エチオピア料理
photo by SatokoHayakawa
エチオピアというと東アフリカに位置する国ですが、イスラエルにはたくさんのエチオピアからの移民(エチオピアのユダヤ人)が住んでいます。エチオピアで主食として食べられているのが「インジェラ」というこのクレープのような生地、少し酸味があるのが特徴です。
このインジェラに「ワット」と呼ばれる肉や野菜、豆などを煮込んだソースを包んでいただきます。インジェラの起源は古く、紀元前100年には食べられていたとも言われています。エチオピアで栽培されているイネ科の「テフ」の粉を水で溶いて3〜4日間ねかせて発酵させ、巨大な鉄板で片面だけ焼き上げます。
エルサレム市内に何店舗かあるエチオピアレストランの中でも、「Shager」のインジェラは一番おいしいという噂です。
クベスープ
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イスラエルには、イラクからの移民(イラクのユダヤ人)も住んでいます。イラクの家庭料理では、「Kube(クベ)」という牛肉を包んだ団子のスープが食べられています。
ハムスターと呼ばれる酸味のあるスープ、ビーツやトマトを使った赤いスープなど、スープはざまざまです。マハネイェフダマーケットの近くにあるイラクレストラン「Mordoch」は、エルサレムでも古くからある有名店です。
マラビー
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そして最後に、イスラエルで食べて欲しいデザートは「Malabi(マラビ)」です。ミルクプリンにココナッツやアーモンドなどのナッツ類、ローズウォーターやドライフルーツなどがトッピングされたデザート。テルアビブのカルメルマーケットのすぐ近くにある「hamalabiya」は安くておいしいマラビ屋さんです。
まとめ
いかがでしたか?イスラエルでは、ケバブやシュワルマ、ファラフェル(ヒヨコ豆のコロッケ)、スパイスの効いた中東料理の他、いろいろな国の料理も食べられて楽しいです。
まだまだあれもこれも紹介したかったですが、また次回にします。