ドリンクの料金だけでサンドイッチやサラダなどが盛りだくさんについてくる名古屋モーニングは特に有名ですが、女性も忙しく働くことからできた習慣なんだとか。
名古屋には特色のある店が多いですし、伊勢は300年以上前からの観光地として様々な名物があります。内陸の岐阜、海の幸の静岡と中部地方はそれぞれ個性的です。
中部地方の食事事情
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中部地方は、ガツンとくる味が特徴的な愛知県の味噌料理やひつまぶし、全国的に有名な手羽先など、個性的なグルメがたくさんあります。
またお伊勢参りと新鮮な海の幸が有名な三重、B級グルメとして人気のある静岡の富士宮焼きそばなど、他の場所にはないユニークなグルメが楽しめます。安価で庶民的でありながら、おいしいと評判で、どんなお店に入ってもハズレがありません。
私は以前愛知県を訪れたのですが、特に味噌煮込みうどんと喫茶店のモーニングがおいしかった思い出があります。名古屋のモーニングは安い上にボリュームもあり、朝からお腹いっぱいで活動できました。三重の伊勢エビ、アワビ、牡蠣といったおいしい海の幸にも、ぜひとも挑戦して欲しいです。
ベストフード
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私がおすすめするのは、名古屋めしの一つとして知られるひつまぶしです。薬味で味を変化させたり、ダシをかけてお茶漬け風にするなど、一度にたくさんの味を楽しめるひつまぶし。厳選された国内産のうなぎを使い、備長炭で焼き上げたひつまぶしは、病みつきになるほどおいしいです。
ひつまぶしは全国的に有名になってきましたが、やはり本場・名古屋のものは一味違います!名古屋を訪れたなら、ぜひ一度試してみてください♪
名古屋の名物は味噌料理
名古屋のお宅にはもれなく「つけてみそかけてみそ」という味噌調味料があると言われるほど、八丁味噌が根付いている名古屋。名物料理にも味噌味のものがあります。
とんかつに味噌だれをかけるので有名なのは「矢場とん」、市内各所に店があります。
固いうどんが濃い目の味噌味とよく合う味噌煮込みうどんは、「山本屋本店」派と「山本屋総本家」派に贔屓の店は分かれるようです。
3回美味しいひつまぶし
4等分して、まずはそのまま鰻の味を楽しんで、2膳目は薬味を加え、3膳目はお茶漬けで、最後は好みのやり方で、というのがひつまぶしの食べ方です。
ひつまぶしの名前は「あつた蓬莱軒」から始まったと言われている王道の店です。鶴舞の「うな富士」も鰻が美味しいとファンが多いです。
手羽先と平たい麺
名古屋コーチンなんていう鶏もあるぐらい、名古屋の鶏肉料理は盛んですが、中でもぜひ食べたいのは手羽先です。「風来坊」の手羽先はピリッとした味付けがビールによく合います。
味の濃い食べ物が多い名古屋ですが、あっさりしたきしめんも美味しいものです。「よしだ」が老舗ですが、新幹線のホームの「住よし」が美味しいという人もあります。
お伊勢参りの帰りに
一生に一度はお伊勢参りがしたいと言われ、江戸時代からの有名な観光地の伊勢は美味しいものの宝庫でもあります。伊勢エビ、アワビ、牡蠣と海のものが豊富です。
おはらい町の「鈴木水産」では海鮮が食べられますし、「奥野家」の伊勢うどん、てこね寿司も味わいたいですね。また伊勢土産定番の「赤福餅」の本店もおはらい町にあります。
鳥羽まで足をのばせば「はまなみ」という海女小屋の雰囲気の店があり伊勢エビやアワビが楽しめます。