編集部
Asuna エディター

元小学校教諭。大学在学中に「海外ひとり旅」にハマる。現在はTABIPPOの編集部に所属。ほかにも取材・美容・食・コラムライターとして活動しつつ、個人でFamily photographerとして、お宮参り・七五三・前撮りなどを撮影している。週末は夫と旅三昧の日々で、長野〜福島県は庭。東北が大好きで、地方に行きつけの店を作るのが趣味。

【居酒屋以上 旅未満 ルーズに過ごすホテル】を目指して

ここBEB5土浦のコンセプトは【居酒屋以上 旅未満 ルーズに過ごすホテル】なんだそう。ふらっと気軽に来て、自由気ままに時間を過ごすことができる場所であることを大切にしているんだとか。

このコロナ渦で居酒屋に行くことはめっきり減った人も多いはず。でも感染拡大防止に気をつけながらも、親しい友人や恋人とゆっくり話したり、のんびり過ごしたりしたい…!そんな人たちにぴったりです。

チェックインはタッチパネルで操作はシンプルに。必要事項を入力すると、事前に予約していた内容が映し出されて、あっという間にチェックイン完了です。

チェックインパネルと、カードキーのタッチ機械は連動しているので、チェックインの際に、新しいカードをかざすと、それが自分専用のカードとして、宿泊中利用することができるようになります。

過ごし方は無限大!おしゃれな部屋でエモいひとときを

わたしが宿泊したのは、スタンダードタイプのダブルルーム。扉を開けると、今流行りのくすみグリーンの壁で、最高に可愛い空間が広がります。

部屋に入ってすぐに独立洗面台があり、アルコール消毒も置いてあるので、部屋の奥の方までウイルスを持ち込まないことができて安心。全室に加湿器も完備されています。

ちなみにお部屋は土足禁止。靴を脱ぐために、入り口が小上がりになっているので、家に帰ってきた感覚で落ち着きます。

入り口から進んでいくと壁には大きな丸い鏡が。ここでこんなふうに友だちとオシャレな写真を撮ることもできます。部屋によって壁の色は違うらしく、ブルー・オレンジ・グリーンの3種類の部屋があるんだそう。

大きなダブルベットは木枠で囲まれた空間になっていて、寝転がるとわかる、落ち着く空間。ふかふかの布団に寝転んで幸せを噛み締めている瞬間を、しっかり友だちに激写されていました。

こちらは3人で宿泊することができるヤグラルーム。2段ベットとなった下の階では、このようにパーティーだってできちゃうんです。奥に見える階段を登るとベットにつながっています。

駅直結のビル、JR土浦駅周辺には、スーパーやダイソー、パン屋やお酒をおいてあるお店など様々な店舗が揃っています。金額を決めてそれぞれお菓子を買って、ルームパーティーなんて楽しみ方もおすすめ。わたしたちはスーパーで懐かしの駄菓子を買って、駄菓子パーティーをしてきました!

「プレイアトレ土浦」の1階には、ドラッグストアや24時間営業のコンビニエンスストアもあります。お風呂は好きな入浴剤を入れたいな〜なんて過ごし方も自由にできますし、おつまみや飲み物が足りなくなった!なんてときも安心なんです。

ちなみに、2段ベットの上は、こんな感じ。天井と近いのでロフトのようで、秘密基地にいる気分でした。もう1枚の布団は下部に収納されているので、引き出して設置すれば3人の寝る場所も完璧なんだそう。

おまけにチェックアウトはのんびり11:00。朝もゆっくり過ごせることを提供したいとのこと。このように、自由な時間を思いのままに過ごすことで「良い意味でのルーズさを、宿泊を通して感じてもらいたい」という願いがこめられているんだそうです。

自転車に囲まれて、with愛車なステイ


さて、冒頭でもお伝えしたように”自転車愛好家にとって天国”という話ですが、その内容をじっくりお伝えできればと思います。ここ茨城県土浦市は今、“自転車”の文化を広めていくことに力を入れているんだそう!

そこで茨城県は、JR土浦駅の「プレイアトレ土浦」と共同で、チャリコンテンツを広める企画を開始。そのスタートアップ事業として、星野リゾートも参加することになったのだとか。

平成30年に改定された、自転車活用推進計画において、日本を代表するサイクルルートとして、サイクルツーリズムを推進していくPRのために、茨城県は自転車に”熱い”のです。


実際に、JR土浦駅やホテル内、「プレイアトレ土浦」の建物内には、自転車が通ることが可能なBLUE LINEが引かれていて、なんと駅直結のレストランの中にもその線は続いていました。

普通、”自転車置き場は外”といったイメージがありますが、大事な愛車をしっかり屋内に停めて、カフェで一服…なんてこともできるよう、屋内にもロードバイク置き場が設置されているんだそう。

それでは、自転車をこよなく愛せるホテルの一室を見ていきましょう!

愛車を眺めながら輪泊できちゃうサイクルルーム

「輪泊(りんぱく)」このワードをわたしは初めて聞きました。BEB5土浦では、「ハマる(輪泊)」を合言葉にコンテンツを展開しているそうです。

こちらは自分の自転車も一緒に宿泊することのできる部屋。部屋の扉を開けてすぐ左の壁は、愛車を飾ることができるようにサイクルスタンドが2つ設置されています。

photo by Hoshino Resort

もちろんホテル内の手すりも、自転車を停めることができるようにデザインされています。他にもレンタル品として、ロードバイクを縦に収納できるサイクルスタンドもありますが、「やっぱり室内に置いておきたい」そんな願いを叶えることができるのが、このサイクルルームなんです。
自転車の真上には、”あえて”ライトがつけられていて、愛車を美しく照らして愛でることができるように部屋が設計されているんだそう。

ちなみに、この自転車の目の前はお風呂。この部屋のみ、なんとお風呂場の壁はガラス張り。大切な愛車がかっこよくライトアップされている姿を眺めながら入浴ができるんだとか。

まさに、「自転車好きの、自転車好きによる、自転車好きのための部屋」といっても過言ではないでしょう。

お部屋全体はこんな感じ。シングルベットが2つ置かれた広々とした部屋でした。壁にかけられた時計は、自転車をイメージしたもので、壁に描かれたイラスト同様、グランドオープン前に“より自転車愛を深めた部屋を!”とバージョンアップしたんだそう。

流行のワーケーションにもぴったり!


「Work(働く)」×「Vacation(休暇」)」をかけあわせた言葉、「ワーケーション」。今やパソコン1つあればどこでも働くことができる仕事が増えてきました。

さらに、コロナウイルスによってリモートワークが急増した今、自宅やWifi環境の整っているところで仕事をする人も増えてきているのではと思います。 
ここは、ワーケーションや安全安心なリモートワークをしたい人にもぴったりのホテルなんです。上の写真は共同ワーキングスペース。ここでも仕事ができるんだそう。

Wifiは無料で全フロア完備。そしてなんとコンセントが合計12個!驚きの多さでびっくりしました。ダブルルームは2人用なので、ソファの両側に2つずつ。ベットの両側に1つずつ。出入口、洗面台…と合わせても十分な数でした。カメラやパソコン、スマートフォンなど多くの機材を充電したい人にとっても、嬉しい工夫ですね。

BEB5土浦に泊まって何する?何食べる?

BEB5土浦の宿泊コースは素泊まりが基本。ですがホテル内にはカフェがあったり、駅ビルにはテイクアウト店やレストラン、駅を出ても飲食店が多くあるので安心なんです。

「1時間早く来たくなる駅の待合室」をコンセプトに

ここは、「プレイアトレ土浦」の入り口です。「STATION LOBBY」とライトが照らされたドア通り抜けると、フードコートのように多くの座席があります。

カフェやご飯やさんも併設されていて、皆さん仕事をしたりのんびりしたり、動画を見ながら食事をしたり、みなさん思いおもいに過ごされていました。

コンセプトは「1時間早く来たくなる駅の待合室」なんだそう。忙しい朝でも気持ちの余裕を持つことができますね。
改札を出てすぐ目に入るのがこちらのカフェ「SLOW JET COFFEE COOKIE」。ここは、朝食の提供(朝7:00〜)からオープンしているお店です。


カフェの種類も豊富なので朝、出勤する前に一杯飲んでから行くことができます。ちょっとしたお菓子やテイクアウト商品も置いてありました。
モーニングのブリオッシュのセットは、サラダと飲み物、ヨーグルトまで付いていて、朝から大満足!おしゃれな朝食も楽しめちゃいますよ♩

ちょっとしたお土産に、ステイのお供に

ご覧ください。こちら全部ビールなんです!おしゃれなパッケージに様々な種類のフレーバー。おこもりステイやルームパーティーで飲み比べなんてことも楽しそうですよね。見た目も可愛いので、ちょっとしたお土産にもぴったりの一品。

このような商品を数多く取り揃えているのが、駅ビル2階の佐藤酒店さん。
店内は基本お土産等の商品が多く見受けられますが、カウンターレジの反対側は角打ちのようになっていて、試飲はもちろんのこと、仕事帰りの一杯もできちゃうんです。

他にもこのブースには、「天狼院書店」さんや、パン屋のクーロンヌさん、茨城県名産のサツマイモをつかった「蔵出し焼き芋かいつか」さんなども入っています。

自転車を使ってスムージー作り!?

みなさん、「フェンダーブレンダー」という自転車をご存知でしょうか?この自転車は、普通の自転車とは違って、タイヤの回転=ブレンダーの回転とつながっていて、自転車をこぐことでスムージーを作れちゃう体験アクティビティ。

スムージーには、フローズイチゴやパイナップル、牛乳などが入っていて、イチゴのつぶつぶ感がとても美味しかったです。なにより30秒間自転車を漕いでミキサーを回すことが、新体験で楽しかったです。

BEB5土浦に泊まったらぜひ飲みたい!

さて、わたしの友人があまりの美味しさにひたっている飲み物の正体は一体…?

それはこちら、「メロンまるごとクリームソーダ」です!茨城県で毎夏開催される、野外音楽フェスティバルでは、1日でなんと3000個も売れた大ヒット商品。なのに茨城県内では限られた飲食店や期間限定イベントでしか販売されません。まさに伝説の逸品。でもここホテル内にあるカフェではレギュラーメニューなんです。商品開発社である井坂紀元さんにアプローチを重ね、認定をいただいたのだとか。

メロンを贅沢にくりぬいて、ソーダを注ぎ、バニラアイスクリームを乗せた絶品デザート。メロンソーダに少しずつバニラアイスが混じり合って、まろやかで美味しい口溶けに…。もちろん果肉はくり抜いて、皮ぎりぎりまで楽しむことができます。

他にもワインの量り売りや、ビール、フルーツジュースや紅茶、ドリップコーヒーなど、お部屋で楽しむこともできます。ぜひ、ご宿泊の際には、利用してみてくださいね。

朝焼け絶景サイクリング

BEB5土浦から自転車で15分、絶景スポットへ

ホテルから、先ほどご紹介した「つくば霞ヶ浦りんりんロード」を走ることおよそ15分。あっという間に到着したのが、「霞ヶ浦総合公園」。ここは茨城県南東部に広がる琵琶湖についで日本で2番目に大きい湖「霞ヶ浦」を一望することができる公園です。

水生植物園や日帰り入浴施設もあり、春は桜、初夏はアジサイ、そしてこの後2月ごろからは梅の花をみることができる、季節を感じることのできるスポットです。
わたしが行った日は、生憎の曇りだったのですが、それでも雲の隙間から顔を覗かせた太陽の光芒がとても美しく、爽やかな朝を迎えることができました。

この朝焼けツアーは、スタッフさんから霞ヶ浦総合公園までの地図と、朝の紅茶&コーヒーセットを渡されて、自分たちで目的地を目指すツアーです。今回は取材だったので、広報担当の斎藤さんが案内してくれました。

アウトドア用のカップに、さしま紅茶をそそいで、朝から優雅なひとときです。自転車のサングラスは、朝が早いとスッピンの女性の方もいるかもしれない…というご配慮で、コーヒーセットと一緒に入れてあるんだとか。撮影モデルを快く受けてくれた友人と斎藤さんに、感謝です♩

自転車はここで借りられる!「le.cyc土浦」

事前に予約しておくならここ、駅ビル1階にある自転車屋「le.cyc」さん。レンタルバイクもしています。ここには、ロードバイクやマウンテンバイク、シティバイクなど、様々な種類の自転車が揃っています。わたしたちも、ここでレンタルバイクをして朝焼けツアーに参加しました。

わたしたちが今回レンタルしたのは、スポーツ電動アシスト付のE-BIKEです。電動アシストの使い方や、慎重に合わせたサドルの調整など、借りる前に説明や調整も丁寧にしてくれます。

レンタルする際には、借りる前日の夕方17時までに連絡が必要となります。詳しくは「le.cyc土浦」さんの公式ホームページをご覧ください。

■詳細情報
・名称:le.cyc土浦
・住所:茨城県土浦市有明町1-番30号 プレイアトレ土浦1階
・地図:
・アクセス:JR土浦駅 駅ビル1階
・貸出時間:平日:10:30~19:30/土日祝日:10:00~19:30(〜2/7コロナのため貸出休業中です)
・電話番号:029-849-3192
・公式サイトURL:https://lecyc.jp

ノリで朝焼け行こうぜ!そんな時はホテルでレンタルしよう

レンタルバイクは申し込んでいない、前日の17時までに間に合わなかった、でも朝焼け行きたくなった…そんな時でも安心。BEB5土浦でも自転車は借りることができるんです。

ここは客室前廊下にずらりと並んだレンタルバイクスペース。前日までに申し込んでいなくても、専用アプリをダウンロードして、会員登録・必要事項の入力をすれば簡単に借りることができるんです。

「ノリで朝焼け行っちゃう?ってことができるのが、おすすめなんです」と広報担当の斎藤さんも推しのアクティビティでした。

BEB&星野リゾートオリジナルのお土産も必見!

オシャレなホテルのお土産は、やっぱりオシャレなんです。機能性はもちろんのこと、他にないここだけのオリジナル商品。水筒やウエストポーチ、タオルなどのアウトドアで使えるグッズなど、可愛いだけじゃないお土産がたくさん。

写真に載っている紅茶は、茨城県で作られている「さしま紅茶」で、ドリップコーヒーも茨城県にあるカフェ「Saza Coffee」さんのもの。みんなで茨城を盛り上げよう!という気持ちが、お土産ものからも感じられました。

自由気ままにおこもり旅を

いかがでしたでしょうか?オシャレなホテル、盛り沢山のアクティビティの数々。ふらっと遊びに来て、自由気ままに過ごすひととき。愛車を愛でる旅でも良し、友だちと朝まで語る旅でも良し、初めて自転車にトライする旅でも良いでしょう。

ぜひ、BEB5土浦に宿泊して、【居酒屋以上旅未満】なステイを楽しんでみてくださいね。ちなみに、このロゴをみて「あっ!」とお気づきになった方はいませんか?ロゴに隠れている”遊び心”を見つけることができたあなたは、きっとBEB5土浦に呼ばれているのかもしれません♩

All photos by Asuna Igari

編集部
Asuna エディター

元小学校教諭。大学在学中に「海外ひとり旅」にハマる。現在はTABIPPOの編集部に所属。ほかにも取材・美容・食・コラムライターとして活動しつつ、個人でFamily photographerとして、お宮参り・七五三・前撮りなどを撮影している。週末は夫と旅三昧の日々で、長野〜福島県は庭。東北が大好きで、地方に行きつけの店を作るのが趣味。

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