北海道西部にあるカルデラ湖で、水深360mは日本第二を誇る日本最北端の不凍湖、支笏湖。支笏洞爺国立公園に属する、北海道を代表する支笏湖の楽しみ方についてご紹介します。
支笏湖の姿
日本屈指の水質を誇る支笏湖は、支笏洞爺国立公園に属するカルデラ湖で、長径13km、短径5kmの東西に長いマユ型をしており、周囲は約40km、最大深度約360m、平均水深約265mの湖です。湖畔には、支笏湖名物のヒメマス料理が食べられるお店や、支笏湖ビジターセンターなどがあります。
カヤックで支笏湖に乗り出そう
支笏湖では、5月から10月の間、カヤックを楽しむことができます。日本の湖の中でも圧倒的な透明度を誇る支笏湖でのカヤック体験は一級品です。
周辺には、標高1000mを越す風不死岳、恵庭岳、樽前山などに囲まれているため、湖内からの眺めは圧巻です。安定性と直進性に優れたカヌーで支笏湖の透明度と力強い山々の絶景を満喫してみましょう。
道外からも多くの観光客が集まる氷濤まつり
支笏湖の冬の大イベントは1月末から開催される「氷瀑まつり」です。支笏湖の湖水を吹きかけて凍らせた氷のオブジェが立ち並びます。昼は支笏湖ブルーに輝き、夜は色鮮やかなライトに照らされて、訪れた人を幻想的な世界へ誘います。
11月から10名ほどの製作スタッフで作りあげる氷の世界は、昭和54年に開催されて以来、道内客はもちろん道外、外国人など多くの人が訪れる北海道を代表するイベントになりました。2015年は1月30日から2月22日まで行われました。
北海道であたたまろう!
大自然に囲まれた支笏湖周辺には、旅の疲れを癒すのに欠かせない温泉も充実しています。「支笏湖温泉」「丸駒温泉」「いとう温泉」(2014年現在休業中)があり、大自然と戯れた後の疲れを癒してくれます。