世界各地で行われているランタン祭。有名なのはタイのイーペンサンサーイやポーランドの聖ヨハネ祭ですね。
今回、僕がご紹介したいのはベトナムのホイアンという小さな街で行われているランタン祭です。
ホイアンのランタン祭へ実際に行ってきましたが、その美しさに思わずため息をついてしまう程でした。イーペンサンサーイや聖ヨハネ祭とはまったく異なるホイアンのランタン祭。
今回は、ホイアンの街と共に世界のお祭り大好き旅丸のshoがご紹介させていただきたいと思います。
ベトナムの「ホイアン」ってどんな街?
ホイアンはベトナムの中部に位置する港町です。
旧市街地にはベトナムの他の地にはないような建築物が多くあり、世界文化遺産にも認定され、とても雰囲気のある街並みが有名です。
観光のメインとなる旧市街はとても小さく、1日あれば徒歩で充分見てまわる事ができる程です。
海沿いに行けばビーチもありリゾートも楽しめてしまう、海外旅行好きの人にはたまらない場所だといってもおかしくないでしょう。
日本を感じる事ができる街「ホイアン」
ホイアンは昔から各国との交易が行われてた場所でした。その為、日本との交易も盛んに行われており、かつては多くの日本人が暮らしていたんです。
1593年に日本人が瓦屋根付きの太鼓橋を作りました。それが「来遠橋」です。現在は「日本橋」とも呼ばれており、観光名所の一つとなっています。
毎月一度行われる幻想的な「ランタン祭」
ホイアンでは毎月旧暦の14日、満月の夜にランタン祭が行われています。
普段からランタンの灯が美しいホイアンの街ですが、この日は特にホイアンの家々の電気が消え、より幻想的な夜になります。
街中がランタンの灯に包まれるこの夜にホイアンの街を散歩すると、まるでタイムスリップしたような気分になります。