The Hive
キューガーデンで見逃せないのがここ、ザ・ハイブ。体験型アトラクション兼アートという、一見とても不思議な建物ですが、実はとても奥の深いアート作品なんです。
ハイブとは「蜂の巣」を意味しており、蜂の生活を探求しようという想いから造られたこの作品。複雑に入り組んだ見た目をしているのは、蜂の巣を表現するためのものだったんですね。
17万個のアルミニウム部品と1000個のLEDライトで構成されており、そのユニークな見た目に、キューガーデンに訪れた誰もが思わず足を止めてしまいます。
園内に生息するミツバチの振動に応じて1000個のLEDライトが光るようになっており、ハイブに一歩足を踏み入れると、本当に自分が蜂の巣に入っているかのようなとても不思議な感覚に陥ります。ぜひ、蜂になった気分で空を見上げてみてはいかがでしょうか。
Lake and Sackler Crossing
2006年に設置されたサッカークロッシングと呼ばれる長い橋。あまりに広大すぎるキューガーデンの敷地内には、来訪客が訪れづらいエリアがいくつかありましたが、この橋ができたおかげで、どのエリアにも訪れやすくなりました。
湖には気持ちよさそうに泳ぐカモや白鳥をはじめ、普段あまり目にすることのできない珍しい鳥類の姿も。のんびりと辺りを見渡して、橋から見える景色を堪能しながら渡ってみてください。
Treetop Walkway
キューガーデンに来たらぜひ足を運びたいのがここ、空中の散歩道、ツリートップウォークウェイ。18メートルの高さから、鳥の目線で園内の景色を楽しむことができる人気のスポットです。
散歩道の周りには木々が立ち並び、鳥や昆虫も間近で観察をすることができます。空中散歩を楽しんでみてください。
敷地内にあるイギリスの伝統スイーツ店Newens | The Original Maids of Honour
キューガーデンでは広大な敷地を利用してピクニックを楽しむ人で溢れています。もちろん持ち込みも自由なので、お好きな食事やスイーツをテイクアウトしてから入園するのもいいですよね。
そこで、筆者がおすすめの老舗ティールームカフェ「Newens | The Original Maids of Honour」をご紹介します。
キューガーデンから徒歩5分の場所に位置する「Newens | The Original Maids of Honour」。イギリスの伝統お菓子であるメイズオブオナー・タルトの元祖と言われている有名店です。
店内には、ここでしか食べることのできない、昔ながらのオリジナルレシピで作られたイギリスの伝統菓子や、キッシュ、パイなどのイギリス料理が豊富に揃っています。
このお店を目当てにキューガーデンを訪れる人も多いほど、古くから地元の人に愛されるまさに老舗のティールームカフェです。
元祖と言われるメイズオブオナー・タルトはもちろん、イギリスで最もおいしいと評されるスコーンもおすすめです。ぜひキューガーデンに訪れる前に立ち寄って、お好みのスイーツをテイクアウトしてみてください。
・名称:Newens | The Original Maids of Honour
・住所:288 Kew Rd, Richmond TW9 3DU
・地図:
・アクセス:キューガーデンより徒歩5分
・営業時間:8時30分~18時
・電話番号:+442089402752
・オススメの時期:年中
・公式サイトURL:https://theoriginalmaidsofhonour.co.uk/
ロンドンの冬の風物詩!クリスマスアットキューも必見
キューガーデンでは、毎年冬のクリスマスシーズンになると、「Christmas at Kew」というイルミネーションが開催されます。
園内全体がきらびやかなイルミネーションで装飾され、普段のキューガーデンの雰囲気とは一味違う、幻想的な姿に大変身。ロンドンの冬の風物詩とも言われています。
ロンドンの人々が毎年楽しみにしているイベントなので、チケットは争奪戦。早めに予定を立ててチケットを取ることをおすすめします。
お土産物屋さんで思い出に残るアイテムを手に入れよう
キューガーデンにはお土産物屋さんも併設されており、オリジナリティの溢れる商品がたくさん並んでいます。
ここでしか手に入らない、キューガーデンならではのアイテムはお土産に喜ばれること間違いなし。自分の思い出としてもぴったりです。記念に残るアイテムを手に入れちゃいましょう。
季節の花々とともに春の訪れを感じて
季節の花々が咲き誇り、どの時期に訪れても楽しませてくれるキューガーデン。何度訪れても新鮮な気持ちで見て周ることのできる魅力たっぷりのスポットです。ロンドン在住の方の中には、思うように外出ができずフラストレーションが溜まっている方も多いでしょう。美しく咲き誇る花々に囲まれて、束の間の癒やしの時間を満喫してみてはいかがでしょうか。
All photos by kana kawahata