こんにちは!先日、アジア二カ国目となる香港に行ってきました、桃(@XxPeach)です。学生の頃はヨーロッパばかり訪れていたので、久しぶりのアジアにドキドキしていましたが、噂に聞いていた重慶大厦(チョンキンマンション)を生で見たり、写真でみたアジアらしい屋台を目にすると、なんだか急にワクワクしてきますね。
今回はBooking.comさんご紹介の元、香港にあるユニークなホテルたちを回ってきました。中にはネオン街の香港に潜むリアルを、アートで伝えたいと思いから出来上がったホステルなど、順番にご紹介します。
今回ご紹介するホテルはすべてBooking.comで予約可能です!
モデル・水原希子も撮影に訪れたレトロ感漂う、ワントンミン(Wontonmeen)
ワントンミンホテルはホステルタイプのホテルです。入口がカフェになっており、その奥にベッドが10台しかないこじんまりとしたホステルが広がっています。
モチーフは90年代の香港で、元デザイナーの女性オーナーと音楽好きの旦那さんのコレクションが、まるでおもちゃ部屋のようにそこら中に飾られているのが魅力の一つ。
ホステルを始めたての頃はデザイナー仲間を集めて宿泊してもらい、そこから口コミで香港の若者の支持を得ていったというこちらの施設。
今や香港でクリエイティブな仕事をする人の、新たな作品展示や溜まり場としても利用されているそうです。アートに疎い私も、おしゃれなことだけはわかります。
ハンモックのあるオープンエリアには「香港」の文字がかたどられたネオンがあり、ここがまさにフォトスポット。あの有名モデル水原希子さんもこのネオンの前でポージングして撮影したそう。
どんなイメージで撮影しても写真映えします。「い、インスタグラマーみたい!」と思わず興奮してしまいました。
一方ベッドルームは、「ケージハウス」をモチーフとしたデザインを採用しています。香港は貧富の差が激しいエリアの一つで、富裕層向けの高層マンションが多く立ち並ぶ中、貧困層の人は「ケージハウス」と呼ばれる網で作られた一人1ケージの狭いエリアで、異臭や虫と戦いながら日々生活している事実があるんだそう。
ケージで囲まれたベッドはまるで、園で飼われている自由のない動物のよう。アートの専門学生が力を合わせて作ったこれらのベッドがSNSで拡散された時は、オーナーさんの「観光客こそ香港の環境・貧困問題にもしっかり目を向けてほしい」という思いは無視され、炎上したといいます。
実際に体験できるベッドルームを作ることで、今も残る香港の事実を発信したいという心からの願いは、アート好きの人々を通じて観光客へ少しずつ伝わっています。
ベッド下には鍵付きの収納と個別の読書灯などが備わっており、プライベート空間を作るためのカーテンの用意もありますので、ご安心を。
・名称:ワントンミン (Wontonmeen)
・住所:1/F 135 Lai Chi Kok Road Kowloon, 大角咀, 香港
・地図:
・アクセス:MTR太子駅から徒歩6分
・電話番号:+852-6904-0918
・公式サイトURL:http://www.wontonmeen.com/
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建設100年以上。これまで病院や学校の歴史を持つ、ヘリテージロッジ(Heritage Lodge)
香港には建設100年以上の建物は壊してはいけないという法律があります。そのため昔ながらの建物は改装して、何度も様々な用途で使われていることがほとんど。
こちらの宿はこれまでに病院や学校などとして使われてきた背景を持つホテルで、高層建設が目立つ香港の中で珍しく二階建ての建物となっています。
室内も室外も白を基調としており、光がダイレクトにたくさん入ってくるので、日中はとても明るく過ごすことができるのが特徴。内装もとてもエレガントで、施設内にはカフェや博物館が併設されています。
丘の上にありとても静かなので、ゆっくり過ごせそうです。
お部屋はスタンダードルームとスイートルームの二種類で、スイートルームにはそれぞれテーマがあります。
今回見せて頂いたのは結婚式前というテーマのお部屋。中国で古くから伝わる「敬茶」は、お嫁に向かう最後の儀式として、両親にこれまでの感謝を表すためお茶を注ぐというものです。
アクセスもよく、必要であれば地下鉄への往復無料シャトルサービスも手配でき、香港の歴史に触れながら過ごせるなんて、贅沢ですね。
・名称:Heritage Lodge
・住所:800 Castle Peak Road, 香港
・地図:
・アクセス:MTR美孚駅から徒歩8分
・電話番号:+852-2100-2888
・公式サイトURL:https://www.heritagelodgehk.com/en