫群やパステルカラーの住宅街が可愛らしい旧市街です。色とりどりな木造の住宅群を見るために毎年160万人もの観光客が訪れるのだとか!

ヘルシンキからバスに乗って1時間ほどで到着できるので、日帰り旅行にもおすすめです。

街中にはコーヒーの香ばしい匂いが漂い、川沿いでは現地の方が伸び伸びと釣りを楽しんでいる様子を伺うことができます。12月からの冬の期間は寒さがとても厳しいので、防寒対策は万全にしていきましょう!

■詳細情報
・名称:ポルヴォー
・住所:P.O. Box 23 (Raatihuoneenkatu 9) FI-06101 Porvoo
・地図:

・公式サイトURL:https://www.visitfinland.com/ja/kiji/natsu-no-machi-poruvo/

 

人気チョコレート屋さん「Brunberg」や雑貨屋さんでお土産を!

ポルヴォーの中心地にあるストリートに、フィンランドで150年もの間愛されているチョコレート屋さん「Brunberg(ブルンベリ)」があります。

板チョコからファッジなど種類は豊富で、実際に店内で試食しながら買い物をすることができます。ぜひお土産はこちらで購入してみてくださいね!

また、ほかにも中心地にある2つのストリート「jokikatu」と「Välikatu」には、フィンランドで人気のムーミン雑貨が売っている雑貨屋さんやインテリアショップなど、買い物しがいのあるお店がたくさん並んでいます。
 

フィンランドの国民詩人ヨハン・ルードヴィーグ・ルーネベルグの自邸

All photo by kitatomomi

有名なフィンランドの国民詩人、ヨハン・ルードヴィーグ・ルーネベルグ(1804-1877)が生前に暮らした自邸を見学することができるミュージアム「Runebergin Koti」。展示物の中には1860年代当時からの物もあれば、展示のために復元されたものもあり、ルーネベルグの歴史を辿ることができます。

一家の趣味である狩り用品が飾られたフォックスルームや、彼の妻であるフレデリカが作ったルーネベルグタルト(別名:ルーネベリタルト)の模型やレシピなども展示されています。

毎年2月になると、フィンランドの人はルーネベルグを讃えてルーネベルグタルトを食べるそうです。ポルヴォーのご当地名物なので、立ち寄った際はぜひ食べてみてくださいね!
 

寒い冬こそフィンランドへ!

フィンランドは夏と冬がシーズンですが、ぜひ初めて行くなら冬をおすすめしたいです!この時期にしか食べられない限定の料理やお菓子も美味しいですし、街中のイルミネーションやサウナなど、冬が好きな人にはたまらない旅行になること間違いなしです。

ぜひ、温かい格好をして冬のフィンランドへ遊びに行ってみてくださいね!

ライター

東京都出身、大自然に憧れるギャップ系女子。「1度きりの人生、世界を見てから死にたい!」という想いから20歳で初めての海外旅行へ。2ヶ国目のタイではタクシーで爆睡し、3ヶ国目のフランスでは列車で爆睡して待ち合わせに2時間遅刻してしまうほど大雑把で大胆な一面も。憧れの旅人はスナフキンで、将来は気の向くままに世界を放浪しながら仕事をして、自分の旅本を出すのが夢。

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