アウトドアに攻める2日目、日本の特別名勝三段峡へ
優雅にそば打ちをして(優雅か?というツッコミはさておき)、リースづくりにアフタヌーンティー、夜は神楽。そんな旅だけがおとな旅ではありません。
車が運転できるようになった年齢だからこそ、行ける場所もあるのです。
ということで2日目は、アウトドアを楽しみに三段峡へ。
トレッキングに向けてエネルギーチャージできた朝食
トレッキングに向けしっかり腹ごしらえをして、朝9時に出発。
とはいえ、いきなりハードなコースは無理……という方、安心してください。片道30分くらいで秘境へ行けるライトコース、ご紹介します。
三段峡にはいくつかコースがあるのですが、今回訪れたのは「水梨口〜猿飛〜二段滝」コース。
人が座った拍子転げ落ちないように置かれたという石たち
細い道を進んでいきます。
30分ほどトレッキングコースを歩くと、渓谷に辿りつきます。
渓谷を抜けていく
そこから渡船に乗ると、行き着く先はまさに秘境……!
「猿飛渡船」に乗って、かつて猿の群れが岸壁を飛び回っていたと言われる深い淵を渡る、10分ほどの船旅です。
船頭さんが頭上にある縄で舵をきる
渡船のために頭上に張り巡らされた縄
頭上にある縄を使って、船頭さんが器用に船を進めていきます。
二段滝
ひんやりとした狭い渓谷を通り抜け、視界が開けた先には水しぶきをあげながら流れ落ちる圧巻の二段滝が姿をあらわします。
渡船でしか行くことのできない秘境でマイナスイオンを感じながら、すこし時間を忘れてみてはいかがでしょうか。
・名称:猿飛渡船
・住所:安芸太田町三段峡内
・地図:
・営業時間:4月下旬~11月下旬の土・日曜・祝日 10:00~15:00(夏休み期間/紅葉シーズンは毎日運行)
・電話番号:0826-28-7270
・料金:大人500円、小学生以下300円(往復/1名)
・公式サイトURL:https://cs-akiota.or.jp/news/sandankyo-close44/
絶景棚田を一望できるカフェで旅の〆ランチ
朝からのトレッキングで身体を動かしてお腹が空いてきたお昼すぎ。
井仁の棚田
棚田百選にも選出されたという「井仁の棚田」を一望することのできる絶景カフェ「棚田カフェ イニ ミニ マニモ」へ。
イニ ミニ マニモ、まるで呪文のようなカフェ名で、「イニ…これはおそらく井仁の棚田からなんだろうな……」「ミニは小さい……?」「マニモは……?」と気になりすぎたのでオーナーの友松さんにカフェ名の由来を聞いて見ました。
「井仁の棚田のイニと英語で「どちらにしようかな〜♪」という時に言われる「Eeny Meeny,miny,moe(イーニーミーニーマイニーモー)」この言葉遊びからつけました。」と友松さん。お茶目な言葉遊びから名付けられたとっても可愛い由来でした。
そんな話を聞くと、メニューに迷ったら「どちらにしようかな〜♪」と歌って決めたくなってしまいます。
ここ、イニ ミニ マニモは井仁の棚田が望める絶景ロケーションはもちろん、地元の食材をたくさん使ったプレートはお野菜がたっぷりなのも嬉しいポイント。
米粉を使った唐揚げ
もちろんお米も井仁の棚田産。お米だけではなく、米粉を使った唐揚げやピザなどのプレートも用意されています。
地元で採れた旬のお野菜から作られたおかずと一緒にぜひ絶景を眺めながら優雅なランチタイムを過ごしてみてください。
こちらはハーフサイズのシフォンケーキ
お腹に余裕のある方は、ぜひデザートも。もちろん米粉を使ったシフォンケーキもありました。
運が良ければオカリナ演奏を聴くことができるかもしれない
余談ですが、木〜日曜日でオカリナ教室が開かれているイニ ミニ マニモ。
運が良ければ、オカリナ教室の先生、藤井さんが演奏するオカリナを聴きながらのカフェタイムが過ごせるかもしれません。
・名称:棚田カフェ イニ ミニ マニモ
・住所:安芸太田町中筒賀629-2
・地図:
・営業時間:水~金 11:30〜17:00 / 土・日曜・祝日 11:30〜17:30
・定休日:月・火、第4水曜日
・電話番号:0826-22-6789
・公式サイトURL:https://ini-mini-manimo.jp/
お土産をゲットしつつ、広島駅へ
さて、そろそろ帰りを考え、ぼちぼち広島駅方面へ向かっていかなければならない時間です。
帰る前にお土産を買っておきたい!……ですよね?もちろん広島駅でもお土産の購入は可能ですが、せっかく今回広島県北部へきたので地元で良いものを買いたいところ。
そんな時におすすめなのが道の駅です。地元のお野菜があったり地酒があったり。もちろんお菓子もあります。
お時間あればぜひ寄って見てお土産を選んでみてください。
くれぐれも、ついつい夢中になってしまって帰りの新幹線に遅れないように、お気をつけくださいね(笑)
もっと広島県の観光情報が欲しい方はこちらも参考にして見てください。
All photos by Misako Yoshida