ライター
樋口 佑樹 ディレクター

『周りを幸せにする誰かのやりたいを実現する』という個人理念を掲げて、クリエイティブとコーチングをテーマに活動中。2022年には現在は、原チャリで日本を縦断しながら、地域を盛り上げる人たちに出会う「ひぐの出会い旅」を敢行中。をて、オーラがある人の源泉を探る旅を計画中。 旅中のトラブルなど、鉄板のエピソードトークがあることに憧れ続けて早7年。好きなものは珈琲と旅とフィルムカメラ。

大学時代の友人を訪ねに大分県は耶馬溪へ。福岡から下道であっても、3時間かからず着いてしまうお手軽な距離感。道中も山道の美しさに疲れを忘れてドライブを楽しめます。


紅葉が綺麗な耶馬溪エリアは秋に絶景を楽しむだけの場所ではありません。自然に囲まれながら、ほっと一息つくのにぴったりなカフェや温泉が目白押し。

今回は梅雨シーズンと被って、雨が降る日も多かったのですが、それでも森に囲まれた場所でリフレッシュするって気持ちが良いものです。

本記事では、ストレスからの回復にピッタリなおすすめスポットを6箇所ご紹介。道中の景色もすごく綺麗なので、ドライブがてら耶馬溪へのお出かけはいかがですか?

圏外になるほど山奥のゆったりカフェ|豆岳珈琲


最初にご紹介するのは山道をずっと進んだところに、突然あらわれる「豆岳珈琲」。スマホも圏外になるほど緑に囲まれた場所で、心に安らぎをもたらしたいときにはうってつけのカフェなんです。

1週間の滞在で2回行くほどには、居心地が良いとこでした。雨の日は店内で、晴れの日にはテラス席でといった違った楽しみ方を。


店内の本もゆっくりとした時間になじむような選書。珈琲も、毎日飲める珈琲を目指して、あえて個性を出さないようにしてるんだとか。

今の流行りである個性的な珈琲と逆行しても、自分たちのスタイルを貫く姿がカッコよく映りました。小一時間かかるとしても、忙しない日常の中で、ホッと一息つきたい方には行ってほしいお店です。

■詳細情報
・名称:豆岳珈琲
・住所:〒871-0431 大分県中津市耶馬溪町大字大島3818-1
・地図:
・アクセス:耶馬溪山移ICから車で20分
・営業時間:12:00~17:00
・定休日:月曜日/火曜日
・電話番号:0979-56-2508
・公式サイトURL:https://www.mametake.com/

「陶器のことを知って欲しい」から始まった|陶Cafeしきろ庵

続いてご紹介するのは、福岡から移住した夫婦が営む「陶Cafe しきろ庵」。もともとは陶器づくりのため耶馬溪に移り住んだそうなのですが、陶器の魅力を知ってもらうためにカフェもオープン。


ドリンクは陶Cafeの窯元でつくったコーヒーカップで出てきます。

店内で使われる食器類だけに限らず、机や椅子なども自分たちでつくりあげており、ぬくもりの感じられる内装。


机や椅子も自分たちでつくったんだとか
耶馬溪に住む友人によると、抹茶のテリーヌが絶品のようで。その日は残念ながらなかったのですが、もしあればチャレンジしてみたい一品です。

■詳細情報
・名称:陶Cafeしきろ庵
・住所:〒871-0432 大分県中津市耶馬溪町大字金吉862
・地図:
・アクセス:耶馬溪山移ICから車で7分
・営業時間:12:00~17:00
・定休日:火曜日/金曜日
・電話番号:090-7927-3161
・公式サイトURL:https://www.facebook.com/cafeshikiroan/

がっつりランチを食べるなら|ほのぼの茶屋

さて、突然ですが問題です。このランチ、いくらでしょう!


正解はなんと……

500円です!もはや一桁違うかと思ってしまいます(笑)

でも、本当にこのボリュームのランチがたったの”ワンコイン”で出てきます。その代わり、メニューは1種類。

「いつオーダー取られるのかなあ?」と思っていたのですが、なにも聞かれずに過ぎていく時間。

待っていると、いつの間にかご飯がどんどん出てくるシステムです。

お野菜もいただけますし味も美味しいので、耶馬溪のランチに迷ったらメニュー”一択”の「ほのぼの茶屋」もご検討ください!

■詳細情報
・名称:ほのぼの茶屋
・住所:〒871-0421 大分県中津市耶馬溪町大字山移3802
・地図:
・アクセス:耶馬溪山移ICから車で3分
・営業時間:11:00~14:00
・定休日:水曜日
・電話番号:0979-55-2214
・公式サイトURL:https://nakatsuyaba.com/?introduce=honobono

カツ丼が絶品なお蕎麦屋さん|手打ちそば筍

インタビューを受けてくれた太くんのオススメで訪れたのが「手打ちそば筍」。蕎麦屋さんではあるものの、黒豚を使ったカツ丼がオススメとのことで、カツ丼セットを注文しました。

通常、セットにはうどんがつくのですが、+150円することでお蕎麦に変更することもできます。

とんかつのサクサクっぷり具合が絶妙で、疲れた身体に染み渡る味。蕎麦はさっぱりと、とんかつの肉汁を中和するかのような組み合わせで、とても推したいセットです。

■詳細情報
・名称:手打ちそば筍
・住所:〒871-0431 大分県中津市耶馬溪町大字大島174-1
・地図:
・アクセス:耶馬溪山移ICから車で5分
・営業時間:11:00~14:00/18:00~21:00
・定休日:火曜日
・電話番号:0979-56-2700
・公式サイトURL:http://www.facebook.com/%E6%89%8B%E6%89%93%E3%81%A1%E3%81%9D%E3%81%B0-%E7%AD%8D-397124447023852/

疲れた身体に癒しのお湯を|岩戸湯&とろろ乃湯

大分県は温泉県と言われるほど、温泉が有名な場所。耶馬溪も例に漏れず、いくつか温泉があります。

岩戸湯


まずご紹介するのは「岩戸湯」。コンパクトな施設はぬくもりがある素朴なつくり。値段もお手頃で、気張らず入りたいときにオススメの温泉です。

僕は熱々のお湯が苦手なのですが、岩戸湯のお湯はのぼせることなくずっと入っていたいくらいのぬるま湯。じっくりとその日の疲れを癒してくれます。

そして、お風呂を上がったあとの休憩所も充実。パフェや冷えたドリンクがカフェメニューとして用意されています。

■詳細情報
・名称:岩戸湯
・住所:〒871-0422 大分県中津市耶馬溪町大字深耶馬3216-2
・地図:
・アクセス:耶馬溪山移ICから車で7分
・営業時間:10:00~20:00
・定休日:水曜日
・電話番号:0979-55-2923

とろろ乃湯

山奥にひっそりと佇んでいる「とろろ乃湯」は、景色も楽しむことができる秘湯です。行くまでの道で不安になる人が続出するんじゃなかろうかという山奥っぷり。

看板が見えてからもしばらく山を登ります。「あってるかな?」と思っても、根気強く車を走らせてください(笑)

到着すると、山奥というロケーションもあってか、露天風呂からの眺めや空気が気持ちいいと言ったらありゃしない!天気がよければ夜空を眺めながら湯船を楽しむことができます。

■詳細情報
・名称:とろろ乃湯
・住所:〒871-0421 大分県中津市耶馬溪町大字山移5927
・地図:
・アクセス:耶馬溪山移ICから車で5分
・営業時間:平日11:00~20:00/土日祝10:00~20:00(受付は19:00まで)
・定休日:月曜日
・電話番号:0979-55-2080
・公式サイトURL:http://tororo-no-yu.sakura.ne.jp/

移住をする際の心強い味方|大分移住手帖


ここで紹介したしきろ庵や、豆岳珈琲の店主さんは移住した方が運営しているお店。耶馬溪をはじめとして、大分には移住者が増えています。

でも、いざ移住しようとなっても、生活の拠点を変えることはなかなか容易ではないこと。そんな時に背中を押してくれるサイトが大分移住手帖です。

大分移住手帖では、先輩移住者の声を中心に”移住する時の困りごと”や”移住を通して感じた大分の魅力”を発信しています。

個人的に、かねてから気になっていた大分移住手帖。耶馬溪滞在を終えたあと、大分移住手帖を運営する河野忍さんにお話を伺ってきました。

大分移住手帖のはじまりは「自分の困りごと」

大分のことを調べているときによく出てきたのが大分移住手帖で。気になっていたのでお話お伺いできて嬉しいです!そもそも、大分移住手帖を立ち上げたのはどうしてなんですか?

ひぐ

河野さん

自分自身の経験が大きいです。私自身が、10年ほど前にUターンで大分に帰ってきた人間なんです。高校を卒業するタイミングで、福岡、その後東京へと飛び出したんですが、都会での暮らしがツラくなった時に大分に戻りました。そのときに、自分のイメージとギャップがあったんです。
イメージとのギャップですか。

ひぐ

河野さん

はい。当時、IT企業での経験を経て大分に戻ってきたのですが、仕事も遊びも何もないと思っていた大分には意外と色々あって。仕事もあれば、買い物ができる場所もある。ふとしたときにリフレッシュできる自然や人情味溢れる支え合いの生活など、東京ではなかったものもここにはありました。
たしかに東京との暮らしとは違うところがありそうですよね。

ひぐ

河野さん

そうなんです。そんな大分を知ってもらいたいし、昔の自分が抱いていたイメージと現実のギャップを埋めるために大分移住手帖を始めました。

移住のストーリーは十人十色


大分県竹田市に移住した市原さん

移住情報が載ってるものって堅苦しくてあまり見る気にならないことが多いのですが、大分移住手帖はそうではなくて。どんなことを大事にしてるからなんですか?

ひぐ

河野さん

少し話が遡るのですが、大分移住手帖を始める前に、よくイベントをしていました。そこで大分に移り住んだアクティブな人たちとの繋がりができて。その中で移住した決め手を聞くと、みんな共通して言っていたことがあるんです。
共通して言っていたこと……気になります。

ひぐ

河野さん

それが「◯◯さんがいたから」ということ。移住と聞くと、その土地の景色が気に入ったとか、教育環境が整ってるからとか、そういう理由もありそうじゃないですか。でも、多くの人にとって、移住の決め手は”人”でした。
だから、大分移住手帖では先輩移住者の声がたくさん掲載されてるんですね。

ひぐ

河野さん

そうです。あとは移住は恋愛と一緒で相性が大事。良いところだけでなく、失敗談も正直に載せることで、こんなはずじゃなかったというギャップをなくすように心がけています。

自分らしい挑戦を地方から

今、地方に移住することの魅力を教えてください。

ひぐ

河野さん

地方には良い意味で何もありません。だからこそ、田舎ではなにか困りごとを解決すると、それだけで重宝されます。あとはお金の面でも生きやすいと思います。
それは全然違いそうですよね。

ひぐ

河野さん

東京だと立地次第ですが、家賃が10万円かかるところも少なくありません。それにオシャレしないと、とか、付き合いを考えると、見栄代がすごいかかるんです。その点、田舎では家賃は安いし、野菜も近所の方からもらうことがあったりで……ありがたいですよね。
見栄代って分かりやすい言葉。

ひぐ

河野さん

そう、だから田舎は見栄をはることなく、自分らしく生きられる、ちょうどいいものが見つけられる場所なんだと思います。

窓全開で山の空気を味わおう

ここで紹介したお店もさることながら、ツーリングが人気になっているだけあって、道中がとても心地よい耶馬溪。特に原付で走っていると、凛とした空気を深く吸い込むだけで気分は爽快。


移動は疲れるものでなく、移動すらも楽しむ旅。それができるのが耶馬溪の魅力のひとつとも言えるかもしれません。

そして、河野さんへのインタビュー。「田舎に何もないと思って飛び出したけど、当時は自分に何もなかったからじゃないかな」と言っていた姿が印象的でした。


何者かになりたいから東京で修行する。それもひとつの選択肢。だからといって、その選択にこだわる必要もないですし、生きづらければ他の選択肢が待っています。

耶馬溪のシェアハウスも然り、河野さんも然り。疲れた時には、温かい土壌がある大分で自分を見つめ直す時間をとっても良いかもしれません。

ちなみに、邪馬渓でシェアハウスを営む太くんにはインタビューもさせていただきました。そちらは別の記事にてご紹介するので、お楽しみに。

さて、気持ちいい道中を抜けて、次の目的地を目指します!

All photos by Yuki Higuchi

ライター
樋口 佑樹 ディレクター

『周りを幸せにする誰かのやりたいを実現する』という個人理念を掲げて、クリエイティブとコーチングをテーマに活動中。2022年には現在は、原チャリで日本を縦断しながら、地域を盛り上げる人たちに出会う「ひぐの出会い旅」を敢行中。をて、オーラがある人の源泉を探る旅を計画中。 旅中のトラブルなど、鉄板のエピソードトークがあることに憧れ続けて早7年。好きなものは珈琲と旅とフィルムカメラ。

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