陸路続きのヨーロッパ、せっかくなら効率良く周遊してみるのもアリですよね!ただ、金銭的な不安や、毎日どこに泊まるかを考えるのは大変そう…。そんな時の選択肢が、ユースホステル。上手に旅に組み込めば、アクセス良しコスパ良しで憧れのヨーロッパ周遊が実現しちゃうかも。
実は私、今回がユースホステル初体験だったんです。ベッドメイクはセルフで行い、アメニティも要持参。バス・トイレは共同利用タイプの施設もありますが、それでコストが削減できるのなら旅人には嬉しいですよね!
今回私が実際に利用してきた5都市のユースホステルも含めてご紹介します。
ユースホステルって何?
ユースホステルは、1909年にドイツで発祥した宿泊施設。65の国と地域に約3,900施設を構えています。日本にも北海道から沖縄まで現在200施設あります。
なんとなく若者やバックパッカー向けといったイメージの強いユースホステルですが、一人旅はもちろん、友達・家族との旅行、団体での利用など、人数や用途によって様々な使い方が出来るのです。
いざ宿泊!ヨーロッパ人気の5都市
注目のエアライン!カタール航空で出発
今回の旅行は、カタール航空を利用して行きました。カタール航空は成田の夜出発便が多く、会社帰りでも間に合うのが魅力的!割安なのにサービスも良く、お食事も美味しいと話題のエアラインなのです。
機内はエキゾチックな雰囲気。エンタテイメントやアメニティも充実しています♪
ユーレイルパスを使って電車移動の旅!
ヨーロッパに着いてからは、電車で周遊!今回はユーレイルパスを利用しました。
ユーレイルパスとは、ヨーロッパ28カ国を網羅する鉄道が乗り放題になるお得なパス。訪れる国を選んで、自分の旅のプランに適した種類のパスを購入できます。今回私はドイツ・スイス・イタリア・フランスの隣接4カ国パスを使います。
利用者の年齢・座席クラス・使用日数・訪れる国数で、チケットの種類や値段も変わってきます。オンラインで割引セールを行っていたり、アプリも充実しているので頻繁にチェックしていると上手く活用できるかも!
ビール片手に陽気な街!ドイツ・ミュンヘン
初日はミュンヘンの中心、「マリエン広場」へ。上の写真は新市庁舎のからくり時計。毎時0分になると動き出すので、その瞬間を待っている人々で賑わっています♪周りのマーケットも盛り上がっていて、食べ歩きしている人もたくさん。
ディナーはドイツで最も有名と言われているビアホール、HOFBRAUHAUS(ホーフブロイハウス)へ。ビールもソーセージも種類豊富なので、いくつか頼んでシェアしました。
ステージでは生演奏による伝統的なダンスパフォーマンスもあり!色んな言語の「乾杯!」が聞こえてくる、世界中から人が集まる大人気ビアホールでした。
ミュンヘンでの宿泊はこちら!
緑に囲まれた場所にある「Munich Park Youth Hostel(料金:ドミトリー/25ユーロ〜、シングル/39ユーロ〜)」。マリエン広場からも地下鉄で6駅とアクセスも◎
ホステルって窮屈かも?というイメージが一変、開放感のあるフロントでなんだか安心。プレイルームやキッズルームも充実していて、雨の日なんかも楽しめそう〜!
そして、ここは朝食も種類豊富!休む間もなく観光したい派にとって、朝食でお腹を満たせるのはとても嬉しいポイント。
世界一物価の高い国で、コスパ抜群!スイス・チューリッヒ
トラムがたくさん走っているチューリッヒ!1日乗車券を利用すれば好きな所で乗り降り可。チューリッヒ湖の近くまで乗り、ぐるっとお散歩しました♪
さすが時計の国、至る所に時計があって、時間が気になります(笑)
この日は、ピンクの外観がフォトジェニックな「Zurich Youth Hostel(料金:ドミトリー/43.50フラン〜、シングル/86.5フラン〜)」へ宿泊。チューリッヒ中央駅からトラムに乗り、閑静な住宅街の中にあります。エレベーター有。コインランドリー有。Wi-Fiもサクサク。…すごっ!
世界一物価が高いと言われているスイスで、コスパ良く設備の整った場所に泊まれるのはとても珍しいのです。私、リピート決定です!
バーカウンターもあり、夜は良い雰囲気の中お酒も飲めるなんて素敵。
アルプスが望める絶景ビュー!スイス・サンモリッツ
チューリッヒ中央駅からユーレイルパスを利用し、次の目的地はサンモリッツ!電車旅は移動中も景色を楽しめるのが嬉しい♪
レーティッシュ鉄道は世界遺産にも登録されていて、車内からの景色は圧巻!都会のチューリッヒから自然溢れる景色に変わり、いつの間にか雪深いサンモリッツに到着。
サンモリッツはスイスでも人気の高級リゾート地。お洒落なブランド街と、雄大なアルプスに囲まれ、非現実的な世界が広がっています。
身体も冷えてきたので、早めにホステルへ。あたり一面、雪景色の「St.Moritz Youth Hostel(料金:ドミトリー/40.5フラン〜、シングル/126.5フラン〜)」。
モダンな温かい雰囲気で、旅の疲れも癒されます。スキー用具の保管倉庫やコインランドリーも利用でき、スキー客にも快適そう。
ユースホステルの目の前にバス停があり、ゲレンデや駅にも行きやすくて便利!
従来のホステルのイメージとは違って、太陽の光がたっぷり入る、山小屋のような雰囲気。
また、お部屋からの景色は…雪!窓を全開にしても鳥の囀りしか聞こえない、大自然に囲まれています。最高に気持ちいい!
バス・トイレ付きだとこんな感じです♪綺麗で快適でした。
スイスの名物料理といえば、チーズフォンデュ!なんと、希望すればユースホステルの中で食べられるのです。アツアツ濃厚な本場のチーズを大勢で囲めば、思い出に残るディナーに♪