ライター
コージー 世界遺産ライター

1994年生まれ。スポーツニッポン新聞社を経て、フリーライターに。大学時代のタイ留学で旅にハマり、バックパッカーデビューを果たす。世界遺産検定マイスターで、1000件以上登録されている世界遺産全制覇が夢。

こんにちは、ライターのコージーです。

最近、国内のさまざまな地域を旅するなかで、改めて日本には素晴らしいところがたくさんあるなと実感しています。

今回訪れたのは、厳島神社、原爆ドームと2つの世界遺産がある広島県。といっても、メインの目的は世界遺産ではありません。

なんと、高級ホテルブランドとして世界的に有名な「ヒルトン」が広島にオープンしたのです!

ということで、2022年10月22日にグランドオープンした「ヒルトン広島」に潜入してきました。

広島観光の中心地にある「ヒルトン広島」

2022年10月22日にグランドオープンした「ヒルトン広島」
photo by ヒルトン広島

「ヒルトン広島」は、広島駅から車で10分ほど。広島市のメインストリートである平和大通りにほど近く、世界遺産の原爆ドームや平和記念公園は徒歩圏内。広島観光には便利な立地ですね。

驚くことに、ヒルトンは中国・四国地方初進出なのだそう。さらに、ヒルトン広島はヒルトンのフラッグシップブランド「ヒルトン・ホテルズ&リゾーツ」として600軒目の記念すべきホテルでもあります。

2022年10月22日にグランドオープンした「ヒルトン広島」
客室は7階から22階までの全420室。「ヒルトン」と聞くと「高級すぎて、手が届かない……」と思う方もいると思いますが、さまざまなタイプの客室があるため、自身の予算や希望に合ったお部屋を選べるのがポイント。

ヒルトン広島の入口
とはいえ、やはり世界のヒルトン。ホテルに一歩足を踏み入れた瞬間から、エレガントな雰囲気が漂います。

19階以上に広がる、ワンランク上の贅沢空間

ヒルトン広島のホテル内観
高鳴る鼓動を抑えながらチェックインを済ませて、さっそく部屋に向かいましょう。今回宿泊したのは、19階のエグゼクティブツインルーム。

ヒルトン広島のホテル内観
ドアを開けた瞬間からその興奮は最高潮に。いかがでしょう!日々頑張る自分へのご褒美に、最高の空間が広がっているではありませんか。

ヒルトン広島のホテル内観
じつは19〜22階は、ヒルトン広島の中でもランクがもっとも高い「エグゼクティブフロア」。ヒルトンに宿泊して広島市内を観光するのもいいですが、1日中ホテルで過ごしたくなるような贅沢なつくりになっています。

ヒルトン広島のホテル内観
今回は1人での宿泊ですが、パートナーや友人と宿泊するのにもぴったり。もし泊まったらこんなことをしようかな?……なんて想像も膨らみますね。

ヒルトン広島から見える景色
大きな窓から広島の街並みを見晴らせるのも、素晴らしいポイントです。瀬戸内海を眺望できる部屋からの景色を見ようと、グランドオープンを心待ちにしている人も多いことでしょう。

一度でいいから泊まってみたい!全16室のスイートルーム

ヒルトン広島のスイートルーム
今回は特別にスイートルームを見学させてもらいました。こちらは20階にあるデラックススイート。

スイートルームは1部屋4人まで泊まれるとのことですが、4人でも持て余してしまいそうな広さ。

ヒルトン広島のスイートルーム
天気がよければ、大きな窓からは宮島が望めます。座り心地のよいソファはもちろん、ワークデスクも完備。ホカンス(=ホテルバカンス)だけでなくワーケーションもできます。

ヒルトン広島のスイートルーム
お風呂からは広島の街並みが見えます。日中も眺望を楽しめますが、夜は夜景が美しい空間にうっとりしそう……これは入浴時間が楽しみになりますね。

ヒルトン広島のプレデンシャルスイート
続いては、1室しかない最高級のプレジデンシャルスイート。部屋のサイズは163㎡。もはや異次元の広さです。

ヒルトン広島のプレデンシャルスイート
瀬戸内海をイメージしたブルーをアクセントに、洗練されたインテリアも特徴的。

ヒルトン広島のプレデンシャルスイート
このロングテーブルは、色んな用途で使えそうです。個人的には好みのおつまみを並べて、パーティーをしたいですね。

ヒルトン広島のプレデンシャルスイート
ホテル最高層の22階から景色を眺めるだけでも、日常の疲れが癒されていきます。スイートルームは全部で16室。一度でいいから、泊まってみたい……。

ヒルトン広島のエグゼクティブラウンジ
19〜22階のエグゼクティブフロアの宿泊者が無料で利用できるのが22階のエグゼクティブラウンジ。

ヒルトン広島のエグゼクティブラウンジ
コンセントが完備されているので仕事もできますが、僕はソファでのんびりしたい派。ずっといたくなるような抜群の居心地です。

ヒルトン広島のエグゼクティブラウンジ
エグゼクティブラウンジでは、コーヒーやソフトドリンクを自由に飲むことができます。14:30〜16:00のアフタヌーンティ、17:00〜19:00のカクテルタイムには食事やお酒も楽しめるので、訪れない手はありません。

日本料理「泉水」の懐石ディナーで広島の食文化を味わう

ヒルトン広島の日本料理「泉水」
ヒルトン広島の魅力といえば、料理も欠かせません。国内外から集まった食の一流クリエイターたちが、広島周辺で産出される高品質の食材にモダンなアレンジを加え、広島の奥深い食文化を届けます。

ディナーをいただいたのは6階にある日本料理「泉水」。泉水では懐石料理、鉄板焼、寿司の3種類の和食が楽しめますが、今回は懐石ディナーコースを味わうことに。

ヒルトン広島の日本料理「泉水」
コースの始まりを告げるのは、五色膾(ごしきなます)。車海老やホタテなど豪華な食材に広島産レモンのジュレがよく絡みます。

ヒルトン広島の日本料理「泉水」
その後も、次々と料理が届きます。泉水を監修しているのは、ミシュラン2つ星に輝く兵庫県芦屋市の名店「京料理たか木」のオーナーシェフ、高木一雄さん。

食材の繊細な味わいを引き出し、季節の色を感じてもらえるような盛り付けをすることを大切にしているのだそう。

ヒルトン広島の日本料理「泉水」
料理が盛り付けられている器にもこだわりが感じられます。備前焼や織部焼など全国各地から取り寄せられた器に、食材への愛情やシェフのこだわりを垣間見ることができました。

1日中ビュッフェを楽しめるオールデイダイニング「モザイク」

ヒルトン広島の日本料理「泉水」
ヒルトン広島に宿泊したら、日本料理「泉水」に隣接しているオールデイダイニング「モザイク」もはずせません。

その名の通り、朝食、ランチ、ディナーと一日中営業しており、座席は全部で172席。テラス席もあるので、天気の良い日には、心地良い瀬戸内の風を感じながら食事を楽しむことができます。

ヒルトン広島の日本料理「泉水」
今回はランチビュッフェを堪能。和食に中華、イタリアン、アジアン料理など世界中の食材が並びます。

数々のラインナップに迷いながらも、ラタトゥイユやラザニア、パエリア、マッシュポテトなどをいただきました。

ヒルトン広島の日本料理「泉水」
せっかくのビュッフェなので、デザートもたっぷりと。ケーキやゼリーは甘さ控えめで、上品な味わいでした。

ライター
コージー 世界遺産ライター

1994年生まれ。スポーツニッポン新聞社を経て、フリーライターに。大学時代のタイ留学で旅にハマり、バックパッカーデビューを果たす。世界遺産検定マイスターで、1000件以上登録されている世界遺産全制覇が夢。

RELATED

関連記事