編集部
ありー コンテンツディレクター/NEON GREEN株式会社 代表取締役

1992年兵庫県出身。株式会社主婦と生活社の女性誌『ar』編集部を経て、18年に独立。『mina』『Gina』等の雑誌、『SPUR.JP』等のwebマガジンを担当しながら、徐々に雑誌以外にも携わり始める。ファッションや美容に限らず、自身が好きな旅やカルチャー、社会課題に関する広告やコンテンツ、webサイトやLP、商品開発などの企画制作ディレクション、自身のメディア露出まで、多岐にわたり活動中。23年7月には、NEON GREEN.Inc(制作会社)を立ち上げ、「日本全国をもっとネアカに」を信条に邁進中。

こんにちは。TABIPPO・コンテンツディレクターのありーです! 今回、わたしは北海道の「オホーツク紋別エリア」という日本の最北エリアを訪れました。


ほっこりスポットの太陽牧場で、髪色が似ているお犬さまと

オホーツク紋別エリアには、女子旅に欠かせないグルメやフォトジェニックな景色が揃っています。PRとしてではなく、旅欲が溜まっている全女子へおすすめして回りたいくらいです! この記事では、具体的なスポットを紹介していきたいと思います。

「キャッキャうふふ」的な女子旅レポの予定でしたが、それは大前提だった上に、なんだか泣いてしまいそうな青春エモ旅になりました。

ガーリーなローズガーデンで乙女心をくすぐられまくり

10年来の友人であるフォトグラファーの鬼頭奈津子も同行。撮れ高がありすぎたので、旅の時系列やカテゴリー別の記事をやめて、筆者主観のフォトエッセイ調でお届けします。徒然なるままに…。

まずは、指折りのフォトジェニックな写真を撮れた「美はらしの丘ローズガーデン」。


季節ごとに異なるバラや花々を楽しめる場所。晴れの日に行ってほしい!

■詳細情報
・名称:美はらしの丘ローズガーデン
・住所:北海道紋別市大山町4丁目25-14
・地図:

コムケ湖の夕日を見て、「明日から頑張ろう」と思えた

紋別旅をするなら、マストで行ってもらいたいのが「コムケ湖」。


わたしは8月下旬に行ったので、17:30に中心部を出発して、夕日がちょうどくらいだった。


向かっている間の車内の景色も全部忘れられない。旅の案内をしてくださった紋別観光振興公社さんと、奈津子と会話して爆笑しながらも、泣きそうになってた。


道中で降りた駐車スポットからも素敵だった。コムケ湖に到着すると、さらに良い光が差し込む。


大空を見上げた時に、たまに感じる「この宇宙の中で、自分や周りの関係性なんて小さなことすぎるな」という感覚に近いリラックス効果があった。「明日から頑張れそうやな」と奈津子と笑いあって帰路に。

■詳細情報
・名称:コムケ湖
・地図:

ノースプレインファームのソフトさえあれば、ごきげん確定

北海道での女子旅というと、ソフトクリームがマストだと思っている。ここ紋別でももちろんおすすめ。


お店選びに迷ったら、ひとまず「ノースプレインファーム」へ。


牛乳の自然な甘みと濃厚さが絶妙なバランス。人生トップ3に輝く美味しさだった。本当に最高!

■詳細情報
・名称:ノースプレインファーム ミルクホール
・住所:北海道紋別郡興部町北興116-2
・地図:
・電話番号:0158-82-2422
・公式サイトURL:https://northplainfarm.co.jp/wp/

とにかく爆笑必至。思い出の絵作りはカニの爪オブジェで!

SNSで「オホーツク紋別エリア」を検索すると必ず上位結果に出てくるのが「カニの爪オブジェ」。せっかくなので、わたしもフォトジェニックな写真を撮りに行ってみることに。


めちゃくちゃ大きくて、遠くからでも見えていた! せっかくなので、「さらに映える写真を撮ってみよう」という話が車内で進み… ちょっとこだわりの追加写真も撮る流れに。


もうシュール。


紋別のためなら骨身を惜しまず、カニにもなれる。

こんな表情だけど、シャッターを押してもらう0.005秒間くらいしか真顔を保てなかった。一瞬で現場は爆笑の嵐に。Googleマップのトップ表示にならないかなぁ。


カニの爪オブジェの活かし方は、何通りもありそう。でも、どんな風に撮っても真新しい絵になって、楽しいこと間違いなし。ちなみに、このわたしは「90年代のPUFFY的なイメージで撮ったよ」とカメラマン。

■詳細情報
・名称:カニの爪オブジェ
・住所:紋別市元紋別
・地図:

滝上町へドライブ。癒しのハーブガーデンで息抜きタイム

メインストリートから車で30-40分走らせると、可愛らしい滝上町へ。まずは、「香りの里ハーブガーデン」をご紹介。


春は芝ざくらの名所として有名で、年間を通して約300種類のハーブが楽しめる癒しのスポット。ハイジになった気分で、丘を走り回りたくなるビジュアル。


ハーブ園界隈でかなり珍しい「踏んでもOK」なゾーンもあった。少し踏むだけで、ふわっとリラクシーな香りが広がる。この上で、寝転んで居眠りする観光客も多いらしい。ハーブ上のヨガイベントなんてのもあるんだって。


楽しいなぁ。ここぞとばかりにガーリーな雰囲気を味わえた。どこでも写真撮影をしまくれて、はしゃげる場所。


少し疲れたら、丘の上のフレグランスハウスでひと休み。園内で採れたハーブを使ったドリンクを注文してみた。カシス×カルピスがいち押し。


オホーツクはなます牛のハンバーグに、ガーデンのハーブや花のサラダ、滝上産小麦きたほなみを使ったレモンタイム入りのハーブパンなどを味わえるランチメニューも。


ハッカのソフトクリームにもトライ。食べた後から少しスーッと爽快感。これはメンズも好きそうだ。


フレグランスハウスではハーブ石鹸作りなど、いくつかの体験ができると聞いて、すぐに挑戦してみた。


石鹸の素材(粉)とドライハーブやはちみつなどを混ぜ合わせ、できた生地をこねこね。


これが見た目以上に難しく、するんっと完成しない感じだったので、キャッキャしながら女子同士で作れそうだと思った。

■詳細情報
・名称:香りの里ハーブガーデン
・住所:紋別郡滝上町元町
・地図:
・電話番号:0158-29-3400

錦仙峡の滝でマイナスイオンを浴びて、日常の邪気を払う(笑)

見出しを付けながら苦笑したけど、あらゆる邪気を払いたい女子… 多いはず。滝上町まで行ったら、「錦仙峡」で巨大な滝を見よう。


滝上町のガイドさんと一緒に「洛陽の滝」へ。歩いているだけで気持ちが良い。


どどどーっと流れる滝に、最近の恥ずかしい出来事を重ねて、全部水に流してしまおう。わたしは紋別観光振興公社の米子さんと紋別を言い違えて「米子は冬は厳しいんですか?」と呼び捨てにした一幕を流した。


錦仙峡からすぐ近くの「道の駅」では、採れたてのハーブやハッカを使った商品、地元の人にも人気の「月のチーズ」などが並んでいた。わたしは、お料理用のハーブ(タイムやローズマリーなど)を大量購入して帰りました。

帰りには、ガイドさんおすすめのミントハイボールをセイコーマートで見つけていただくことに。

■詳細情報
・名称:錦仙峡
・住所:北海道紋別郡滝上町字上渚滑原野
・地図:

「みるとんはうす」でとろける甘さのソフトクリームをGET

滝上町からの帰り道に、追いソフトクリーム。寄ったのは「みるとんはうす」。絶妙な書体の看板が好き。


お腹がいっぱいな時は、カップで食べても良さそう。ここのソフトは甘い系。クリーミィな味が好きな人はたまらない。

■詳細情報
・名称:みるとんはうす
・住所:北海道紋別市上渚滑町198
・地図:
・電話番号:0158-25-2900

可愛いアザラシを独占できる!? シーパラダイスへ潜入

こんな可愛いアザラシに接近できる「アザラシシーパラダイス」なる楽園があった。


「えさやり体験」では、アザラシちゃんに合図を出してポーズを決めてもらったり、えさをあげることができる。実際のところ、御年32才でキャリアのあるアザラシ先輩だったので、合図を出すのに少々緊張した。


こんなご時世なので、今だけ触れ合い体験はできないそう(※2020年9月現在)。アザラシ先輩とアザラシのかぶりものをして、ディスタンス2ショットを撮らせてもらった。

■詳細情報
・名称:アザラシシーパラダイス
・住所:北海道紋別市海洋公園2
・地図:

のどかな太陽牧場でバター作り体験&周辺サイクリング

北海道へ来たら牧場へ行きたくなる。紋別では、「太陽牧場」がおすすめ。わたしが行った日は、ファミリーイベントが開催されていて、地元の子供たちと喋ったりした。


記事トップに登場したお犬さまは、牛さんたちの守り主。めちゃくちゃ牧歌的な空間に癒される。その後のバター作り体験では、ホットヨガでも行ったんかというくらいに、エクササイズできた!


軍手をして、瓶を振りまくりました。


これを、振り振り。


そう簡単には固まらず苦戦する一同。


最後は、激しめの曲をかけてダンシングタイム。

頑張って作ったバターを焼きたてのワッフルや、牧場で販売しているクリームと一緒にいただいたら、あまりの美味しさに少し涙が出たり…。


自転車を貸してもらって、iPhoneで好きな曲を流して歌いながら、奈津子と気ままにサイクリングしたら、エモーショナルすぎて、また少し泣きそうになったり…。最高でした。

■詳細情報
・名称:太陽牧場
・住所:北海道紋別市上渚滑町更生129−2
・地図:
・電話: 0158-25-2855

オホーツクタワーで海底の様子をのぞき見してみる

「氷海展望塔 オホーツクタワー」では、展望台も素敵だけど、地下にある水族館スペースがおすすめ。大きな窓から海底をのぞきこんだり、オホーツク海の生き物たちを見ることができる。


テーマパークのようなライティングもムーディ。


タワーの前にある堤防も、夕方の光で雰囲気MAXだった。女子旅も良いけど、カップルでの紋別旅も良さそう。

■詳細情報
・名称:氷海展望塔 オホーツクタワー
・住所:北海道紋別市海洋公園1
・地図:
・電話番号:0158-24-8000(オホーツク・ガリンコタワー株式会社)

ガリンコ号でのナイトクルーズが来年から始まるらしい!

冬になると、あたり一面が流氷に囲まれるオホーツク紋別エリアでは、ガリンコ号というドリル付きの流氷観光船が有名。来年の夏には、日中の乗船以外に星空クルーズの要望があり、関係者のチャーター便にプレ乗船してきた。


赤と青の世界に、わくわく。


船からは、市内の電灯がきらきらして見えて、思わずボーッとしてしまった。船内はギャップがあって、こんな感じ。


夜風に当たったら、船内でまったり過ごすのも良さそう。


帰りに船員さんたちとパシャり。爽やかな夜だったなぁ。

■詳細情報
・名称:ガリンコ号クルーズ
・電話番号:0158-24-8000(オホーツク・ガリンコタワー株式会社)
・公式サイトURL:https://o-tower.co.jp/

映画の舞台に来たようなレトロポップな「はまなす通り」

もう、ここは映画の世界。紋別旅の中で最もときめいた場所のひとつだと思う。店の看板も、後ろのおばあさんも良すぎる。


所狭しとBARやスナック、居酒屋などが立ち並んでいて、一週間毎日違うお店に通ってみたいと思った。


人生相談をするならここかな… という素敵な当て字店「舞酔〈まよい〉」も発見して、喜ぶ女たち。最終的に、少しラグジュアリーな気分で酔える「BAR RAUM」に決定。


ウイスキーやカクテルの知識が無くても、「爽やかな柑橘系の気分」や「シャーベットのように冷たいお酒をください」など曖昧な注文をすると、素敵なマスターが「それそれ!」っていうのを出してくれるのでご安心を。

■詳細情報
・名称:BAR RAUM
・住所:北海道紋別市本町7-1-5
・地図:
・電話:0158-24-2771
編集部
ありー コンテンツディレクター/NEON GREEN株式会社 代表取締役

1992年兵庫県出身。株式会社主婦と生活社の女性誌『ar』編集部を経て、18年に独立。『mina』『Gina』等の雑誌、『SPUR.JP』等のwebマガジンを担当しながら、徐々に雑誌以外にも携わり始める。ファッションや美容に限らず、自身が好きな旅やカルチャー、社会課題に関する広告やコンテンツ、webサイトやLP、商品開発などの企画制作ディレクション、自身のメディア露出まで、多岐にわたり活動中。23年7月には、NEON GREEN.Inc(制作会社)を立ち上げ、「日本全国をもっとネアカに」を信条に邁進中。

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