「日本らしさ」を生かした気持ちの伝えかた
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最後に、いかにして自分をもてなしてくれたホストに恩返しをするか、についてお伝えしたいと思います。旅の間に出会った人の元へホームステイに行くと、おもてなしを受けることが多いです。
そんなホストに対して、日本人である自分は何をできるかと考えてみました。この恩返しですが、何か特別なことをしよう、個性を出していこうと考える必要はないと思います。
自分のホームステイ先での生活を通して、ホストに喜んでもらうためには「これぞ、日本」というものをしっかりと伝えることだと感じました。
相手の名前を漢字で表す
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これは最もシンプルで準備も必要ありませんので、すぐにでもやってみて欲しいです。相手の名前を聞き、その名前を自分なりに当て字をして書いてあげます。筆で書いてあげたり、扇子に書いてあげたりすると、なお喜んでもらえるでしょう。
これはホームステイに限らず、困っていた時に助けてくれた人や、バーで仲良くなった人にその場でできるのが良いところですね!
相手の名前を漢字で書いてあげると、多くの場合でその漢字の意味を質問されます。そこまで含めて説明できるような漢字で名前を表現してあげるとなお喜ばれるでしょう!
日本食を作る
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日本食を作るといっても、すごく手の込んだものを作る必要はありません。そもそもバックパックで移動している以上、食材を持ち歩くことに限界があります。今回は、簡単に日本の味を教えてあげられる方法を紹介します。
まず紹介するのは、麺つゆを使った丼もの。これは簡単で海外の人の受けも良かったです!
卵や鶏肉、玉ねぎは多くの国で手に入れられるはずなので、親子丼は簡単に作ることができます。また、少し気合を入れてカツを作ってカツ丼を作っても良いですね。また、麺つゆは自炊の際にも役立つことが多いので、世界一周中は重宝しました。
次に紹介するのは、いわゆるカレールーで作るカレーライスです!
日本のカレーはインドカレーともタイカレーとも違いますので、どこかでカレールーを手に入れることができれば、海外の人に紹介してみてはいかがでしょうか?
折り紙
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簡単かつ持ち運びが楽という点では、折り紙もオススメです!大人受けももちろん良かったですが、特に子供受けがとても良かった印象があります。
ホームステイ先に子供がいた時、言語のコミュニケーションよりも遊びを通したコミュニケーションの方が、すぐに仲良くなれるはずです。
そして、子供と仲良くなれば、ホストの方々も安心してくれるので、より深い関係性を築くことができるでしょう。
より良い出会いと滞在を
いかがだったでしょうか。少しでもホームステイに魅力を感じていただけたでしょうか?ホームステイをすることによって、ローカルな文化をより身近に感じることができます。
また、ホームステイ後も気にかけてくれる方が多く、第二の故郷ができたような感覚がとても嬉しいです。皆さんも、旅をより思い出深いものにするためにも、ホームステイをしてみてはいかがでしょうか?