スイーツ好きにはたまらない!『100万ドルの夜景』で知られる香港で食べておきたいスイーツをご紹介します。
地元民に愛され続ける昔ながらのスイーツから、日本でも人気の”あの”スイーツまで…色んなジャンルのスイーツを厳選しました。
*編集部追記
2015年10月公開の記事に、新たに3品を追加しました。
香港の食事事情
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世界的に有名な金融都市である香港。男女ともに忙しく働いている人が多く、自炊をする文化はあまり根付いていないようです。その分香港は外食産業が充実しており、お店が夜遅くまで営業しているので、子供がいない夫婦などは待ち合わせして外食で済ます人が殆どです。
香港のグルメといえば飲茶が有名ですが、実はスイーツもおいしいと評判が高いです。有名店のクッキーやエッグタルトなど、食べた人が皆思わず「おいしい!」と口にしてしまうような絶品スイーツがたくさんあります。
有名店は行列必至なので、気になるお店があれば時間に余裕を持って訪れるのがおすすめです。
ベストフード
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私がおすすめするのは蛋挞、つまりエッグタルトです。中華圏ではエッグタルトは非常にポピュラーなスイーツの一つですが、香港のものは卵の部分がフルフルとしており、食べるとまるでプリンを食べているかのようでおいしい!
お土産としても喜ばれるので、私は香港に行くと家族にエッグタルトを買って帰ります。そのほか、マンゴープリンなどもおいしいのでおすすめです。
芒果糯米糍
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マンゴー入りもち米団子。マンゴーの果実とジュレをやわらかいお餅で包み、ココナッツパウダーをまぶしたスイーツ。もっちもちの食感と、とろけるマンゴーのハーモニーがたまりません。
蛋挞
エッグタルト。香港のエッグタルトには香港風とマカオ風の2種類あります。香港風は卵フィリング部分がぷるぷるしており、外はタルト生地。プリンのような卵の香りが口の中に広がります。
マカオ風は卵フィリング部分にこんがり焼き目がついており、外はパイ生地。マカオ風の方がミルキーで濃厚です。価格はHK$4~6。ぜひ食べ比べしてみて下さい。
老婆餅
“老婆”の餅…?なんともインパクトのあるネーミングセンス。このスイーツには数々の逸話があるのですが、その一つに”貧しい夫婦がおり、愛する奥さんへ感謝の気持ちを込めて作ったお菓子”とあります。
香港では”老婆”=「奥さん」、”餅”=「ケーキ、お菓子」を意味します。
老公餅
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香港には老婆餅に対して”老公”=「旦那さん」の餅もあります。老婆餅同様に多数の逸話があり、一説には”旅へ出る旦那さんに、離れても自分のことを忘れないように持たせたお菓子”とあります。なんともロマンチックなスイーツですね。
拔絲香蕉
日本でいう大学芋。芋だけでなく、りんごやバナナもあり、お店によって様々な飴細工が楽しめます。中でもオススメのお店は「利寶閣」。こちらの拔絲香蕉を注文すると、思わず「お~!」と声を出してしまう程高いタワー状の飴細工とともに運ばれてきます。
サムサーチョイ駅から徒歩5分のビル24階にあり、香港島の夜景を一望できます。『100万ドルの夜景』を眺めながら、飴細工タワーを召し上がってはいかがてしょうか?
珍珠奶茶
タピオカミルクティー。日本でもお馴染みのタピオカ入りのミルクティー。香港のミルクティーは日本に比べて濃厚で少し渋みもあります。甘すぎるのが苦手な方の為に、甘さのレベルを選択できるお店もあります。
鮮芒果凍布甸
香港へ行ったらこれははずせない、マンゴープリン。なめらかで濃厚かつ甘すぎない定番スイーツ、是非本場の味をお試しください。
オススメのお店は「滿記甜品」。マンゴープリンに限らず、マンゴーを使った様々なスイーツを取り揃えています。優柔不断さんは要注意!です。笑
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多利安冰
ドリアンアイス。そう、あのくさ〜いドリアンです。かなり癖のある味で、ハマる人にはハマるというスイーツ。香港で挑戦してみたい方は是非お試しください。
紙包蛋糕
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地元民から愛される昔ながらのカップケーキ。見た目はふっわふわのシフォンケーキで、カステラ?のような味です。街中を歩いていると至る所でカップケーキのショーケースを目にします。
糖水
香港のデザートといえば、糖水!糖水とはお汁粉のようなスイートスープで、やさしい甘さがおいしいと評判です。地元の方にも大人気なので、ぜひお試しあれ♪