2400年以上の歴史を持つとされ、川越の縁結び神社として有名な「川越氷川神社」。夏は境内に2000個以上の縁結び風鈴が並び、チリンと爽やかな音を奏でる人気の神社です。夕暮れには「恋あかり」という良縁祈願祭も行われています。
今回は、そんな綺麗な風鈴を一目見ようと日本人のみならず海外の方も多く訪れる氷川神社の魅力をご紹介します。
見出し
川越氷川神社へのアクセス
川越氷川神社へは、東武東上線の川越駅または本川越駅から東武バスを利用し、上尾駅西口行き(埼玉医大経由)に乗って「宮下町」で降りましょう。すぐに大きな鳥居が目につきます。
もしくは、本川越駅から徒歩で一番街・蔵造りの町並みなどの主要観光スポットを巡りつつ向かうのもおすすめです。25分ほど歩けば到着できます。1日乗り放題の小江戸巡回バスでも停留所があるので、そちらを利用するのもいいでしょう。
川越氷川神社の歴史・概要
川越氷川神社は、1500年前の古墳時代に創建された「結びの神様」が祀られている神社です。二組の夫婦と家族の神様が祀られていることから縁結びにご利益があり、結婚式やお宮参りを行う人も多いです。
縁結びとはいっても恋愛だけでなく、仕事や人生など「良縁を結ぶ」という意味ではどなたでも参拝しやすいです。季節の祭事によって雰囲気がガラリと変わるのも魅力的。
とくに夏の時期には2000個もの風鈴が展示される「縁むすび風鈴」や、ぼんぼりを持って川越の夏の宵を楽しむ「恋あかり」の良縁祈願祭が開催されるので、おすすめです。
夏は縁結び風鈴の音色に癒される
古くから日本では「風が人の想いをはこんでくれる」と信じられてきました。川越氷川神社では夏の時期になると一つ一つ手作りの江戸風鈴が神社中に飾られ、風情を感じる音色を奏でています。
多くの人の想いをのせて涼やかな音色を奏でる風鈴の姿は美しく、色とりどりに染められてキラキラと輝く様子は、猛暑の夏でも爽やかさを感じさせてくれます。
ぜひ、木の短冊に想いを綴ってみてください。きっと、チリンという音とともに、風があなたの想いを運んでくれるでしょう。