出会った人のルーツが分かる
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歴史を学べば、旅で出会った人のルーツも分かります。出会った人にご先祖のことを聞いてみてください。ここの地域には何々一族の末裔が多いとか、ここは開拓地で外からやってきた人が多いとかいった話は興味深いです。
そういった歴史的背景によって、その人の気質も変わったりするからです。また、その人自身のご先祖や地元に対する誇りを垣間見ることもでき、まさに現代に息づいた歴史を学ぶことが出来ます。
本やインターネットに書いてあることだけが歴史じゃない
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歴史を学ぶにはどうしたら良いのでしょうか?もちろん本やインターネットで調べることも大切ですが、それが歴史の全てではありません。
土地だけでなく、そこに住む全ての人々に歴史があるわけですから、必ずしも文字という形で残っているとは限りません。口語りで伝えられてきた歴史というのもまた膨大なのです。是非、旅で出会った人にその土地の歴史を聞いてみてください。
自分がどれだけ無知だったか気付く
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ここまで読んで、「歴史を学ぶってめちゃくちゃ大変じゃん」と思った方もいると思います。そうなんです。歴史をすみずみまで勉強しようと思ってもキリがないのです。
僕は旅をしながらいつも自分がどれだけ無知か思い知らされます。こんな場所があったのかということから、どうしてこんな姿になったのだろうかといったことまで、何から何まで分からないことばかりです。それが旅の大きな教訓の一つだと僕は思います。
まとめ
当たり前のことばかり書いてしまいましたが、「歴史」という視点を意識してみるだけでもあなたの旅は面白くなると思います。
「歴史」という言葉に対して過剰に拒否反応を示すのではなく、是非肩の力を抜いてその土地の歴史に触れてみてください。