編集部

こんにちは、旅を広める会社である株式会社TABIPPOが運営をしている「旅」の総合WEBメディアです。世界一周のひとり旅を経験した旅好きなメンバーが、世界中を旅する魅力を伝えたいという想いで設立しました。旅人たちが実際に旅した体験をベースに1つずつ記事を配信して、これからの時代の多様な旅を提案します。

甲信越はそのほとんどが海を持たない地方ですから食文化は山の恵みが中心でした。山梨のほうとう、信州の蕎麦など地元に根付いた美味しいものがたくさんあります。

新潟県は米どころであるばかりでなく、海の幸にも恵まれ食文化にも違いが見られます。

*編集部追記
2015年6月公開の記事に、新たに追加しました。

 

甲信越地方の食事事情

photo by pixta

海のない県が多い甲信越地方は、ほうとうや蕎麦など、山の幸を使ったグルメを楽しみたい場所です。私は長野を訪れたとき、全国的にも有名な信州蕎麦に挑戦してみました。

長野県はそばの収穫量が北海道に続く日本第二位で、なんと県内にあるそば屋の数は日本一と言われているそう!思い出してみると、確かに長野にはかなりお蕎麦屋さんが多かった気がします。

信州蕎麦は新鮮でモチモチとしており、上品でほんのりとした甘みがあります。有名なお蕎麦屋さんは平均1時間~2時間待つこともあるそう。また安曇野地方発祥と言われるおやきも、素朴な味でおいしかったです。

 

ベストフード

makoさん(@sou32mako)がシェアした投稿 – 2017 10月 27 2:10午前 PDT

私がおすすめするベストフードは、やはり信州蕎麦です。「うまい蕎麦は信州にあり」という格言があるほど有名な信州のお蕎麦。

長野県は夏冬の気温差が激しく、霧が発生しやすい特殊な山の気候により良質なそばがとれると評判で、一度食べたら病みつきになるほどおいしいです!それぐらいおいしい信州蕎麦、ベストフードとしてイチオシです!

 

甲州のほうとう

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photo by kawamura shin

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photo by skyseeker

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photo by odysseygate

「うまいもんだよ、カボチャのほうとう」と、人が何か上手くできた時に褒める甲州の決まり文句がありますが、ほうとうにはカボチャの甘みと味噌の旨みがよく合います。

ほうとう不動」、「小作」は山梨県内に店を展開していますので立ち寄るには便利ですし、勝沼の「皆吉」のほうとうも美味しいです。最近は甘いものが貴重ではなくなったせいか、カボチャを入れないほうとうも置いています。

 

信州の蕎麦

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photo by monoooki

山の多い長野県では美味しい蕎麦が栽培されます。それにきりっとした味のつゆを組み合わせるのが信州そばの醍醐味でしょう。東京の有名店もこのスタイルが多いですね。

戸隠の中社には美味しい蕎麦の店が並んでいますが、有名なのは「うずら家」、「そば茶屋極楽坊」、「そばの実」あたりでしょうか。山菜の天ぷらも楽しみの1つです。

小諸に本店のある「草笛」ではクルミだれで食べるそばが美味しく、長野駅の近くにも店があります。

松本では「女鳥羽そば」の評判がいいですし、木曽福島の「くるまや」ではこれぞ田舎蕎麦というような太くて香り高いそばが食べられます。

 

素朴なおやき

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photo by bryan…

おやきは北信、安曇野地方が発祥のようですが、今は県内あちらこちらで手軽なファーストフードとして食べられています。具は野沢菜漬けやナスの味噌炒めなど素朴なものです。

松本大学に近い「さかた菓子舗」はおやきの名店です。素朴な食べ物に名店というのも変ですが美味しいです。

 

馬刺しも名物です

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photo by Norio.NAKAYAMA

信州は熊本と並んで馬肉料理が盛んなところです。居酒屋でも普通に馬刺しがメニューにありますが松本にある「新三よし」は馬肉料理の専門店です。

 

柏崎では海の幸

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photo by uka0310

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photo by inazakira

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photo by inazakira

日本海に面した柏崎では海の幸が楽しめます。特に最近有名なのは鯛茶漬けです。店によって刺身だったり香り揚げだったりしますが、ご飯に鯛をのせて出汁をかけていただくもの。

いなほ」の鯛めし茶漬けは鯛めしの上に鯛の香り揚げといくらがのって出てきます。そのままいただいて、添えてある鯛のなめろうを楽しんで、最後は出汁をかけてお茶漬けにします。

季節によっては幻と言われている白エビの丼もいいですね。

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