ケニアと言えば、ライオンやゾウなどの野生動物たちを間近に見ることのできるサファリツアーが人気です。アフリカの中でもケニアは観光資源が多く、旅行がしやすい国です。
サファリの他にも、フラミンゴで有名なナクル湖があるググレート・リフト・バレー湖沼地域をはじめとした6つの世界遺産があります。写真と共に解説を掲載しますので、ケニアへの旅行を考えている方の参考になれば嬉しいです。
ケニア山国立公園/自然林
ケニア山の動植物の保護を目的に指定された国立公園で、森林地帯、高原湖、氷河、万年雪と多彩な自然環境を有しています。標高の低いところにはコロブス、ケープバッファロー、高いところにはゾウなどが生息しています。植物ではアフリカの固有種ジャイアントセネシオが自生しています。1997年に世界自然遺産に登録されました。
モンバサのジーザス砦
1593年、ポルトガルによって築かれた砦です。インド洋交易の拠点となっていたモンバサに築かれた砦は、その後奴隷の牢屋や政府の監獄など、時代によって違う使われ方をしました。現在は博物館となっており、交易品やポルトガルの沈没船などが展示されており、地下には武器庫の跡もあります。2011年、世界文化遺産に登録されました。