関西地方は、江戸に幕府が開かれるまで、ずーっと日本の中心でした。
だから、関西には多くの文化遺産が遺されています。その多くの遺産の中でも、特に価値の高いものが、Unescoが認定する『世界遺産』として登録されているのです。
関西の世界遺産は、どれも深い歴史や日本独自の文化を感じさせるものばかり!
今回は、多くの世界遺産の中でも特に歴史的、文化的に特色あふれる遺産をご紹介します。
清水寺 京都府
※参道も素敵
photo by sasakitakuma
清水寺は778年に創建されたとても歴史のある寺院です。とても規模が大きいことで知られ、音羽の滝や三重塔、仁王門などなどたくさんの見どころがあります。
しかし、最高の見どころはなんといっても「清水の舞台」。
高さ12メートルから見下ろす景色も、下から舞台を見上げても絶景。いろいろな角度から清水の舞台をたのしんではいかがでしょうか。
比叡山延暦寺 滋賀県
比叡山延暦寺は、伝教大使最澄によって創建されました。
比叡山からは数多くの素晴らしい僧侶が輩出され、数多くの宗派を生み出しました。現在では、宗派を超えて日本仏教の代表的な聖地として広く知られています。
境内は東塔、西塔、横川(よかわ)の三つのエリアに分かれており、それぞれにたくさんの見どころがあります。
高野山 和歌山県
高野山は上記した、比叡山と並んで称される日本仏教の聖地です。弘法大師空海が修行した場所として知られています。