時津風|サウナー必見のニュースポット
ここ「時津風」は3つの機能が集まった複合施設です。
ギャラリーや物販を行っている「時」
カフェとスナックを運営する「津」
そして、2022年7月にニューオープンしたフィンランド式サウナ「風」
ギャラリーもスナックも、めちゃくちゃ推しなのですが、個人的にはサウナが非常にアツかった!(色んな意味で)
定員が6名と半貸切サウナとなっていて、ゆっくりサウナを堪能したいサウナー必見のスポットです。
温度自体は60度ほどと低いように感じますが、時津風の熱波師である戸倉さんの頑張りがとにかくすごくて、体感温度はぐんぐん上昇していきます。
熱波師の戸倉さん、いつも「しきじ」シャツを着ています。
そして、サウナーにとってはサウナや水風呂の温度と同じくらい、休憩所の充実度合いは大事ですよね。
どうぞご覧ください、この休憩所の充実具合!
空気も美味しいし、まさに整うための休憩所。このサウナでは自分たちが持っている里山で取れた薪を使っているなど、地産地消の動きもとても素敵です。
サウナを終えたら、スナックで地元の人たちとの交流を楽しむのも良いですね♪
・名称:時津風
・住所:〒699-2501 島根県大田市温泉津町温泉津ロ23
・地図:
・アクセス:山陰道「江津IC」から車で25分、WATOWAから徒歩1分
・営業時間:
金曜日:11:00~19:00、20:00~23:00
土曜日:11:00~19:00、20:00~23:00
日曜日:11:00~19:00
・定休日:月曜日〜木曜日
・電話番号:0855-52-7402
・公式サイトURL:https://tokitsukaze.satoyamainstall.com/
一朶|江戸時代から残る柱と空気感
WATOWAから歩いて1,2分、時津風のすぐ近くにある「一朶(いちだ)」
普段は器などを販売しているのですが、果物やお茶も出しています。この日は冷凍された西条柿をいただきました。
女将さんが長いこと温泉津で育ってきた方で、温泉津の歴史を親切に教えてくれます。
このお店に使われている柱の一部は江戸時代から残るもの。国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されていて、守られているんだそうです。
周辺にも江戸時代から残る建物があるということで、あわせて見学。
長い年月、残ってきたものを通して、今の自分を鑑みる。せかせかしがちな日常の中で、ふと立ち止まる時間はとても意味深いものなのかもしれません。
そんな思いに触れられた一朶でのひとときでした。
・名称:一朶
・住所:〒699-2501 島根県大田市温泉津町温泉津ロ163
・地図:
・アクセス:山陰道「江津IC」から車で25分、WATOWAから徒歩1分
櫛島キャンプ場|海に囲まれたキャンプ場
最後にご紹介するのは「櫛島キャンプ場」です。僕自身はふらっと遊びに行ったのですが、いつかまた来てみたい!ということでご紹介。
前日に雨が降っていたので、少し濁っていたのですが、キャンプ場のそばには綺麗な海が広がっています。
そのため、釣りをする人もしばしば。
キャンプ場ではSUPやカヤックといったアクティビティが用意されているので、アウトドア派な方にはもってこいな場所ですね。
オーナーのたけちゃんは元々エンジニアだったのですが、今はキャンプ場の管理人として活動しています。
ふらっと訪れたにも関わらず、丁寧にご案内いただき、優しさに心があたたかくなりました。
・名称:櫛島キャンプ場
・住所:〒699-2501 島根県大田市温泉津町温泉津 櫛島
・地図:
・アクセス:山陰道「江津IC」から車で30分
・営業時間:9:00~17:00 予約受付
・定休日:火曜日
・電話番号:0855-65-2669
・公式サイトURL:https://www.city.oda.lg.jp/update_info/6107
歴史と未来を楽しめる温泉津に足を運んでみよう!
原付バイクで町に入った瞬間に、「あ、この町は落ち着いた活力に満ちている」と直感した温泉津。実際に3泊するなかで、2拠点生活を営む若い人や、キャリアや年齢を問わずチャレンジし続ける方々と出会いました。
抽象的になってしまいますが、実際に訪れて”空気の違いが伝わる町”ってあんまり多くないと思うんです。しかし、温泉津にはたしかに他の町と違う居心地の良さを感じました。
築かれた歴史の上に、新しい未来を重ねていく。
人口が少なくなっている地方では、危機感とともに挑戦する人があらわれやすいように思います。温泉津はその動きが強く、これからがとても楽しみな地域です。
温泉津で出会った、小林新也さんは伝統産業を残すべく、里山再生に挑むデザイナー。今回、ご縁あって小林さんにインタビューさせていただくことができました。
その内容は【こちら】。ぜひあわせてお読みください!
All photos by Yuki Higuchi