14:00 蔵造りの町並みをお散歩
お腹を満たしたら、「小江戸川越」と呼ばれる理由である一番街・蔵造りの町並みを散策しましょう!彼氏と着物デートをしたり、友達とみんなで着物で散策するのは気分も上がります。写真映えも狙えるので、挑戦してみるのもいいかもしれません。
ちなみに蔵造りは火事などの際に隣家に火が移るのを防ぐための耐火建築で、江戸時代に採用された建築様式です。
蔵造りの町並みを歩いていると、ゴーンと鐘の音が聞こえてくるときがあります。町のシンボルでもある「時の鐘」は、毎日午前6時・正午・午後3時・午後6時に時刻を鐘の音で知らせてくれます。
環境省の「残したい“日本の音風景100選”」にも認定されています。
少し歩き疲れたら、時の鐘の近くにある「スターバックスコーヒー川越鐘つき通り店」で休憩しましょう。
見た目が木造建築で珍しいですが、もっと珍しいのは店内に日本庭園があるんです!店内の壁は江戸黒漆喰で施され、純和風の落ち着いた空間に癒されます。
ほかにも一本路地を行けばタイムスリップしたかのような古き良き日本の景色に出会うことができます。
また、川越まつりの歴史や等身大の山車を鑑賞できる「川越まつり会館」(入場料一般300円)を訪れるのも、川越という町への理解が深まるのでおすすめです。お祭囃子の映像を見ることもできます。
菓匠右門(かしょううもん)時の鐘店では、ここでしか食べられない「川越恋ソフト」(350円)が販売されています。ちょっとしたおやつに最適です。
・名称:一番街・蔵造りの町並み
・住所:〒350-0065 埼玉県川越市仲町
・地図:
・アクセス:西武新宿線「本川越駅」下車、東武バス「一番街」下車すぐ
・電話番号:049-222-5556(川越市川越駅観光案内所)
・公式サイトURL:http://www.pref.saitama.lg.jp/chokotabi-saitama/spot/sp60.html
16:00 菓子屋横丁
最後は、菓子屋横丁で好きなお菓子を買い占めましょう!昔懐かしい駄菓子屋やパン屋など食べ歩きを楽しめるお店が20軒ほど石畳の道に並んでいます。
菓子屋横丁の歴史は明治時代までさかのぼり、鈴木藤左衛門(すずき とうざえもん)という人物が江戸時代に生きた人たち好みの菓子を作り出したことから始まったと言われています。
All photo by Tomomi Kita
駄菓子屋や飴専門店、レモネード専門店、菓匠右門の支店やパン屋、煎餅屋などよりどりみどりの道にどこで何を買おうか迷ってしまうほど。
筆者のおすすめは、石川県金沢発祥のレモネード専門店「LEMONADE by lemonica」で喉を潤すことです。20種類以上のレモネードを取り扱っており、歩き疲れた体に爽やかな味が沁みます。
ほかにも期待を裏切らないお店ばかりなので、ぜひ実際に訪れてその味を確かめてみてくださいね。
・名称:菓子屋横丁
・住所:〒350-0062 埼玉県川越市元町2丁目7
・地図:
・アクセス:東武東上線川越駅または本川越駅からバスで東武バス神明町車庫行き、ほか蔵のまち経由「札の辻」下車徒歩3分
・電話番号:049-227-8233
・公式サイトURL:https://www.city.kawagoe.saitama.jp/
川越観光が気に入ったら、リピートもあり!
今回は初めて川越を訪れる方に向けてモデルコースをご紹介しましたが、正直なところ川越は一度きりではなく、リピートすればするほど味が出てくる「するめ」のような町です!
実際に筆者も取材に行った一ヶ月後に友人を連れて再来しましたが、以前は見つけられなかった新しいお店を見つけたりして、開拓しがいがある町だなという印象を受けました。美味しい鰻屋さんもたくさんあるので、ぜひ何度でも散策してみてくださいね!