その理由はなんと…ヨルダンのタクシーは運転手が行きたい方向でないと、乗せてくれないのです!なんだそのシステム!ヨルダンの乗車拒否の割合は60%以上でした!!今まで「1バーツ」でも「1ルピー」でも安くして「乗って乗って!」とせがんできたドライバーのおっちゃん達。
ここヨルダンでは、「俺の行きたい方向じゃないと行かねぇぜ?」とクールなドライバーばかりです。
ご飯にはヨーグルトを掛ける
photo by Kazuki Kiyosawa
ご縁があり、ヨルダン・アンマン滞在中に、ヨルダン人のお宅とスーダン人のお宅に、夕食を食べさせていただく機会がありました。そこで「マンサフ」というバターライスのようなご飯に骨つき肉とジャガイモが沢山入った伝統的な家庭料理を頂きました。
それに、デザートには大量のヨーグルト!お腹もペコペコで、ヨダレを垂らしていると…なんとデザートだと思っていたヨーグルトを熱々のご飯の上に掛けるではないですか!
photo by Kazuki Kiyosawa
スーダン人のお宅に関しては「あら、ヨーグルト切らしてるわ…ちょっとKEI、買ってきてくれる?」と、料理ができているのに買い物に行きました。それほど、ないと“物足りないもの”なんですね。いやぁ、世界は広いなぁ。
男性でも、膝上のショーツ(短パン)はNG!
photo by Kazuki Kiyosawa
街にいるムスリムの女性は、スカーフを巻き肌の露出を最低限のものにします。公共のバスなどに乗車していると、ムスリムの女性の隣に男性は座ろうとしません。他の女性と席を交換してまで、ルールをしっかりと守るのです。
ヨルダンは特に厳格な国だと感じました。郷に入って郷に従うタイプの僕。滅多なことがなければ、旅中に破天荒なことはしない僕でしたが、ひとつだけヨルダン人に注意されたことがありました。それは…ドレスコード、服装です!
今年は4月から11月の頭まで、夏が続いている僕の旅のスタイルは「半袖・短パン」。モスクや教会やお寺に入るときには、気を使っていましたが、まさかの日常生活でも気を使わねばいけないとは…。イスラム圏に行く際、女性はもちろんのこと、男性も注意が必要です!
まとめ
photo by Kazuki Kiyosawa
「文化や習慣の違いを感じること」…これも旅をより魅力的にするスパイスだと感じます。
異郷/異教/異境というアウェイに触れることで、僕らがもともといたホームを理解することが出来るのです。この価値観や信じているものが違いに触れるということは、自分の人生にとって非常に良い経験だと感じます。
ただ自分はアウェイの身、この場所に“いれさせてもらっている”という敬意を忘れずに、郷に入って郷に従い、楽しい異文化とのコミュニケーションを図ってみてください。