ライター
sakiko gorai ヨーロッパ在住ライター

ヨーロッパ在住のライター、Saki。ポーランドを拠点に自由に旅する暮らし方を実践中。30才のときにアパレル会社を退職してカナダへワーホリ。2020年〜フランス人夫とヨーロッパへ移住。ニュージランド、アメリカ、韓国に短期留学したり、一人で国内外へ旅行したり……いろんな場所の空気・文化を感じるために旅するのが好き。趣味はファッション・映画・読書。

ワインに対して「なんだか気取った雰囲気」「マナーがたくさんあって堅苦しい」なんてイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。

けれど、世界屈指のワイン生産国であるフランスの生活をのぞいてみると、みんなとても気軽にワインを楽しんでいます。マナーやイメージなんて気にせずに、ワインを飲む時間を楽しむ……といった感じです。

今回は、フランス人の夫を持つわたしが、暮らしの中で見つけた「フランス人のワインの楽しみ方」 を紹介したいと思います。日本の生活でも取り入れられることばかりなので、ぜひチェックして試してみてくださいね。

ワインの楽しみ方① 気軽に楽しむ


photo by sakiko gorai
フランス人流のワインの楽しみ方、一つ目は「気軽に楽しむ」ことです。

フランスでは、みんなとても気軽にワインを飲みます。仕事終わりに友人とカフェで白ワインを楽しんだり、夕食前にベランダでロゼワインを楽しんだり。日本でたとえると、ビールや酎ハイに近い感覚かもしれません。

友人の家に行くときも、ペアリングやマナーなどを考えすぎずに、スーパーで気軽にワインを選んで手土産にします。お値段も手頃のものが多く、フランスのスーパーでは500円前後のワインがたくさん。

日本でも、気軽にワインを楽しめるお店が増えていますよね。コンビニやスーパーでも、お手頃価格でおいしいワインがたくさん揃っています。

たまにはビールや酎ハイの代わりに気軽にワインを買って、家族や友人と1本開けるのもおすすめですよ。

ワインの楽しみ方②「アペロ」の時間を楽しむ

フランス人は「アペロ」という時間をとても大切にしています。

アペロは、アペリティフ(フランス語で食前酒という意味)の略で、夕食前に友人や家族と軽くお酒を楽しむ時間のことです。夕食はアペロ後に。そのまま一緒に夕食を食べることも、各々が家に帰ってから食べることもあります。

お酒の種類は好みや季節によりますが、冬には赤ワインや白ワイン、夏にはビールやロゼ、シードルを飲むことが多いよう。お酒だけで飲むこともありますが、おつまみを用意するときは、チーズやバゲット、ハムやソーセージをつまみます。

写真は、フランスの義兄の家でアペロしたときのもの。ワインやビールなど、それぞれが好きなお酒を飲みながらチーズ、ハム、バゲットをつまんで、お喋りを楽しみました。


photo by sakiko gorai
わたしたち夫婦も夕食前によく自宅のベランダでアペロするのですが、仕事から帰って、夕食を作る前にワインで一息……本当に、至福の時間です!

アペロを日常に取り入れてから、いつもの毎日がもっと楽しくなりました。

ワインの楽しみ方③ 同じ地域の料理と楽しむ

photo by unsplash
休日やパーティーなど、ゆっくりとワインを飲むときは、料理に合わせて選びます。

おすすめの選び方は、「料理と同じ地域のワイン」を合わせること。伝統的なフランスのワインは、その地域の郷土料理に合うように作られてきたので、料理と同じ地域のワインを選べば良く合います。

たとえば、ブルゴーニュワインは、ブルゴーニュ地方でつくられるワイン。ブルゴーニュ地方の郷土料理ビーフシチュー(ビーフブルゴーニュ)を食べるときにおすすめです。

もし、地域の郷土料理がわからないときは、フランス料理にはフランスワイン、イタリア料理にはイタリアワインと、ざっくり合わせてもOK!この方法はワイン以外にも有効で、タイ料理にはタイビール、メキシコ料理にはメキシコビールといった感じで、同じ国の料理とお酒を合わせると気分も上がるはず。

お酒と食事で「おうちで旅行気分」が楽しめます!

ワインの楽しみ方④「何を飲むか」より「誰と飲むか」

おしゃべり大好きなフランス人は、ワインを飲むときも会話を楽しみます。

ワインの味わいをじっくり楽しむというよりも、家族や友人との会話を楽しむためにワインを用意するといった感覚の人が多いようです。安くて無名のワインでも、友達や家族と一緒に飲み、語り合って過ごす時間は格別。

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「何を飲むか」より「誰と飲むか」、「飲む時間」より「話す時間」を大切にするのが、フランス人流のワインを楽しむ秘訣です。

というのも、若い世代のフランス人は、昔の人ほどワインを飲みません。「仕事中でも昼からワインを飲む」なんてイメージもあげられるフランスですが、それは昔の話。友人に話を聞くと「ワインは友人や家族と集まるときにだけ飲む」という人も多くいます。

わたしの夫も普段はそんなに飲みませんが、友人や家族と集まるときにはスーパーで買ったワインを手土産に持って行き、何時間も会話を楽しんでいます。

ワインの種類や銘柄よりも、大切なのは家族や仲間と過ごす時間。ワイン片手にほろ酔いになると、話も弾みそうですよね。

ワインを飲みながら「家族や友人と過ごす時間」を大切に


photo by unsplash

フランス人のワインの楽しみ方に共通することは、ワインを飲みながら「家族や友人と過ごす時間」を大切にしていることではないでしょうか。

ワイン片手に大事な人と語り合う時間が増えると、いつもの毎日がちょっと豊かになりそうですよね。「家族や友人が遠くにいて会うのが難しい」という方は、オンライン飲みもおすすめです。

忙しい毎日に、ちょっと一息。ワインとおしゃべりで心豊かに過ごしてみませんか。

ライター
sakiko gorai ヨーロッパ在住ライター

ヨーロッパ在住のライター、Saki。ポーランドを拠点に自由に旅する暮らし方を実践中。30才のときにアパレル会社を退職してカナダへワーホリ。2020年〜フランス人夫とヨーロッパへ移住。ニュージランド、アメリカ、韓国に短期留学したり、一人で国内外へ旅行したり……いろんな場所の空気・文化を感じるために旅するのが好き。趣味はファッション・映画・読書。

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