今回は中東の国、イスラエルの基本情報をお伝えします。「イスラエル」と聞いて何をイメージされるでしょうか。様々な宗教施設や死海でしょうか。一方では、国際ニュースを賑わしている国でもあります。実際にところ、安全に旅ができるのでしょうか。
この記事では、そのようなイスラエルに関する素朴な疑問に答えていきます。なお、パレスチナ自治区は含めません。
物価
イスラエルの物価は決して安くはありません。日本と同等か、少し高く感じるはずです。イスラエルを代表する大都市、テルアビブのホステルで1泊2,500円~になります。
イスラエルを訪れる際はクレジットカードは必須。資金にも十分余裕を持って訪れることをオススメします。
治安
治安を気にされている方は多いでしょう。まず立ち入ってはいけないエリアはパレスチナ自治区との境界付近とレバノンとの国境地帯です。
残りのエルサレムやティベリア、テルアビブなどは安全です。安心して旅行が楽しめることでしょう。それでも、イスラエルに渡航される際は、念のため外務省の海外安全情報を通じて最新情報をチェックしましょう。
気候・服装・旅行シーズン
Rina Mori / 森理菜さん(@rina_mori_)が投稿した写真 – 2016 11月 1 2:36午前 PDT
イスラエルの気候の特徴はとにかく乾燥すること。保湿クリームやマスクは必ず用意しておきましょう。全体的に降水量が少なく、気温は高めです。夏には気温が40度になることもしばしば。冬は気温が下がるものの、日中は汗ばみます。
日差し対策を十分に行った上で、薄着の長袖を重ね着するといいでしょう。
通貨
イスラエルの通貨は現地通貨、新シェケルです。2016年11月現在、レートは1新シェケル=27円となります。ただし、イスラエルでは米ドルも広く通用します。クレジットカードと米ドルをうまく使いこなすことが、イスラエル旅行のコツと言えるでしょう。
ビザ
イスラエルは90日以内の滞在であればビザは不要です。ここまでだと「なーんだ、イスラエル何の心配もいらないのか」と一安心するでしょう。
ちょっと待ってください。
イスラエルと敵対している国(イラク、レバノン、リビア、サウジアラビア、スーダン、シリア、イエメン、ソマリア、イラン)のスタンプやビザがパスポートにある場合は入国審査が厳しくなります。