ライター
Yuki 海外旅行課に配属 / 35ヵ国以上訪問

旅が好きで旅行会社に入り、それまで国内派だったのに海外旅行課に配属され海外にハマる。 会社に入るまで2ヵ国しか行った事がなかったのに、いつの間にか35ヵ国以上訪れる事に。もちろん並行して国内旅行もかかさずに。 一生旅を楽しみ生きていければ幸せだと思っています。

ハワイ諸島の一番北にあるカウアイ島は別名ガーデン・アイランドと呼ばれ、手つかずの自然が残る緑豊かな島です。ワイメア峡谷、シダの洞窟、ナ・パリ・コーストなど大自然を満喫するスポットがたくさんあります。

今回はカウアイ島の魅力について紹介していきます。

*編集部追記
2017年7月公開の記事に、「365日ハワイ一周絶景の旅」の内容を追加しました(2018/6/5)

 

概要・特徴

カウアイ島の直径は約50平方キロメートルとハワイ諸島の主要4島(カウアイ島、オアフ島、ハワイ島、マウイ島)の中ではオアフ島とあまり変わりませんが、一番小さい面積です。政治・経済の中心地はリフエ。島の玄関口であるリフエ空港もあります。

 

歴史

ハワイ最古の島と言われるカウアイ島。1778年にキャプテン・クックの愛称で知られるジェームズ・クックが、ヨーロッパ人で初めてカウアイ島のワイメアに上陸しました。その後、1795年にはカメハメハ一世によってハワイ諸島が統一されました。

産業面では18世紀頃、主要な産業はサトウキビでしたが、19世紀に入りコーヒー産業が盛んになりました。今ではアメリカで栽培されているコーヒーの大半がカウアイ島で生産されています。

 

代表的なグルメ

カウアイ・コーヒー

カウアイ島はアメリカ最大のコーヒー産地です。輸入したコーヒー豆をブレンドせずに、100%ハワイアンコーヒーという品質が保証されたコーヒーが手に入ります。

カウアイ島に訪れたのならカウアイ島のコーヒーは必ずお土産に購入したいものです。

 

ポキ(ポケ)

photo by pixta

ハワイ語で「切り身」を意味するハワイアン料理。魚の切り身を醤油や塩などの調味料や、ねぎ・玉ねぎなどの香味野菜を混ぜて食べます。

よく食べられるのがマグロを使うアヒ・ポケ。ほかにもカツオを使うアク・ポケや、タコを使うタコ・ポケなどがあります。日本人の口に合って美味しいですよ。

 

成田からのアクセス

カウアイ島へは成田空港のみならず日本からは直行便が出ていないので、オアフ島のホノルル空港で乗り継ぎになります。ホノルル空港からカウアイ島のリフエ空港までは飛行機での移動となり、所要時間は約35分です。

2017年現在、ホノルル空港からリフエ空港へはハワイアン航空とアイランドエアーが就航しています。

 

まだ誰も知らないハワイを探しに行こう

この記事では、TABIPPOのモノづくりブランド「PAS-POL」より発売された「365日ハワイ一周絶景の旅」のスポットを抜粋しています。

「こんな景色がハワイにあったんだ」
「次はどこに行こうかな」
それぞれの島が異なる表情を見せてくれる楽園、ハワイ。

何度訪れても知り尽くすことができないその本当の姿を伝えたくて。
ハワイ各地から365ヵ所の絶景を集めた、一冊の本をつくりました。

 

おすすめ観光スポット

シダの洞窟

photo by ハワイ州観光局

ワイルア川から船で渡る以外には上陸できないシダの洞窟。垂れ下がるシダが洞窟を覆い尽くす光景は、まさに神秘的。それもそのはず、ここはかつてハワイの王族たちが結婚式を行っていた、とても神聖な場所だ。

恋愛や縁結びにご利益があることでも有名で、カップルで訪れると永遠の愛が約束されるとか。当時王族たちが感じていたスピリットを、大切な人と分かち合いたい。

■詳細情報
・名称:シダの洞窟
・住所:174 Wailua Road Kapaa, HI 96746
・アクセス:リフエから車で15分。洞窟に行くにはボートツアー参加が必須

 

スパウティング ホーン

photo by ハワイ州観光局

ラワイ ロードの西端に位置する潮吹き岩。冷えて固まった溶岩の穴に流れ込んだ海水が、ゴォーという大きな音とともに勢いよく吹き上がる様子を観察できる。数分間隔で潮が吹き上がり、高さ20mに及ぶことも。

その大きな音は魔物の叫び声で、吹き上がる潮は魔物の吐息だとの言い伝えもあるのだとか。ドライブの休憩を兼ねて、自然の力を感じてみては?

■詳細情報
・名称:スパウティング ホーン
・住所:Spouting Horn Park, Lawai Rd., Koloa
・アクセス:リフエから車で30分
・営業時間:見学自由
・定休日:見学自由
・料金:無料
・公式サイトURL:http://int.gohawaii.com/jp/kauai/regions-neighborhoods/south-shore/spouting-horn/

 

ワイメア渓谷

photo by ハワイ州観光局

「太平洋のグランドキャニオン」ともいわれるワイメア渓谷は、カウアイ島観光のハイライトの一つ。むき出しになった赤茶色の岩肌が遠くまで続く光景は、本家にも負けず劣らずの迫力だ。

深い緑に囲まれた大自然の渓谷を見下ろせば、生きている星、地球に住んでいることを体全体で感じることができるだろう。雨上がりには渓谷にかかる虹に出会えるかもしれない。

■詳細情報
・名称:ワイメア渓谷
・住所:Waimea Canyon Dr, Waimea
・アクセス:リフエ空港から車で1時間20分
・営業時間:日が落ちる前まで
・定休日:年中無休
・電話番号:+1 808-274-3444
・料金:無料
・公式サイトURL:http://dlnr.hawaii.gov/dsp/parks/kauai/waimea-canyon-state-park/

 

オパエカア フォールズ

photo by Marisa Estivill/Shutterstock.com

同じワイルア川流域のワイルアフォールズと比較すると小さく、また展望台からの距離も遠いが、二股に分かれる水とそれを包みこむような鮮やかな緑の熱帯林はなんとも美しい。

「庭園の島」と呼ばれるカウアイ島を象徴するような景色だ。往年の洋画「ドノバン珊瑚礁」にも登場しているので、映画を見てから本物を見てみては。

■詳細情報
・名称:オパエカア フォールズ
・住所:Kuamoo Rd., Kapaa
・アクセス:リフエから車で15分
・営業時間:見学自由
・定休日:見学自由
・料金:無料

 

ナパリ コースト

photo by Jo Ann Snover/Shutterstock.com

まるで人を寄せつけないかのような、そそり立つ1,000m級の断崖と裾野に広がる青い海。そんな険しい自然環境だからこそ、ナパリ コーストは人々を惹きつけるのだろう。

500万年をかけて形作られた断崖群、カテドラル クリフを見るには、空から、あるいは船に乗って海の上から。ボートでの上陸は夏に限られている。この荘厳な絶景、秘境海岸と呼ばれるのにも納得だ。

■詳細情報
・名称:ナパリ コースト
・住所:Northwest shore
・アクセス:ナパリ コーストの全景を見るには船かヘリコプターツアーから。トレッキングは中級者以上向け
・公式サイトURL:http://dlnr.hawaii.gov/dsp/parks/kauai/napali-coast-state-wilderness-park/

 

ワイルア川

photo by Sekar B/Shutterstock.com

ハワイに数ある川のなかで、唯一船が通れるワイルア川。全長32km。大きく蛇行を繰り返しワイルアベイへと流れる川の上では、遊覧船はもちろん、カヤックやボートなどアクティビティが体験できる。

また、流域はポリネシアからハワイに渡った人々が初めて住み着いた場所で、ハワイ文化発祥の地といわれている。その証拠に、7つのヘイアウ(神殿)跡が残されている。太古からの自然と文化をめぐり、長い歴史に思いを馳せたい。

■詳細情報
・名称:ワイルア川
・住所:Wailua River State Park, Kapa`a
・アクセス:リフエから車で15分。カヤックなどのアクティビティはツアー参加を

 

ルマハイ ビーチ

photo by Steve Heap/Shutterstock.com

カウアイ島のノースショアにあるルマハイビーチ。クヒオハイウェイから続く急な坂を下っていくと出現するのはブルーの海だ。

ビーチにはごつごつとした溶岩石の崖があり、上に登って写真を撮る人もいるが、危険なので気をつけて。潮の流れが速く、大きな波が打ち寄せることもあるため遊泳は禁止。海を楽しむのは、砂浜からだけにとどめておこう。

■詳細情報
・名称:ルマハイ ビーチ
・住所:North Shore
・アクセス:リフエから車で1時間

 

ハナペペ渓谷展望台

photo by dirkr/Shutterstock.com

古代ハワイアンがタロイモ畑を開墾し、今もなお少数の人々が伝統的な暮らしを続けるハナペペ渓谷。展望台からは、むき出しの赤土の断層とそこに茂る緑に囲まれた渓谷を一望できる。

その雄大な光景は、映画「ジュラシック・パーク」のロケ地にも選ばれた。晴れた日には、カウアイ島で最も標高の高いカワイキイ山まで見通すことができる。

■詳細情報
・名称:ハナペペ渓谷展望台
・住所:Kaumualii Hwy, Kalaheo
・アクセス:リフエから車で25分
・営業時間:見学自由
・定休日:見学自由
・料金:無料

 

アニニ ビーチ

photo by G-ZStudio/Shutterstock.com

まるでシークレットビーチかのように人影が少なく穏やかなアニニ ビーチは、どこまでも浅瀬が続き波が穏やかという好条件が揃った理想的なビーチ。

ハリソンフォード主演のハリウッド映画「6デイズ/7ナイツ」の舞台にもなったこのビーチの魅力は、何といってもサンライズを見るのに絶好のロケーションということ。住宅街を抜けると現れる美しい砂浜ビーチでとっておきの時間をひとり占めしよう。

■詳細情報
・名称:アニニ ビーチ
・住所:Anini Rd, Kilauea
・アクセス:リフエから車で50分
・営業時間:自由
・定休日:自由
・料金:無料

 

カララウ展望台

photo by ハワイ州観光局

深く切り立った渓谷が海へ向かって扇形に開かれた、カウアイ島随一のビューポイント。車で訪れることができるので、体力に自信がなくても心配は無用。

展望台に立てば、空、海、山、森、全ての自然に包まれるような気持ちになる。標高は1,200m。天気が変わりやすい場所のため、比較的気候が安定している午前中がおすすめ。

■詳細情報
・名称:カララウ展望台(Kalalau Lookout)
・住所:Kokee Rd, Kapaa
・アクセス:リフエから車で1時間半
・営業時間:見学自由
・定休日:見学自
・料金:無料
・参考サイトURL:http://www.kauai.com/kalalau-lookout

ライター
Yuki 海外旅行課に配属 / 35ヵ国以上訪問

旅が好きで旅行会社に入り、それまで国内派だったのに海外旅行課に配属され海外にハマる。 会社に入るまで2ヵ国しか行った事がなかったのに、いつの間にか35ヵ国以上訪れる事に。もちろん並行して国内旅行もかかさずに。 一生旅を楽しみ生きていければ幸せだと思っています。

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