もし何か不具合があれば、部屋に案内してくれたスタッフか、フロントにすぐ申し出ます。
すぐ改善できない問題には部屋の変更もあり得るため、これらの確認は、スーツケースを広げる前にするべきです。
6.部屋に置かれてある「ミネラルウォーター」には要注意
「Complimentary(コンプリメンタリー)」という無料の場合と、有料の場合があります。
有料の場合は、500mlぐらいのボトルが1本800円ぐらいすることが多いです。チェックアウトのときに明細に載っててびっくり!ということになります。
さも無料のウェルカム・サービスのように置かれている場合もよくありますが、無料の場合は必ず、コンプリメンタリーであるとのメッセージも添えられているはず。
そのカードが見当たらない場合は、手を付けないのが無難です。
7.チップは仕事に対してのお礼の気持ち
photo by Digiart2001 | jason.kuffer
ベルスタッフが客室まで案内をしてくれたときは、部屋の中まで荷物を運び入れてくれ、部屋の説明までしてくれることが多いです。この場合は、スタッフが部屋を出ていくときに渡します。
スーツケースひとつにつき1ドルが目安と言われていますが、ホテルの格式によって異なります。
ハウスキーパーへのチップは、部屋から出かける朝に、ベッドサイドのテーブルの上に見えるように置いておきます。ベッド1台につき1ドルが目安です。
他には、タオルなど備品の追加をリクエストして、持ってきてもらったときなど。この場合は1回1ドルが目安です。
以上は、チップの習慣がある国でのみの話になります。チップの金額の相場は、国によって異なりますが、今回はUSドルの例を挙げました。
8.きちんとベッドメーキングする必要はなし
ベッドをきちんと綺麗にしておかなくては、と気にするのは几帳面な日本人だけです。ハウスキーパーは、どんなぐじゃぐしゃベッドも見慣れていて、それを整えるのが仕事です。
ぐじゃぐしゃにしておくのは恥ずかしい、という場合は軽く整えておけば大丈夫です。ぐしゃぐしゃのままでも、問題はありません。
9.チェックアウトの明細は、必ずその場で確認
海外旅行を何度かすると思うこと。それは、「日本ではあり得ないような事務的ミスが、海外ではとても多い」ことです。一流ホテルでさえも、それはかなり頻繁に起こります。ですから、チェックアウト時の利用明細はその場で必ず確認し、身に覚えのない請求があれば、その場で訂正してもらいましょう。
チェックイン時に提示されてサインする書類の宿泊料金も、ときどき間違っていて予約時と異なる場合がありますので、ここも必ず確認しましょう。いずれも、ホテルを発ってから誤りに気づいても、サインをしてしまった=了承したあとでは、もう訂正できません。
10.チェックアウトしても荷物は預かってもらえる
.たいていのホテルは、チェックアウト後出発までの時間、荷物を預かってくれます。何時ごろに戻ってくるかを伝え、荷物を預けてしまえば、出発時間までは手ぶらで観光に出かけることができます。
まとめ
予約からチェックアウトまで順を追って、まずは基本中の基本、初めて海外のホテルを利用する際に疑問に思いがちなことなども挙げてみました。
旅に出る際には、ぜひ参考にしてみてください。