編集部

こんにちは、旅を広める会社である株式会社TABIPPOが運営をしている「旅」の総合WEBメディアです。世界一周のひとり旅を経験した旅好きなメンバーが、世界中を旅する魅力を伝えたいという想いで設立しました。旅人たちが実際に旅した体験をベースに1つずつ記事を配信して、これからの時代の多様な旅を提案します。

皆さんは、イランという国についてどんなイメージを持っていますか?イランには、ペルシャ歴代の王の贅を尽くした宮殿や遺跡、美しいモスクや町並みなど、語りきれないほどの魅力があります。

イスラムの豊かな文化や歴史が息づく国として、今世界から注目されているイラン。その魅力を存分に満喫するためにも、イランで訪れるべきスポットを13選に厳選してご紹介いたします。

*編集部追記
2016年7月公開の記事に、新たに3スポットを追加しました。
執筆時点での情報なので、実際に訪れた方で古い情報を見つけた方はmedia@tabippo.netまでご連絡ください。

イランに行ってみての感想

photo by pixta
私がイランを訪れたのは12月頃で、比較的寒かったですが、それでも日本の冬に比べればそれほどでもありませんでした。イランでは女性はスカーフで髪の毛を覆い隠さなければならず、私も入国する前に用意していきました。

全体の感想としては、イラン人はとてもフレンドリーで、全く知らない人からもすぐ声をかけられました。「どこから来たの?」「イランを楽しんでね」など好意的な言葉をかけられる機会もあり、日本ではなかなかこんなことないなーとビックリしてしまいました。

イランでは、ほとんどの旅程でカウチサーフィンを利用して無料で泊めもらったですが、どの人も非常によくもてなしてくれ、「これ日本以上じゃない?」と感心してしまうほどでした。

イランを訪れる際は、ぜひカウチサーフィンを利用して、現地の人と交流してみることをおすすめします。

観光する際のアドバイス

photo by pixta
イランの治安ですが、私は特に危険な目にあったりはせず、むしろ困っていると助けてもらうことが多かったです。中東ということで不安を覚える人もいるでしょうが、それほど心配しなくて大丈夫です。

物価はそれほど高くなく、だいたい日本の3分の1くらいです。食費や交通費も安く、特に移動時のバスが豪華なのに割安で、非常に快適でした。外食のバラエティーはあまりないのですが(ファラフェルサンドやケバブなど)、カウチサーフィンでお家のご飯をいただいていたので、だいぶ食が充実しました。

衛生面もそれほど悪くなく、公衆トイレなどもキレイに保たれていました。イラン人は基本的に清潔好きなそうなので、衛生面に関して言えばそれほど心配する必要はないでしょう。

ペルセポリス(シーラーズ)

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ユネスコの世界遺産にも登録されている「ペルセポリス」は、BC6〜4世紀にかけて栄えたアケメネス朝ペルシア帝国の都です。

イラン内最大、また中東の数々の遺跡の中でも随一のものとして人気の観光スポットで、毎年数多くの観光客が訪れています。荒野の中に広がる風格あるペルセポリス遺跡…圧巻の一言です!

■詳細情報
・名称:ペルセポリス
・アクセス:近郊の街マルヴェシュット(marvdasht)までバス。そこからタクシー
・公式サイトURL:https://ja.wikipedia.org/wiki/ペルセポリス(Wikipedia)

イマーム広場 (イスファハン)

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イスファハンは、いわば日本の京都のような街で、歴史的な建造物や有名なモスクなどが数多くあります。かつて『世界の半分がある』と言われるほどの人や富が集まった場所で、その中でも「イマーム広場」は特に有名です!

イマーム広場にある、精密なアラベスクが施されたイマーム・モスクは、思わずため息が漏れるほど美しいです。

■詳細情報
・名称:イマーム広場
・住所:Naqsh-e Jahan Square, Isfahan, イラン
・アクセス:首都のテヘランやシラーズなどから飛行機、 電車、バスなどでイスファハンへ向かう
・公式サイトURL:https://ja.wikipedia.org/wiki/イマーム広場

イマーム・レザー廟(マシュハド)

マシュハドにあるイスラム教の聖地で、観光スポットであるとともに、数多くのイラン人やイスラム教徒がお祈りに訪れる場所です。中はとても広く、また金や銀の装飾がなされており、きらびやかで美しいです。

女性の方は、全身を覆い隠すチャドルというものを着用しなければなりません。チャドルは、受付で借りることができます。

■詳細情報
・名称:イマーム・レザー廟
・住所:Khorasan Razavi, Mashhad, Holy Shrine, چهارباغ، イラン
・営業時間:土曜日〜木曜日 7時00分~14時00分
・定休日:金曜日
・公式サイトURL:https://en.wikipedia.org/wiki/Imam_Reza_shrine(Wikipedia)

マスジェデ・ナスィーロル・モルク(シーラーズ)

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ローズモスクという名で知られる、「マスジェデ・ナスィーロル・モルク」。ステンドグラスの光が床に映り込み、とても美しいと評判です。午前8時〜10時に行くと、光の反射が最も美しいそうです。

モスクの外側にはバラの模様が施されており、可愛いと女子に大人気!数あるモスクの中でも、特に人気です。

■詳細情報
・名称:マスジェデ・ナスィーロル・モルク
・住所:Fars, Shiraz, Lotf Ali Khan Zand St, イラン
・電話番号:+61 422 226 191
・公式サイトURL:https://ja.wikipedia.org/wiki/ナスィーロル・モルク・モスク

シャー・チェラーグ廟(シーラーズ)

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「シャー・チェラーグ廟」の内装には、大小様々な大きさの鏡が使用されており、日の光や中のライトを反射してキラキラと輝きます。

中に入ると、まるで万華鏡の中に迷い込んだかのような美しい光景が、目の前へ広がります。写真撮影は一応禁止とのことですが、ガイドの許可があれば大丈夫です。女性は入り口でチャドルを借りる必要があります。

■詳細情報
・名称:シャー・チェラーグ廟
・住所:Shiraz, Fars, イラン
・公式サイトURL:https://en.wikipedia.org/wiki/Shah_Cheragh(Wikipedia)

スィー・オ・セ橋

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イランの古都として知られるイスファハンの中でも、ここ「スィー・オ・セ橋」は、隠れたスポットとしてとても人気があります。

昼に訪れても十分に楽しめますが、夜のライトアップされた時間に行くと、水面に橋の明かりが反射し、より幻想的な風景が見れます。

■詳細情報
・名称:スィー・オ・セ橋
・住所:Chaharbagh Street, Esfahan, Iran
・営業時間:24時間
・定休日:なし
・公式サイトURL:http://www.bridgesdb.com/bridge-list/siosepol-bridge/

イマーム・モスク

イランの古都・エスファハーンにある「イマーム・モスク」。このエスファハーンは、かつて「世界の半分がある」と言われたほど、人や富が集まった都市です。

「イマーム・モスク」は、世界遺産に登録されているイマーム広場の中にあるモスクで、イスラム建築の美しさを心ゆくまで堪能できる観光スポットとして人気です。

■詳細情報
・名称:イマーム・モスク
・住所:Esfahan, Iran
・公式サイトURL:http://romaparvaz.com/en/user/home

沈黙の塔

イランのヤズドと呼ばれる都市には、ゾロアスター教徒が鳥葬を行う施設「沈黙の塔」があります。鳥葬は1930年代に禁止され、現在は使われていません。

しかしながら長年死者を弔ってきたためなのか、どことなく神聖な雰囲気がある場所です。

■詳細情報
・名称:沈黙の塔
・住所:Yazd, Iran

ジャメモスク

夜のライトアップが美しい、ヤズドにある「ジャメモスク」。イラン国内で最も高いという2本のミナレットがあり、夜は青い光に照らされて輝きます。

あまり広くなく、こじんまりとしたモスクですが、やはり装飾はとてもきれいです。

■詳細情報
・名称:ジャメモスク
・住所:Seyed Rokn-e-din alley , Imam Street, Yazd, Iran
・所要時間:1時間半未満

ハージュ橋

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エスファハーンにある「ハージュ橋」は、17世紀に建造されたもので、多くの人々で賑わう憩いの場所となっています。

二重構造になっていて、橋の上段と下段のどちらも歩くことができます。夜はライトアップされており、川面に橋が映り込む姿がとても美しいです。

■詳細情報
・名称:ハージュ橋
・住所:Esfahan, Iran
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