ライター
伊東 篤志 旅好き会社員

普通の会社員をやってますが、絶景や自然遺産を拝みに弾丸旅行で様々な場所に飛んでいきます。 皆様、地球のどこかでお会いしましょう!

インド観光と言えばバラナシやタージマハルの印象が強いと思いますが、観光の際は青の街・ジョードプルも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?今回は漫画・ワンピースでアラバスタのモデルになったと言われている魅力たっぷりのジョードプルを紹介していきます。

*編集部追記
2015年9月公開の記事に、新たに4スポットを追加しました。(2019/1/31)
執筆時点での情報なので、実際に訪れた方で古い情報を見つけた方はmedia@tabippo.netまでご連絡ください。

 

ブルーシティ・ジョードプル

メヘランガル城から見た街並み

photo by RORO

インド北西部のタール砂漠にあるこの街は、家の外壁が青いことから別名「ブルーシティ」と呼ばれています。害虫駆除のため駆除剤を使用したものが変色して青くなったこと、カースト制度でバラモン(司祭階級の偉い人)が住む家を青く塗ったことが由来だそうです。

インド人は人懐っこくて陽気な人が多いですが、ここジョードプルは特にそれを感じました。写真を撮っていたら、子供が寄ってきて私を撮ってと言わんばかりに写真に写り込んできます。(笑)

人もとても温かく、道に迷っていたら案内してあげるよと言ってくれて、目的の場所まで連れて行ってくれました。お金を請求されると思ったのですが、何も言わずにそのまま去って行ったので、この時インド人の株が上がりました。

 

難攻不落の砦・メヘランガルフォート

メヘランガル城

photo by RORO

ここは幾多の戦火にさらされていますが難攻不落で、一度も敵の手に堕ちたことがないそうです。それこそ、砦までの道が入り組んでいたので、簡単に攻め込むことができなかったのでしょう。今ではそんな道が旅人のワクワクを刺激してくれます。

ワンピースのアラバスタ編のモデルになったと言われており、漫画の世界観を味わうことができます。漫画の中に出てくる犬銃も見ることができるので、ワンピースファンにはたまらない聖地と言えるでしょう。

 

城壁から見下ろす青い街並みはとても美しく、ジョードプルに来たならぜひ一度は訪れてほしい観光スポットです。

 

ガンタ・ガルの時計台

ガンタ・ガルの時計台

photo by RORO

こちらもワンピースファンには馴染みのある場所です。漫画の中に出てくる時計台そっくりで、思わずテンションが上がるスポットでしょう!入場料はかかりますが、時計台は登ることができます。夜にはライトアップされるので、昼間の景色と夜の景色どちらも楽しんでみてください。

 

旧市街

旧市街

photo by RORO

時計台の近くには野菜や果物、スパイス、洋服や雑貨などが売っている市場があります。インドは物価がとても安いので、チャイやジュースは20円くらいで飲むことができます。洋服や雑貨も安いですが、最初はぼったくって高めの値段を設定してくるので、値段交渉して安くしてもらいましょう。

 

ジャスワント タダ

メヘラーンガル城砦から歩いて約15分ほどの場所にあるジャスワント・タダは白亜の大理石が特徴的な墓廟です。ぜひメヘラーンガル城と合わせて訪れてみましょう。中心街から少し離れていることもあり、静かでゆったりした時間を過ごすことができます。

 

Mahila Bag Jhalra

 

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時計台近くにあるMahila Bag Jhalraは、あまり知られていない穴場の観光スポットです。一見、遺跡のように見えますが、実は階段状になっている井戸なんです。時計台から歩いて行ける距離にありますが、分かりにくい場所にあるので、現地の人に道を尋ねながら行くことをおすすめします。

 

ジョードプルの夜はテラスでまったり

メヘランガル城の夜景

photo by RORO

砦鑑賞を終え一仕事した気分になると、景色のいいところで、お酒を飲みたくなりますよね?ジョードプルの街の宿には屋上テラス付きのゲストハウスやホテルが多く、夜ライトアップされた砦を拝みながらビールにタンドリーチキンを食べてまったりすることができます。

美しい砦を見ながら飲む一杯は最高に美味しいですよ!

 

土産物は迷わずラクダ革をチョイス

この街にはラクダ革の革製品を取り扱っている店が多く、街を支える一つの産業になっています。購入を考えているなら靴や鞄がおすすめです。

しかし、肝心の革製品を店の軒先に天日干しするかの様に陳列しており、商品が傷むのではないか?と心の中で突っ込みますが、そこはインドクオリティ。購入の際は店の奥から品物を出してもらいましょう。若干革の匂いが気になるので、お土産に購入する際は、匂いが消えた頃に渡すのがベストです。

 

ジョードプルへの行き方

空港

photo by shutterstock

デリーにある空港からは、LCCを利用します。デリーとジョードプルは東京〜大阪間程度の距離で、所要時間は1時間。鉄道では半日程度ですが、双方遅延もあるので時間には余裕を持ちたいところ。

ちなみにジョードプルは砂漠気候の街なので、夏は50度近くまで気温が上昇、冬でも30度以上となるので、旅行の際には体調管理に注意をしましょう。

 

まとめ

ジョードプルはインド北西部にありなかなか足を延ばすことがないかもしれませんが、インドの他都市と比べ中東の様な雰囲気も味わえます。インドへ行く際の選択肢に入れてみてはいかがでしょうか!

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伊東 篤志 旅好き会社員

普通の会社員をやってますが、絶景や自然遺産を拝みに弾丸旅行で様々な場所に飛んでいきます。 皆様、地球のどこかでお会いしましょう!

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