ライター
清澤 一輝 クリエイター

学生時代にバックパックひとつで、世界を西回りにぐるりと一周。日本にいた頃は英語も喋れず、今まで”ひとり旅”もしたことがなく「世界一周」がはじめてのひとり旅。人生において1番大切なことは「行動」し、「経験」することだと信じている経験主義者。好きな飲み物はチャイ。

現在世界一周9カ国目ヨルダンにいます!KEIです。旅をしていて「カルチャーショック」…つまり日本との文化の違いに驚かされることは多々あります。“アジアのボス”と言われるインドを抜けヨルダンに来て、「もう大きなカルチャーショックはないだろう」と思っていた矢先、びっくりすることはまだまだありました!

驚かされるたびに、世界はまだまだ広いなぁと思わされます。今回は、僕がヨルダンに来てびっくらこいたことをお伝えしたいと思います!リアルタイムな世界一周はブログInstagramで更新中です!

 

ヨルダンのサイン/ジェスチャー

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photo by Kazuki Kiyosawa

ヨルダン(アラブ諸国)のジェスチャーには面白いものが2つあります!まず、こちらの世界的には「OKサイン」とされるものです。電話をしていて手が離せないときや、相手に確認するときについついしてしまいますよね。

しかし、ヨルダンでこのマークは「ぶっとばすぞ?」の意味!喧嘩を売っているマークです!むやみに「OKサイン」をしないように心がけましょう!しかし、ヨルダン人も映画などのメディアを通して、「OK」の意味は分かっているそうです。ただ、僕は不意にOKサインをしてしまい、定員さんに苦笑いされました。

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photo by Kazuki Kiyosawa

次に、ヨルダンで見かけるこのサイン!僕たち日本人は想像もつかないサインですね。なんと、このサインは「ちょっと待って」の意味。口で「ちょっと待って」という何倍もの攻撃力を持っていて、このマークを見せるだけで急かされることも、しつこくされることもありません。

人をしょっちゅう待たすアラブ諸国ではよく見かけるマークで、僕もクセになる程このマークを使用していました。

 

アラビア語から見える信仰心

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photo by Kazuki Kiyosawa

世界一周を西回りで進め、インドからヨルダンに入るとようやく「遠くまできたなぁ」と感じるでしょう。時差も日本と6時間差ですし、ここからムスリム(イスラム教徒)の国へと変わってきます。女性はヒジャブやニカーブといった黒い布で全身を覆い、豚を食べることもありません。

イスラム教徒は僕たち日本人からすると、特に異教徒の方々だと感じます。そんな中、はじめてのアラビア語の国ヨルダン。実はアラビア語、“宗教と共にある”感じが非常に面白いんです。

 

特に「Maybe(多分)」という不確かな未来を意味する言葉を「インシャアッラー」というのですが、日本語に訳すと「神のみぞ知る」や「神が選択する」という意味になるのです。「多分」と言っても、引いてくれないしつこい物売りやタクシードライバーも「インシャアッラー」の一言で「神様しかしらないならしょうがないか」という感じで納得するのです。

こういった言語から見えてくる信仰心は、無宗教である僕にとって、非常に大きなカルチャーショックでした。

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タクシードライバーの乗車拒否率

東南アジアを旅し、目にしない日はない「タクシー」。「トゥクトゥク」や「リキシャ」といった形状は変化しても、ドライバーのおっちゃんの声かけは変わりませんよね。しかし一歩、ユーラシア大陸と呼ばれる地域に足を踏み入れると、あれだけウザかった声かけが、なんだか懐かしくなってきます。

ライター
清澤 一輝 クリエイター

学生時代にバックパックひとつで、世界を西回りにぐるりと一周。日本にいた頃は英語も喋れず、今まで”ひとり旅”もしたことがなく「世界一周」がはじめてのひとり旅。人生において1番大切なことは「行動」し、「経験」することだと信じている経験主義者。好きな飲み物はチャイ。

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