ライター

高橋歩さんの「BELIEVE YOUR トリハダ」という言葉に影響を受け、自身も人の心を動かせる仕事をしたいと決心。サックスとジャズへの愛が止められず、メンフィスとニューオーリンズを訪れたことから旅に目覚める。好きなものはお酒といちご。

「和テイスト」のシックな部屋


photo by hotel koé tokyo

1階はベーカリーカフェ、2階はアパレルショップ、3階がホテルのエリアになっています。3階に着いてエレベーターを降りた瞬間から、シンとした静寂の空気感に驚くはず。

部屋タイプは、アパレルブランドにちなんで「S・M・L」といったサイズ表記が用いられています。こちらは1番コンパクトなSサイズのお部屋。

1番人気が高い部屋タイプは、こちらのMサイズ。シックな色使いと印象的な照明がおしゃれなデザインですが、実は日本の伝統文化の象徴である「茶室」の要素を取り入れているんだそう。

縁側のように腰がかけられる小上がりに、ベッドが配置されています。

広々とした空間が広がるXLのお部屋には、なんと室内に”離れ”まで。モダンデザインは時に無機質な印象を受けることもありますが、適度に和の要素が取り入れられているため、不思議とリラックスできる空間になっています。

密にならないよう人数を調節すれば、会議利用も可。ホワイトボードの貸し出しもあるため、気分転換にホテルでミーティングをするのも良さそうですね。

集中できる環境で「リモートワーク」

今回私がデイユースで利用したのは、Lのお部屋。縁側のような長い小上がりが設えてあるのが特徴で、窓側にはリモートワークにぴったりなデスクが用意されています。

見てください、このスタイリッシュなデスク。自宅で勉強をしたり仕事をしたりするよりも、ずっと集中できそうですよね?

仕事に疲れたら、小上がり部分でちょっと休憩。コーナーにはふかふかのソファもセッティングされているため、あまりの心地よさに気づいたらうたた寝しちゃうかも……。

またデイユース利用では、お部屋からドリンクを注文することも可能。ベッド横のタブレットから簡単に注文できるため、外にでなくても飲み物を調達できちゃいます。

「ギャップ萌え」の極み

このホテルの1番の魅力は、やはり渋谷という街と比べた際のギャップ。お部屋に入ってしまうと、自分が渋谷にいるということを忘れてしまうくらい、ゆったりと時間が流れるように感じるんです。

高音質のスピーカーも用意されており、手持ちのスマホなどとつないで音楽鑑賞も可能。普段は何か別のことをしながら音楽を流しているという人も、たまにはじっくりと耳をすませてみては。


photo by hotel koé tokyo

またギャップに驚くのは、お部屋だけではありません。

バスルームもスタイリッシュで、大人な雰囲気が漂う上質な空間。大きな女優ミラーを見ると、なんだか自分がちょっといい女になったような錯覚に……なりますよね?(私だけ?)

Sのお部屋タイプのみシャワー、それ以外のお部屋タイプには洗い場がついています。たまには昼間から贅沢に長風呂しちゃうのもアリかも?

そして、この落ち着いたシックな色味と、絶妙なライトの加減がとってもおしゃれ。無機質すぎず、程よい温かみを感じられるからこそ、上質な時間を過ごすことができますよ。

hotel koé tokyoといえば「パン」

hotel koé tokyoをデイユース利用する際は、ぜひ1階にも足を運んでみて。

昨年10月、1階のkoé lobbyに「hotel koé bakery」がオープン。ベーカリーがアップデートされ、中でも「フィナンシェ食パン~進化系生食パン~」(税抜850円)が大人気なんです。

おいしそうな香りに誘われて……私もついつい買っちゃいました。出来立てなので、まだほんのりと温かく箱も少し曇っていますね。

贅沢に真ん中からいっちゃいます……!おひとりさまだからこそ、大胆に食べちゃっても問題なし。この時だけは、カロリーを無視していただきましょう。

口に入れる前から香ばしいバターの香りが感じられ、一口食べるとふわっふわの食感が口の中に広がります。柔らかい感触に驚いていると、耳のサクッとした部分が舌に触れて絶妙な塩梅に。

食パンといえば朝食など食事で食べるイメージですが、おやつ感覚でパクパクと食べられるおいしさでした……!

あまり馴染みがない「デイユース」ですが、こんな時期だからこそうまく利用できそう。おひとりで黙々と仕事に取り組んだり、趣味に没頭したりするのもいいですよね。

宿泊するよりもかなりお得に利用できるので、ぜひこの機会に使ってみては?

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高橋歩さんの「BELIEVE YOUR トリハダ」という言葉に影響を受け、自身も人の心を動かせる仕事をしたいと決心。サックスとジャズへの愛が止められず、メンフィスとニューオーリンズを訪れたことから旅に目覚める。好きなものはお酒といちご。

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