ライター
Napsy 踊る旅人フォトグラファー

オランダと日本に拠点を持つ、アートディレクター/ フォトグラファー。 趣味は、世界の酒と牡蠣めぐり、Salsa,Swing,Kizomba のダンスを通じ て夜遊びとフェス参り(EDM も)。 心の故郷はセネガル。 特技は居候とご飯に招待される事 in the world! 

Hi! 踊る旅人フォトグラファー ナプシーです。旅は感じるもの、繋がるもの、クリエイトするもの。私の目から見た世界を、皆さんにシェアさせてください。

今回はたくさんの選択肢がある英語留学、どこに行こうか悩んでいる皆さんに、アイルランド留学の魅力をお伝えしたいと思います!イギリスとアイルランド、両方の学校を体験した私。その結果、アイルランドは今でも戻りたい場所です。

 

本気の語学留学に絶対お勧め!アイルランドってどこ?どんな国?

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アイルランドはイギリスの隣に位置する、北海道ほどのサイズの島です。元イギリス領でオリジナルの言語はゲール語ですが、国民のほとんどは生まれた時から英語を母国語としています。

首都はダブリンで、ロンドンからの距離は飛行機でたったの1時間。格安LCCであれば、15€〜20€でもチケットがみつかるほど、行きやすい距離です。通貨はポンドではなくユーロ。それもあってか、イギリスのような、驚愕の物価の高さは感じません。(イギリスの物価の高さの体感は日本の2倍ほど!)

 

アイルランドの治安はヨーロッパの中では比較的良く、難民なども少なく感じます。テロや人が殺されるような都会にありがちなニュースも、ロンドンやパリのようにはありません。ただし、日本は世界一と言っても過言ではないくらい治安の良い国。もちろん酔っぱらいやスリ、クレイジーな人などは日本以上にいますので油断はしないように。

今回は私が実際に行った英語の語学留学で感じた、アイルランド留学のメリットを12に分けて、お伝えしたいと思います!大人の英語留学は、バカンスでも遊びでもない!本気で結果を出したい人にだけお伝えする、楽しく厳しいアイルランド留学の紹介です。

 

メリット1:アイルランド留学はイギリスより学費も物価も安い!

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オランダに在住していたため、実は先にイギリスで短期の語学留学を住ませていた筆者。留学時期と期間が同じくらいだったこともあり、コストも雰囲気も容易に比較することができました。

学費、生活費含めて、アイルランド留学にかかったコストはイギリスの2/3ほどの感覚。実際にかかったお金を2週間留学で計算しても、その差額は13万ほど。しかも安くて楽しいアクティビティがたくさんあり、充実してお出かけできたのもアイルランドでした!

 

原因は様々ありますが、1番大きいのは、通貨の差だと思います。強気のポンド、庶民のユーロ。日本為替の強さにもよりますが、ポンドの国での生活はなかなか過酷でした。

食費や交通費も、ロンドン留学を選ぶと全てがシティ価格。安い家賃のシェアハウスやホームステイ先は大抵、終電の早すぎる郊外か治安の悪い場所。イギリスの田舎生活だったとしても、学費はやはり割高です。日本だったら100円で買えるクオリティのノートが、800円でしかみつけられなかった時は悔しかったなぁ!(忘れて慌てて探した私が悪いのですが)

 

メリット2:母国語が英語の国なので外に行っても英語が聞こえる


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もちろん格安語学留学として有名な、フィリピンやマルタも検討しましたが、母国語が英語ではない彼らの英語は良い意味でも悪い意味でも生易しい。ネイティヴスピーカーと対等に会話したい!と思っていた私は、街で聞こえる言語が英語ではないのはどうしても疑問に感じてしまい……大人の本気英語留学としては、候補から外すことにしました。

結果、バーでナンパしてくるお兄さんとも、マーケットで雑談してくるおばさんとも、レストランのウエイトレスとも、ネイティヴイングリッシュの練習になって本当に良かったと思います!

 

イタリアの離島マルタもフィリピンも、その後個人的に旅行で行きましたが、確かに国民全員が英語を話せるけれど、ここの英語に慣れてもイギリスやアメリカの英語は聞き取れないな……という印象を受けました。

安くてバカンスでゆっくり優しく教えてもらえるという点で、楽しみたい人や、英語に恐怖心がある方にはいいと思います。ただ社会人が短い期間で、できるだけ成果を出したい!と思うと、やはり英語圏の留学をおすすめしたいです。

 

メリット3:先生はイギリス人が多いので結果的にイギリス英語!

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アイルランド留学を悩んでいた時、ときどき言われたアドバイスは、「アイルランド英語はめっちゃ訛っているよ!アイルランド訛を覚えたいの?」ということでした。これはヨーロピアンの友人から言われることが多かったです。

これに関しては最後まで悩みましたが、学校に行ってみて一安心。イギリスから近い立地もあり、そもそもイギリス人の先生や、イギリスで大学を出たり、仕事をしていた経験のある先生達ばかり。

 

少なくとも学内にアイルランド訛というものは聞こえず、ホストファミリーも街で出会う若者たちも、綺麗なイギリス英語でした。

ただご老人や漁師さんなどは、たしかに映画に出てくるバイキング(?)のような話し方でした。日本の漁師さんの喋り方を想像してもらえればわかるかもしれません。例え田舎でなくても、なんだか独特で激しいあの喋り。ただ、魚市場のような場所で働かない限りは、そんな方たちに発音を影響されることはないと思います。

 

メリット4 :アイルランド留学は学生ビザでも働ける


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語学学校の学生ビザで働ける国ばかりではありません。アメリカ、カナダでは禁止。

イギリスは、6ヶ月以上滞在する予定なら、週20時間以内で許可。アイルランドは、5ヶ月以上滞在する予定なら、週20時間以内で許可。バケーション期間中は40時間まで可能です!

そもそもイギリスはビザが取りにくいですが、勉強しながら学費が稼げるって素晴らしい!そして絶対に学校より勉強になると思いませんか?

 

メリット5:アジア圏の生徒と日本人が少ないので頑張れる!


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私がイギリスに語学留学した時は、クラスの100%がアジア人、うち3名日本人……なんてこともありました。

しかも、同国籍同士って自然と固まってしまいます。クラスメイトはそれぞれ母国語でしゃべっている、だから週末の遊びにも混ぜてもらえない。結果日本人とつるんでしまって、何をしに海外に来ているのか解らなくなるのは、語学留学あるあるです。せっかくなら、多国籍な仲間と英語で会話したくはないですか?

 

語学学校の一つのメリットは、自分と似たような英語レベルの母国語が違う人同士で、苦労しながらも英語でコミュニケーションをとる事が進歩のきっかけになる、ということだと思います。先生やネイティヴとはまた違う、話しやすさが彼らにはあるのです。

アイルランドの生徒達は、長期留学できているラテン語圏の人が多かったです。フランス、スペイン、イタリア人は、親のお金で1年くらいかけて来ています。その他はアルゼンチン、メキシコなど南米から。ドイツの高校生がまとめて入学してきて、レベルの高さにびっくりしました。

 

私が出会った日本人は学校全体で2名のみ。彼らとは歳も離れていて男の子だったので、自然と私は他の国のグループの子と仲良くすることができました!

日本人が少ない学校に行きたい方は、日本人向けのホームページや日本語での窓口がない場所に行って見てくださいね。

 

メリット6:パーティーやバーナイトなど毎日忙しいくらい充実


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アイルランド発祥のお祭り、セントパトリックスデイ、ハロウィーン、バレンタイン、クリスマスパーティーなどなど、ヨーロッパも毎月のようにお祭りがあります。

そんな時は、学校主宰で大パーティー!仮装にも気合いが入ります。もし自分の留学期間がなにかのイベントと重なりそうな場合は、日本から事前に簡単な仮装グッズを持って行くのもおすすめ。というか、何かしら機会はあるので、持って行きましょう!


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そしてアイルランドの学校は、授業外のアクティビティを充実させている所が多い!毎日のように、バーナイト、読書会、ブラジル人生徒主催のサンバエクササイズ、お料理会、映画デイ、シティーウォークなど、授業以外の時間も暇をすることはありません。

先生が引率のものも多いので、授業外なのに得した気分でした。

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Napsy 踊る旅人フォトグラファー

オランダと日本に拠点を持つ、アートディレクター/ フォトグラファー。 趣味は、世界の酒と牡蠣めぐり、Salsa,Swing,Kizomba のダンスを通じ て夜遊びとフェス参り(EDM も)。 心の故郷はセネガル。 特技は居候とご飯に招待される事 in the world! 

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