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こんにちは、旅を広める会社である株式会社TABIPPOが運営をしている「旅」の総合WEBメディアです。世界一周のひとり旅を経験した旅好きなメンバーが、世界中を旅する魅力を伝えたいという想いで設立しました。旅人たちが実際に旅した体験をベースに1つずつ記事を配信して、これからの時代の多様な旅を提案します。

思いついたら後は走り出すのみで、カオサン近くで日本人向けの旅行代理店を経営している人に協力してもらった。そのおかげで、拠点となる会場が決まった。

ふうっとこれで、一安心。まだまだやることはたくさんあるけれど、一旦帰国。仲間との打ち合わせが続く。

日本や世界中で、こんな祭りあるよって広めてくれた、これまでの旅で出会った仲間たち。もう、人を散々巻き込んでしまっているという現状。やれませんでした、じゃすまない。いい感じのプレッシャー。

(でも、大変だけど、楽しいな。大人になっても、一つのことに夢中になっていくことあるんだな)。

 

再び現地入りしてからは、日本語を勉強しているタイの学生に声をかけたり、バンコクのラジオに出演したり、雑誌にのせてもらったり。

毎日浴衣を着て、うちわを配って宣伝。日に日に「MATSURIKA」って言葉を覚えてくれた人も出てきた。

タクシーのおっちゃんが陽気に声をかけてくれる。この1ヵ月、客引きに何を言われても「MATSURIKA~!」って受け答えしていたら、ついにタイ人のおっちゃんも「MATSURIKA~!」としか言わなくなった(笑)。

 

国籍も年齢も何も関係ない乾杯

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ついに迎えた当日。

祭りの開幕は、書道パフォーマンスから。 大音量の三線の音楽とともに、「祭華」と巨大紙に描くことから始まった。美容師や着付師の友達たちに参加してもらい、来場してくれた海外の人には浴衣を着付けしてあげる。

司会はタイ語、日本語、英語を巧みに話せるスペシャルレディ。 3ヵ国語で見事に進められていく。

ライブペイントは、みんなでつくる手形のアート。思惑通り、みんなが自由すぎるほど、好きな色で、好きな場所に、思い思いに押した手形で埋め尽くされたキャンバス。

三線、ウクレレ、音楽に合わせてどんどん街は盛り上がり、国籍も年齢も性別も問わず、みんなが乾杯していった。

 

大人って、世界って、 ヒトって楽しい!

「ミスマツリカ」と銘打って、世界中の旅人が集うカオサンロードだからできる、美女対決。

いろんな国の美女をくどき、会場に集わせ、浴衣を着てもらってヘアメイクをして登場。会場のみんなで「ミスマツリカ」を決める。これぞ世界規模。会場は沸き上がり、一つになっていく。

そして忘れるわけがない、メインイベントである阿波踊り。 やっぱり踊りは世界共通で、会場の前から始まった阿波踊りのパレードは、どんどんカオサンを巻き込んでいった。

太鼓ではなくジャンベ。鐘ではなく鉄のフライパンと鉄の棒で音頭をとる。あとは踊り子たちのかけ声だ。

いろんな国の人を仲間に引き入れて、踊りながら盛り上がる。忘れられないあの情景。 路上で呑んでいる人から、店で呑んでいる人から、屋台を営む現地の人から歓声が起こる。

しまいにはみんな立ち上がって、近づいて、手を上げて、踊った。ヘトヘトになるまで声を出して、踊って、みんなで笑って、乾杯した。もう、胸が、いっぱいいっぱいだった。

(大人って楽しい。世界って楽しい。ヒトって楽しい!)

 

祭りが終わって、一通りお客さんが会場から引いたあと、アメリカ人のカップルがあたしのもとに戻ってきてこう言った。

「今日は君のおかげで最高の一日だったよ! 日本も日本人も大好きになった! 本当に楽しい一日をありがとう!」。

お礼にと、1本のバラをプレゼントしてくれた。カオサンで子どもが道売りしているバラ。

いっぱいいっぱいだった気持ちがあふれてきて、思わず涙を流した。

パレードに参加したのは1,000人以上。日本からも100人以上の人が現地にかけつけてくれた。中には世界一周をやめてMATSURIKAに来てくれた人もいた。嬉しかった。

 

思いつきは、最強

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素人の思いつきから始まった、無謀なだけのこの企画。なのに、たくさんの人が協力してくれて、動いてくれて、支えてくれた。

成功だったか、失敗だったかなんてわからないけれど、海外でお祭りをやるなんて、自分にとっては人生で一番大きなことだった。

思いつきは、最強。

それがきっと、あたしが旅から学んだこと。MATSURIKA が教えてくれたこと。

 

大事な人生の1日を、食いつぶしてしまわないように

MATSURIKAを終えて、あたしは日本に帰ってきた。そして28歳になった今年、渋谷区に飲食店をオープンした。

その名も「ネギッチン negi negi」。名前のまんま、すべての料理に葱が入っている呑み屋さん。

「なんでまた葱屋さん?」。よく聞かれる。答えはいたってシンプル。

「好きだから」。

 

でもね、本当は理由なんて特にないんだ。理由のない始まりでいいとさえ思うんだ。

踏み出すことっていつも怖いし、言い訳だってしたくなる。 「馬鹿じゃないの?」「現実みたら?」。

人と違うことをすれば、そんな言葉が平気で私の心を突き刺す。でも、あたしはこうも思う。

(自分が動く楽しさも怖さも知らないで、毎日を過ごしているなんて、大事な人生の一日一日をただ食いつぶしているだけだ)。

思いつきから人と人がつながっていくなんて素敵。そんな場所をつくることが仕事になっている。

一歩踏み出したら、そこから自分のやりたいことや見たい景色が見えてくる。旅はそれを感じられる。だからまずは動いてみなきゃ。たった一つの思いつきが、こんなにも人生を前に進めてくれるんだから。

 

旅がしたい!けど踏み出せない。そんなすべての女の子へ

いかがでしたか?

今回の女子一人旅ストーリーを掲載している書籍では、ほか13名の感動ストーリーを彼女たちが実際に撮ってきた世界中の素敵な写真と共に、彼女たちの思いに浸ることができます。

初めての一人旅には欠かせない情報が詰まった旅のしおりページも、雑誌のようにオシャレで、実用的です。

 

女の子なら誰もが胸がきゅんっとしてしまうような感動ストーリーと世界中の写真を、あなたも是非手にとって読んでみてはいかがでしょうか。

そして、あなたも旅に一歩踏み出してみませんか?

 

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女子旅_07

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